会員限定イベント JAL工場見学レポート ~SKY MUSEUM~
大人から子供まで楽しめる体験型ミュージアム「JAL工場見学 ~SKY MUSEUM~」へ会員さまをご招待いたしました。
前回も大好評をいただいた人気イベント「JAL工場見学~SKY MUSEUM~」。本物さながらの職業体験や、普段は入れない格納庫での機体見学など、盛りだくさんの内容を楽しんできました。
JAL工場見学 ~SKY MUSEUM~
日本航空が実施している工場見学ツアー。約100分間のコースは、「展示エリア」「航空教室」「格納庫見学」の3部で構成されています。ドラマで見たことがある整備現場や、本物の機体が目の前に!なかなか予約がとれないことで知られる、人気の見学イベントです。
貴重な史料や体験ブースを楽しめる、展示エリアからスタート!
当日朝、羽田空港近くの「新整備場」駅に集合した参加者のみなさま。さっそく施設へ移動し、まずは「展示エリア」の見学からスタート!
展示エリアには、歴代のCAの制服や航空機(1/50サイズ)などの貴重な史料が展示されているほか、乗務員や整備士といったJALのお仕事がわかる体験ブースがあります。精巧に再現されたコックピットに、子どもたちは興味津々です。
また制服体験エリアでは、 CAや機長の制服を着て記念撮影!みなさま、最初はちょっと恥ずかしそうにしていましたが、憧れの制服に腕を通すと、ノリノリで撮影を楽しんでいました。
飛行機の歴史と仕組みを楽しく学べる、航空教室
次は、飛行機にまつわるさまざまな知識を学べる航空教室へ。
元CAさんの経験を活かした説明は、どれも楽しくて興味深いものばかりでした。
例えば、 羽田空港の旅客数は世界第4位というお話では、「1位はどこだと思いますか?」という問いかけが。デトロイトかな?仁川かな?と、子どもも大人も解答にチャレンジ! 正解は、アメリカのハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港だそう。2位は北京首都国際空港、3位はドバイ国際空港とのことで、羽田は、こうした世界の大都市空港に次いで、忙しく働いている空港なんですね。
ほかにも、「飛行機の離着陸時のスピードは時速250~300キロで、新幹線とほぼ同じ」「飛んでいるときは時速900~1000キロ」という驚きのデータや、「なぜ飛行機は飛べるのか」というちょっと難しいお話にも、参加者のみなさまは真剣に聞き入っていました。
3つのチームに分かれて、いよいよ格納庫見学!
最後は、見学コースのハイライトともいえる格納庫見学。ここからは3つのグループに分かれ、広大な格納庫内のさまざまな見どころを回りました。「第1格納庫」では、高いフロアから全体を見下ろしながら整備の様子を見学。この格納庫の広さは、なんと東京ドーム1つ分!大きな飛行機を出し入れするために、格納庫内には柱がありません。
ここから、空港の景色が見える通路を通って「第2格納庫」へ降りると、巨大な飛行機がすぐ近くに!安全のためにヘルメットをかぶり、翼の裏など普段見ることのできないところまで見学します。説明を熱心に聞いていたみなさまからは、「ボーイング社製とエアバス社製の機体の見分け方は?」といった質問も。見分けるポイントは、翼のライトの点滅スピードで、早いほうがエアバス社製なのだそう。こういった専門的な話が聞けるのも、見学イベントならではですね!
現役の機体のほかに、日本初のジェット旅客機「富士号」の機首部分も見ることができました。「空の貴婦人」と呼ばれた優雅なフォルムが特長で、内部のラウンジは畳風のカーペットや障子を取り入れた和風のデザイン。当時は、フライト中に着物姿でのサービスもあったそうです。ビートルズが来日した際に乗っていた飛行機も、同タイプの機種だそう。そういった貴重なお話に、富士号や当時への思いを巡らせました。
こうして約100分間のコースを回り終え、充実のイベントは終了。参加者のみなさまからの、「すごかった!」「楽しかった!」「また来たい!」という感激の声が印象的でした。
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