住宅実験棟
住まいを実感し、暮らしを豊かにする。
人が感じる心地よさや快適さも、日々の実験や検証の積み重ねによってつくり出すことができると考えます。
そんな住まいにおけるリアルな環境について研究するため、長谷工技術研究所では、実際のマンションを「住宅実験棟」として再現し、研究・開発にあたっています。
住戸内で音がどのように伝わるのか、配管はどのように劣化するのか、さらに太陽光発電など自然エネルギー利用や将来のリフォームに活用するアイデアなど。
常に実際の住まいと同じ環境で、暮らしに直結する技術を磨いています。
内外装に於ける住宅性能向上テクノロジー
- 可変性を向上させる内装システムの開発
- 耐久性と更新性を考慮した外装システムの開発
- 遮音、断熱、換気等の住宅性能を向上させる技術開発
- 利便性や快適性を向上させる商品開発
- 設備配管の更新、更生工法の開発
- 自然エネルギー利用への取り組み
- 内外装のリフォーム技術の開発
床衝撃音性能試験
マンションの内装仕様を再現した試験室において、下階に伝わる床衝撃音の性能検証を行います。
通風性能の検証
マンションの間取りや壁面開口を再現し、自然風を利用した通風性能に関する検証を行います。
音体感室
体感室では下階に伝わる床衝撃音や、隣戸からの生活騒音等を体感する事が可能です。
断熱効果の検証
新たな断熱工法の導入による、自然環境下における防露性能や省エネルギー効果に関する検証を行います。
内外装部材の施工検証
内装建材や外装部材の採用に際して、現場における施工性や精度に関する検証を行います。