プロが解決!住まいのSOS|マンションの高層階に住んでいます。地震後の在宅避難が推奨されているけれど、何から準備すればいいのかわかりません。 プロが解決!住まいのSOS|マンションの高層階に住んでいます。地震後の在宅避難が推奨されているけれど、何から準備すればいいのかわかりません。

マンションの高層階に住んでいます。地震後の在宅避難が推奨されているけれど、何から準備すればいいのかわかりません。 マンションの高層階に住んでいます。地震後の在宅避難が推奨されているけれど、何から準備すればいいのかわかりません。

住み慣れたマンションで避難生活したい 何をどれだけ備えればいいのかしら? 住み慣れたマンションで避難生活したい 何をどれだけ備えればいいのかしら?
SOS SOS
マンションの場合、地震後は在宅避難が推奨されているし、非常事態も家族と住み慣れた家で過ごせるのは良さそうだけど、在宅避難ならではの注意点や準備ってあるのかしら?
住まいスターさん、教えてください!! 住まいスターさん、教えてください!!
長谷工コミュニティ素敵生活営業部営業課 熊谷 彰大くまがい あきひろ

長谷工コミュニティ
素敵生活営業部営業課

熊谷 彰大くまがい あきひろ

多くの自治体などで耐震基準を満たしたマンションであれば在宅避難を推奨していますが、その理由は避難場所の分散化です。
在宅避難:
●大勢の避難所生活におけるデメリット(トイレ環境悪化、感染症のクラスター、プライバシーが守られないことによるストレスおよび心身の不調)を避ける
●家族やペットと住み慣れた環境で過ごせる(ストレスが軽くすむ)
などの点からすすめられています。
いつどこで起こるかわからないし、起こってもおかしくないのが大地震。日頃から在宅避難を可能にする条件を整え、いざというときに備えましょう。

長谷工コミュニティ素敵生活営業部営業課 熊谷 彰大くまがい あきひろ

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熊谷 彰大くまがい あきひろ

スムーズな在宅避難の
ポイントはコレです

「住める環境」「必要品」「安全」の確保

解決方法 解決方法

免震マンションなど、揺れを少なくする工夫が施された建物もありますが、一般的に高層階になるほど横の揺れは大きくなります。以下の備えで地震後も住める環境を確保しましょう。

  • 大きな家具や重い家電を固定する
  • 耐震ラッチ付きの食器棚の開き戸など食器飛散を防止する
  • 窓ガラスの飛散防止フィルムを貼る

大規模な被害で避難生活が長引く可能性や、高層階の場合、停電でエレベーターが使えず階段での行き来が容易ではない場合なども想定し、食料をはじめ必要品は1週間分を備蓄しましょう。

備えておくべき基本的なもの

  • 食料、飲料水
  • マスク、常備薬など衛生用品
  • カセットコンロ
  • 非常用トイレセット(排水管損傷や断水といった事態に対応)
  • ペット用品(飼っている場合)

ライトや消火器などの防災グッズもさることながら、「正確な情報」を適切に入手することが安全のカギ。停電時もスマホ充電ができるようモバイルバッテリーを用意してください。また、以下の情報にアンテナを張りましょう。

  • 管理会社からのマンションの状態の報告(点検結果、トイレ使用の可否など)
    ※水道の使用は給排水管の点検が済んでからにしましょう。
  • 管理組合の支援情報(携帯端末への充電設備の用意など)
    ※共用スペースに災害対策本部などを設けて支援や情報の拠点にする場合が多いです。
  • 大声などの呼びかけ(停電で火災報知器が鳴らない場合もあり、非常事態の知らせに留意)
  • 避難所での支援物資や救助活動の情報(在宅避難でも支援物資はもらいにいけます)

プラスアルファ・これも大切!

防災訓練への参加 防災訓練への参加

非常時ほど助け合いがものをいいます。日頃からマンション主催の防災イベントに参加したり、近隣の方とコミュニケーションを取ったりと、いざというときに助け合える関係性を作っているとスムーズです。また、管理組合で訓練時などにマンションに備わる防災備品を使えるようにしておくことも大切です。

通電火災の防止 通電火災の防止

地震時の火災で注意すべきは「通電火災」。停電から復旧したときに、地震でものが重なり合った所に電源が入ったままのストーブやアイロンなどが再通電して起こります。阪神淡路大震災の火災の約6割がこの通電火災でした。防止策として、避難所に向かうなど長期不在にする際は管理会社に連絡し、必ずブレーカーを落として出かけましょう。また、「感震ブレーカー」の使用も有効。お住まいの自治体によっては感震ブレーカー購入に補助金が出る場合もあるのでぜひ検討しましょう。
長谷工の感震ブレーカーはコチラ

長谷工コミュニティが災害時にサポートできること

いま暮らCafé~会員のみなさまの声~

長谷工コミュニティ素敵生活営業部営業課 熊谷 彰大くまがい あきひろ
長谷工グループは、有事の際には徒歩で駆け付けられる社員が最寄りの管理マンションに状況把握に向かうことになっており、そのための訓練を年に数回行なっています。また、マンションの損傷のあるなし、給排水管の状態など技術的な点検を行ない、住民の方に速やかに正しい情報を伝達する体制を整えています。さらに、全国に拠点があるため、被災していない遠隔地からの支援も可能。住民のみなさまの安全確保に、グループ一丸となってあたります。
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豆知識 豆知識
アイディア満載のSNSにも注目 防災アプリだけでなく、自治体からの情報が拾えるSNSなども要チェック。たとえば100万人超えのフォロワーがいる警視庁警備部災害対策課の「X」には、災害情報のみならず、少ない水での洗濯方法や、アナログな加湿器のアイディア、避難所で子どもが退屈したときにできるちょっとした遊びなど、暮らしに基づいた知恵がいろいろアップされています。
警視庁警備部災害対策課X
https://twitter.com/MPD_bousai (2024年3月現在)
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熊谷 彰大くまがい あきひろ
長谷工コミュニティ
素敵生活営業部営業課

熊谷 彰大 熊谷 彰大

2017年に長谷工スマイルコミュニティ(現長谷工コミュニティ)へ入社し、日々お客さまの専有部のお困りごとにお答えし住まいの環境改善のお手伝いをするスペシャリスト。
私生活では、学生時代の友人とキャンプやグランピング・テントサウナなどアウトドアを楽しんでいます。

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熊谷 彰大くまがい あきひろ
長谷工コミュニティ
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熊谷 彰大 熊谷 彰大

2017年に長谷工スマイルコミュニティ(現長谷工コミュニティ)へ入社し、日々お客さまの専有部のお困りごとにお答えし住まいの環境改善のお手伝いをするスペシャリスト。
私生活では、学生時代の友人とキャンプやグランピング・テントサウナなどアウトドアを楽しんでいます。