信頼される組織風土
社会貢献活動推進

地域とのかかわりを大切にし、積極的に社会貢献活動を推進しています。

地域社会における活動

長谷工グループは、「都市と人間の最適な生活環境を創造し、社会に貢献する」という企業理念を踏まえ、社会貢献活動の重点領域として、地域の振興・活性化に係る取り組みを進めています。取り組みにあたっては、事業戦略と関連した活動とすべく、グループの建築等に関するノウハウを活用するとともに、グループが管理するマンションの居住者向けサービスの向上にもつなげることを目指しています。

明日香村プロジェクトの推進

明日香村プロジェクトの推進については、以下関連情報のリンクよりご覧ください。

関連情報

長谷工テクニカルセンターでの活動
(長谷工マンションミュージアム・長谷工技術研究所)

長谷工コーポレーションは、東京都多摩市にある長谷工テクニカルセンターで、長谷工マンションミュージアム(予約制)や、多くの生き物が生息するビオトープを一般に解放しています。
また、防災イベントやワークショップなどを開催し、地域・社会の皆様との交流や、マンションづくりの魅力を発信する拠点としています。2023年度は、長谷工技術研究所において、ロボット操作体験のような普段は体験できないイベントを開催しました。
今後も長谷工テクニカルセンターでの活動を継続して行い、地域の振興・活性化に貢献していきます。

防災イベント
ワークショップ
関連情報

細田工務店:杉並区での地域共生活動

細田工務店では、快適で豊かな地域・社会の実現とその持続的な発展を目指し、良き企業市民として、芸術文化支援を通じた交流活動や、暮らしをサポートするセミナーやイベントなどを開催しています。そうした活動を通して、本社を構える杉並区阿佐ヶ谷周辺の地域社会への積極的な参加と共生活動を推進しています。

QOL (Quality Of Life) 向上と地域活性への貢献

住生活に関する知識や情報のご提供、暮らしの中のお悩みや不便を解消するためのサポート活動により、地域の皆さまのQOL向上の支援や地域活性の一助となるべく、地域行事へ積極的に参加しています。

空家利活用相談会
これまでの主な活動
  • ・杉並区との協働による「空家等利活用相談窓口」の開設
  • ・住宅構造の見学会などの実施
  • ・木工体験イベントや地域小学校への出張授業・地域中学校の職場体験学習受け入れ
  • ・暮らしや住まいをサポートするイベント・セミナーの開催
  • ・「家と暮らしの相談所」による住まいにかかわる不便・不具合ならびに
    住まいや暮らし全般に対する悩み解消サポート
  • ・阿佐谷七夕まつりや阿佐谷ジャズストリートなど地域行事への参加・協賛

芸術・文化支援

身近に芸術・文化を感じられる場をご提供したいという思いから、地域のネットワークも活用しながら、さまざまな芸術・文化イベントに協力しています。

これまでの主な活動
  • ・さまざまなジャンルの音楽会「けやき並木の音楽会」や講演会の開催
  • ・日本の伝統文化「阿佐ヶ谷薪能(たきぎのう)」への事務局協力
  • ・阿佐谷ジャズストリート・杉並区主催のシンポジウムなど、地域官民イベントへの会場提供
  • ・杉並区が開催する区役所ロビーコンサートのネーミングライツパートナー
地域中学校の職場体験学習受け入れ
「家と暮らしの相談所」
「阿佐ヶ谷薪能」
関連情報

福岡県との包括提携協定

福岡県と長谷工コーポレーションは、2023年5月に、福岡県内において協働で社会貢献活動に取り組むことにより、地域課題の解決・地域の活性化・県民サービスの向上を目指す包括提携協定を締結しました。
今後、福岡県と連携しながら、長谷工グループ※のノウハウや魅力を活かした取り組みを推進することにより、福岡県における共助社会の実現に向け貢献していきます。

※ 長谷工コーポレーションをはじめとして、長谷工コミュニティ九州、長谷工リフォーム、長谷工ライブネットなど12社のグループ会社が、福岡県を中心とした九州地区で事業展開しています。

関連情報

生物多様性保全活動

生物多様性保全活動については、以下関連情報のリンクよりご覧ください。

関連情報

事業所周辺の清掃活動

長谷工グループでは、事業活動において関連の深い地域での清掃活動等を行っています。

主な活動
  • 芝本社周辺:芝地区クリーンキャンペーン
  • 大阪平野町ビル周辺:大阪市一斉清掃“クリーンUP”作戦
  • 各事業所や建設現場、モデルルーム等周辺での自主的な清掃活動

2023年度の主な活動

芝地区クリーンキャンペーンへ参加

長谷工グループでは東京都港区が推進する「芝地区クリーンキャンペーン」に2009年より参加しています。 2023年5月11日、10月12日、2024年2月15日にグループ社員延べ21名が参加し、芝本社周辺の清掃活動や路上喫煙・ポイ捨て禁止の啓発活動を通じて、地域を安全できれいなまちにする為の活動に取り組みました。

大阪市一斉清掃「大阪マラソン“クリーンUP”作戦」へ参加

長谷工グループでは、「大阪マラソン」とタイアップした大阪市主催「大阪マラソン“クリーンUP”作戦」に2006年より参加しています。18回目となる2023年度は、2月15日、16日にグループ社員延べ323名が参加し、始業前に各入居ビル周辺の清掃活動を行いました。

建設作業所周辺の清掃活動

長谷工コーポレーションの各作業所では、各々協力会社と連携し、積極的に近隣各所の清掃等を実施しています。

グループ各社における活動

長谷工リフォーム:中大江公園清掃活動の実施
長谷工リフォーム関西支社では、2018年より、毎月第三木曜日、企業ボランティアとして会社周辺地域の一時避難場所にも指定されている中大江公園の清掃を実施しています。
沖縄地区:事業所周辺の清掃活動の実施
長谷工コミュニティ沖縄では、2016年より、​毎月最終火曜日に会社周辺の清掃活動を実施しています。
長谷工テクノ:関西機材センター周辺の清掃活動の実施
長谷工テクノでは、2017年より機材センター周辺歩道及び近隣の淀川河川堤防などの清掃活動を協力会社と共に実施しています。
長谷工リアルエステート:店舗周辺の清掃活動
長谷工リアルエステートでは、2023年より地域社会への貢献活動の一環として、定期的に全国の50店舗で周辺での清掃活動を実施しているほか、本社周辺の定期清掃も行っております。
長谷工ベトナム:サービスアパートメント「THE AUTHENTIC」周辺の清掃活動の実施
長谷工ベトナムでは、長谷工コーポレーションが開発・設計・施工したサービスアパートメント「THE AUTHENTIC」周辺の清掃活動を隔週で実施しています。

献血に協力

日本赤十字の「献血サポーター企業」として、毎年献血活動に取り組んでいます。2023年度は、東京芝本社ビルと大阪平野町ビルで各2回ずつ実施し、延べ255名が献血を行いました。

社会貢献活動(SDGs)推進に向けた取り組み

長谷工グループでは、社員の自発的な社会活動への取り組みが、社会課題への意識を醸成し、事業活動におけるさらなる価値創造や持続可能な社会の実現につながると捉え、社会貢献活動のより一層の活性化を図っています。
社員個々の社会貢献意識の醸成を図るために、日頃社員が実施しているSDGsへの取り組みを募集し、一部を社内報等で紹介する取り組み「Let’s Action!わたしのSDGs」を運用しています。一人ひとりの行動の積み重ねが大切であるという認識のもと、活動内容を共有することでより多くの社員が社会課題解決に取り組むきっかけや気付きを得ることをねらいとしています。
長谷工グループにおける社会貢献活動をより活性化するべく、今後も運用していきます。

寄付・協賛

2025年日本国際博覧会「いのちの未来」館に
プラチナパートナーとして協賛

長谷工グループは、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)でのテーマ事業「シグネチャーパビリオン」にて、石黒 浩テーマ事業プロデューサーがつくる「いのちの未来」館にプラチナパートナーとして協賛しています。また、長谷工コーポレーションが同館を設計協力・施工し、現物提供します。本パビリオンではテーマ事業名として「いのちを拡げる」を掲げ、50年後、1000年後のいのちの在り方を創造し、展示することで忘れがたいいのちの体験をお届けします。石黒プロデューサーが取り組まれている最先端のIT・ロボット技術を基にした人間と社会の新たな在り方「いのちの未来」を他の協賛企業とともに共創し、目指すべき人間とロボットが共存する未来社会の住環境・住まいをシグネチャーパビリオン「いのちの未来」館を通じて世界に発信していきます。

なお、設計については、石本建築事務所、設計協力 長谷工コーポレーション、施工については、長谷工グループの不二建設との共同施工(解体他、一部工事は除く)となります。

©FUTURE OF LIFE/ EXP02025
関連情報

「湯川秀樹博士旧宅」を京都大学に寄付

長谷工コーポレーションは、日本初のノーベル物理学賞受賞者である湯川秀樹博士が晩年を過ごした京都・下鴨神社近くの旧宅を、博士の功績・足跡を後世に伝え、これからのわが国の科学・技術・芸術の発展、人材育成のための施設として有効に活用していきたいという国立大学法人京都大学(総長:湊 長博)の考えに賛同し、企業の社会的責任のもと本旧宅を取得し、2021年8月に京都大学へ寄付しました。
2023年より、改築設計を株式会社安藤忠雄建築研究所(同社は設計を京都大学に寄付)、施工を弊社グループの細田工務店および京都において伝統的な和風建築物を手掛ける安井杢工務店が担当し、後世に伝えていくための整備・改築工事に着手、2024年3月に工事を完了させ京都大学へ引き渡しました。博士とのゆかりを感じさせる部分などを残し、街の景観に寄与することも目指しました。今後は「京都大学下鴨休影荘」として、大学への賓客の対応や教職員の教育・研究や会議の場として利用される予定です。

外部(空撮)
母屋から望む庭
©Shigeo Ogawa
ラウンジ
©Shigeo Ogawa

秩父宮賜杯 全日本大学駅伝対校選手権大会に特別協賛

長谷工グループは、2024年11月3日に開催予定の「秩父宮賜杯 第56回全日本大学駅伝対校選手権大会」に今年も特別協賛します。2019年より特別協賛を行っており、今年で6回目を迎えます。
グループ社員全員が主体的に参加するという意味を込め "選手、がんばる!社員、がんばる!みんなでつくる、手づくり駅伝"を応援テーマに掲げ、6月より全国8地区で随時開催している地区選考会や本大会には延べ400名以上の社員が全国から応援に駆け付け、一丸となり応援しています。
また、「長谷工 応援スペシャルサイト」では、地区選考会や本大会の最新情報、全国各地で応援している社員たちの写真などを掲載します。また、車いすテニス日本代表としても活躍する田中愛美選手(長谷工コーポレーション所属)など長谷工アスリート社員からのエールなども公開しており、本大会へ向け盛り上げています。毎年出場チームに好評をいただいている長谷工の駅伝オリジナルラベルのミネラルウォーターに加えて、今回新たに作製したボトルのミニキーホルダーも長谷工オリジナル記念品として差し入れ、グループ全体で大会と選手を応援しています。
特別協賛を通じて、スポーツ振興及び地域社会の発展に貢献するとともに、関東‧関西‧東海エリアに加え、全国で事業展開を進める企業グループとして、認知度と企業価値の向上に努めていきます。

本大会の様子(2023年)
選考会で給水ボランティアをする様子(2024年)
関連情報

「MINATOシティハーフマラソン」への協賛

「MINATOシティハーフマラソン」は子どもから高齢者まで、国籍、障害の有無の区別なく、スポーツを通じた地域共生社会の実現を目的として開催され、長谷工グループでは2019年第2回大会よりプラチナ協賛しています。

2023年度の大会の様子

「生きた建築ミュージアム フェスティバル大阪(イケフェス大阪)」への参加

「生きた建築ミュージアム フェスティバル大阪(イケフェス大阪)」は、毎年秋の週末に大阪の魅力ある建築を公開する日本最大級の建築イベントで、当社は2019年より参加し、協賛をおこなっています。

関連情報

「一般社団法人 樹木医甚兵衛」の環境保全活動にスポンサー協賛

「一般社団法人 樹木医甚兵衛」は、和歌山紀南地方でクマノザクラ(※)をはじめとした自然環境の保護・保全活動を行っている団体です。
当社は、絶滅の恐れがあるクマノザクラを、ぜひ地元で存続させたいという想いや、本団体が行う環境保全活動全般に賛同し、スポンサー協賛しております。
また2022年には、社有保養所である「南紀白浜ブランシェラリゾート」の敷地内に、6本のクマノザクラの苗木の植樹を行いました。このクマノザクラを後世に遺していくため、良好な環境下で苗木を大切に守りながら、環境保護・保全活動に努めるとともに、地域貢献に寄与してまいります。

(※) 人工的に植栽された外来のサクラと交雑が生じていない古座川町に昔から自生しているサクラ

「SEIJI OZAWA MATSUMOTO FESTIVAL」への協賛

SEIJI OZAWA MATSUMOTO FESTIVAL ロゴ

「セイジ・オザワ松本フェスティバル」は、偉大な音楽教育者故齋藤秀雄氏の名を冠して、サイトウ・キネン・フェスティバル松本として開催された国際的な音楽祭であり、長野県松本市で1992年より毎夏開催されています。
当社では、“国際的な音楽祭を日本で”という主旨や次世代若手音楽家の育成、小中学生の音楽情操教育支援という目的に賛同し、開催当初から協賛してきました。フェスティバルへの協賛を通じて、芸術・文化活動の発展に引き続き取り組んでいきます。

令和6年度能登半島地震への支援

長谷工コーポレーションは、公益社団法人 メセナ協議会を通じて、被災された人々の心を芸術文化で支え、被災地の文化再生や芸術文化活動の復興、コミュニティの再生を図るための寄付をおこないました。
被災された方々に心よりお見舞い申し上げますと共に、被災地の一日も早い復興をお祈り致します。

社会貢献活動人数・支出額

当社グループにおける、過去5年間の社会貢献活動人数および支出額は以下の通りです。

この表はスクロールできます

(年度) 2019 2020 2021 2022 2023
社会貢献活動支出額
(百万円)
367 87 571 106 564
社会貢献活動人数
(延べ人数)
2,095 704 430 728 846