屋上通気管のGRC製ベントキャップRハット

概要

ニチアスセムクリートと共同で、マンションの住戸から屋上に突出する通気管の屋上端部の防水を保護する新型乾式通気管キャップ(商品名:『Rハット』)を共同開発・商品化しました。『Rハット』は、強度や耐久性に優れたGRC(ガラス繊維補強セメント)を採用した小型・軽量の通気管キャップで、従来の乾式工法と比較してコストダウン、湿式工法と比較して施工省力化を可能にします。

採用メリット

工事時のメリット

コストダウン
従来の乾式工法と比較して、コストを約30%削減することができます。(当社調べ)
高い品質
高い品質を確保する工場生産品です。「Rハット」は接地面に隙間を設けており、屋上排水のための水勾配も容易に確保できます。
省力化と高い作業性、メンテナンスが容易
片手で運べる重量(1体は約11kg)で、「Rハット」用に開発した接続金物(ジョイントキット)の採用で通気管への着脱は非常に簡単です。このため排水立て管内の点検と清掃も容易です。
目立たずスッキリ
シンプルでコンパクトな形状とデザインで、スッキリとした屋上景観にします。

採用実績

2004年より4万台以上の採用実績があります。(2016年10月現在)

開発の目的・背景

当社が設計・施工するマンションでは以前は鉄筋コンクリート造で通気管キャップを施工する湿式工法が中心でしたが、施工性に劣るためこれに替わる仕様・工法として標準採用しました。