トップメッセージ

株式会社 長谷工コーポレーション代表取締役社長 熊野 聡

「住まい」と「暮らし」の
リーディングカンパニーとして、
持続的な成長と企業価値向上を実現してまいります

株式会社長谷工コーポレーション
代表取締役社長

当社グループは「都市と人間の最適な生活環境を創造し、社会に貢献する。」を企業理念に、グループ全体でマンションを中心とした様々な事業を行っております。新築分譲マンションにおいては、1969年に自社施工の第一号が竣工して以来、施工累計はおかげさまで71万戸を突破いたしました。
これは日本の分譲マンションストックのおよそ1割に相当するものであり、施工実績ナンバーワン企業として、マンションという居住形態を広く普及させ、業界に先駆けたさまざまな技術開発で今日のマンションのスタンダードを築くとともに、豊かな住まい方を追求してまいりました。

さて当社では2025年4月より、新たな中期経営計画「HASEKO Evolution Plan」をスタートさせます。

現代は、我々を取り巻く環境の変化のスピードは速く、国内人口の減少や高齢化の加速、災害の激甚化、テクノロジーの進化等、企業もそれに応じてしなやかに「変革」していかなければなりません。一方で同時に、これまで培ってきた我々の強みは更に研鑽し「継承」していくことが肝要だと考えています。この、「継承」と「変革」を掛け合わせた「進化」これこそが今長谷工グループにとって必要だと感じ、新たな中期経営計画を「HASEKO Evolution Plan (長谷工進化計画)」と名付けました。

我々長谷工グループは、これまで「住まい」と「暮らし」の創造企業グループを標榜してきましたが、これからは、「ありたい姿」として
環境に配慮した安心・安全の「住まい」と豊かで快適な「暮らし」を国内外のお客様に届けたい
と発信していきます。

また、これまではグループ全体の経営について「建設関連事業」と「サービス関連事業」の両輪体制申し上げてきましたが、もう一段細分化し、
「建設関連事業」、「不動産関連事業」「管理運営関連事業」の3つの輪
とし、それぞれの分野で切磋琢磨し連携し合いそれぞれが進化していく、またそこから新たな事業が生まれていく、それら事業が国内の3大都市圏から国内主要地方都市、海外まで拡がっていく、そんな姿を描いています。

加えて、私自身新たに意識する事としては、効率性、生産性の向上であります。いわゆる経営資源と言われる「人・モノ・カネ・情報」の効率性と最大利益、人的資本も含めた資本効率をより意識して経営にあたります。

この度、新中期経営計画のスタートに合わせて、新ブランドメッセージとして、「思いを、はせる。」を策定しました。ステークホルダーの皆様に思いをはせながら、今回の中期経営計画の基本方針
「住まい」と「暮らし」のリーディングカンパニーとして、持続的な成長と企業価値向上を実現する。
に則り、弊社100周年(2037年)に向けて更なる進化を続け、すべてのステークホルダーの皆様に「長谷工で良かった」と言っていただけるようグループ全員で努力してまいりたいと考えておりますので、どうかよろしくお願いいたします。

2025年4月