直床工法における省エネ基準適合の施工課題を解決高流動床用湿式断熱材「タイガー断熱フローHC」

概要

断熱補強の床面に利用する材料として、新たに“高流動床用湿式断熱材”を開発しました。これは自己平滑性を持つセルフレベリング材を改良し、必要な断熱性能を付加した全く新しい断熱材です。

  • セルフレベリング材(SL材)とは
    コンクリートスラブ上に流し、自然拡散により平滑な仕上面をつくる石膏やセメントを用いた材料の総称です。

採用メリット

特徴として(1)省エネルギー化のための断熱性能 に加え、(2)材料を流し込むだけ という施工のしやすさや、(3)フローリングを張る下地としての十分な性能 を兼ね備えた材料です。

開発の目的・背景

省エネ法が改正され、2016年から新たな省エネ基準による性能表示制度がスタートしました。さらに今後、マンションを含めた住宅では2020年までにこの省エネ基準への適合が義務化される予定であり、これを先取りする案件がこれから増加していくだろうと予想されます。本製品は、この省エネ基準の要件に適合し、且つ施工を合理化する商品として開発されました。