マンションに越してきて3年。
クローゼットの収納がなかなか上手に使いこなせません。
毎日小さなストレスが溜まるばかり・・・。住まいスターさん、どうしたらいいか教えてください。
大手カーテンメーカーを経て、青山の輸入家具・雑貨のセレクトショップでインテリアコーディネーターとして勤務。
個人宅と建売住宅のコーディネートを行う中で、「見せるためのインテリア」と「実生活でキレイを維持できるインテリア」は全く違うと知り、整理収納の大切さに気づく。「収納のチカラで叶えるインテリア」をコンセプトに個人宅の整理収納を中心にフリーランスとして約7年活動。2016年にチームで仕事を開始し、2018年1月株式会社設立となる。現在、テレビ・メディア多数で活躍。
クローゼットの収納がうまく使いこなせなくて困ってます。
ちょっと拝見。マンションでよく見られるシステム収納ですね。なるほど。
下の図で示した片づけの4つのタイプのうち、あなたはどのタイプにあてはまりますか?ご自分のタイプを知ることで収納のポイントがつかめますよ。
整理力…暮らしに必要なモノを選び取る力。
整頓力…モノの見た目を整える力。
- ◎タイプ:きれいなおうちに住んでいる
- A タイプ:部屋は散らかっていても引き出しはガラガラ
- B タイプ:引き出しの中は整理されたモノでギッシリ
- C タイプ:お片づけ効果を感じやすく伸びしろはある
モノ、手放せるほうですか?
出したら戻すの得意ですか?
Aだわ!先生どうしよう。
手放せるけどすぐ散らかるんです。
大丈夫。
Aの方は収納の仕組みさえできれば、
キレイに収納できるようになります。
片づけは3つのスキルで考えましょう。
なるほど!
取り出しやすく収める、
キレイに収納に戻す。
この2つがポイントなんですね!
ご自宅のシステム収納で早速実践してみましょう。
具体的にいま、システム収納のどんな点がお悩みですか?
①モノがキレイに入らない。
②何がどこにあるかわからなくなる。
③奥にしまったものが取り出しにくい。
ですね。
まさに収納方法でお困りですね。一つずつ見ていきましょう。
もったいない空間が目立ちますね。
空いているスペースにまだ収納できます。高さのある袋や重ねられるボックスを使いましょう。無駄なく使えるようになります。
雑然と、いろいろなものが混在してますね。
モノの定位置を決めましょう。
形やサイズ、または使用頻度別に整理すればいいですよ。よく使うものは手前や取り出しやすいところに置き、ラベリングをしましょう。
奥のモノを出すのにぜんぶ出さなくてはいけない置き方になっていますね。
奥まで上手に使うためには引き出しが便利です。
オープンタイプの引き出しを使うことで、奥に何がしまってあるか見やすく、小さなお子さまにも使いやすいですよ。
なるほど!使いにくさの理由や、一つひとつの問題点がわかってきました。
今回のポイントは
「空間を無駄なく活用できるグッズを選ぶ」
「形、サイズ、使用頻度別などでしっかり分ける」
「定位置を決めたらラベリングをする」
「オープンタイプの引き出しで奥まで使いやすく」
です。
これを実践するとこんな感じになります。どうですか?
ママとお子さまの収納
パパの収納
ステキ!
何をどこにしまえばいいか、わかりやすいです!それに、取りやすいですね!
いろいろ便利な収納パーツを使うといいですよ。
これまでご紹介したことを実際に形にできます。収納便利グッズがいろいろあるので見てください。
今の家の収納の写真と比べてみると良いと思いますよ!アイデアがどんどんわいてきます!
早速、便利な収納グッズ見てみます。ありがとうございました!