壁のカビの取り方とは?原因や注意点も解説
壁に発生したカビの取り方を解説します。
■ご注意
掃除を行なう前に、必ず壁紙の素材を確認することが重要です。壁紙の種類によっては、水や洗剤の使用が適さない場合があり、誤って使用すると壁紙が剥がれたり、損傷を受けたりする恐れがあります。判断に迷う場合は、専門の業者に相談することがおすすめです。また、掃除をするときは、マスクの着用や換気を徹底し、健康被害を防ぎましょう。
壁にカビが発生する原因とは
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詳しくはこちら壁に発生したカビを放置すると?
壁に発生したカビを放置するとさまざまな問題が発生します。それぞれ解説していきます。
人体に悪影響を及ぼす
カビは胞子となって空気中に舞い、着床した場所に「温度」「湿度」「汚れ」の3つの条件がそろうと繁殖し増えていきます。空気中に舞う胞子は呼吸とともに吸い込んだり、皮膚に付着したりする危険性があります。アレルギー性鼻炎やシックハウス症候群、最悪の場合は肺炎を引き起こす恐れがあります。毎日生活する家だからこそ、体調を崩す前に対処することが大切です。
気付かないうちに広がる
壁に発生したカビを放置してしまうと、カビの胞子がまき散らされて、どんどん広がっていきます。一見、表面だけで進行しているように見えても、実は深く増殖している場合もあります。カビが広がると除去が難しくなるだけでなく、建物そのものに被害が及ぶ恐れもあるため、注意が必要です。
壁紙のカビは何で落ちる?
これまで、カビが発生する原因と放置した際のリスクについてご紹介しました。それでは、カビ掃除にはどのような洗剤を使用するのがよいのでしょうか。結論からいうと、消毒用エタノール原液がおすすめです。
カビは菌の一種であり、カビが発生しやすい箇所には、強力な除菌・消毒効果を持つエタノールの使用が推奨されています。なお、塩素系漂白剤(キッチンハイター)の使用は避けるべきです。
塩素系漂白剤は深く根を張った頑固なカビにも効果がある一方で、壁に色ムラやシミを残してしまう、壁の素材を傷めてしまうといったリスクがあるからです。塩素系漂白剤の主成分である次亜塩素酸ナトリウムは強いアルカリ性です。木材や金属、石膏ボードといった素材に長時間使用すると、強度が低下する恐れがあります。また、刺激が強いため、眼や皮膚に付かないように気を付けなければなりません。
壁に発生したカビを取るには?
■所要時間:10分~
■難易度:★★★☆☆
■掃除頻度の目安:月に1回
壁に発生したカビを取るには、先にお伝えしように消毒用エタノールの原液がおすすめです。乾いた雑巾やキッチンペーパーにエタノールを染み込ませてカビの部分を拭き取りましょう。
ただし、消毒用エタノールでカビの除菌はできても、黒い跡が残ってしまうこともあります。気になる場合は、壁紙の張り替えも検討しましょう。ブランシエラクラブでは、掃除方法以外にも、壁紙交換のタイミングや選び方など、暮らしに役立つさまざまなコンテンツを提供しています。詳しくは以下からご覧ください。
●プロが教える壁紙交換のタイミングや選び方はこちら
漂白剤の使用は、壁紙の色落ちの原因になる恐れがあるため避けたほうがよいでしょう。また、市販のカビ取り剤を使うときも、掃除を始める前に、水が使用できる材質かどうかを必ず確認しましょう。
壁に発生したカビを取る際の注意点
部屋の壁に発生したカビを取る際の注意点を解説していきます。
十分に換気をする
空気中にあるカビの胞子を吸い込んでしまうと、健康被害につながる恐れがあります。実際、カビ取りが原因で深刻な疾患を発症する恐れもあるため、掃除の際は、窓や換気扇などで空気の流れを確保することが大切です。
マスクや手袋を着用する
換気が十分にできていたとしても、空気中にはカビの胞子が漂っている可能性があるので、マスクの着用がおすすめです。また、カビや洗剤が直接手に触れないよう、手袋の使用をおすすめします。健康被害を避けるために徹底しましょう。
水拭きだけで終わらせない
水拭きだけでは効果が薄く、カビに水分を与えてしまい、逆に広がってしまう恐れがあります。また拭き取る際に強くこすりすぎると、カビが壁の深くまで浸透してしまうこともあるので注意しましょう。
色落ちに注意する
壁の種類によっては、漂白剤を使うと色落ちするものがあります。事前に素材を確認することはもちろん、最初に少量で試してみるのがよいでしょう。不安な場合は専門の業者に依頼するのもおすすめです。
壁紙の素材によって拭き取り方に注意が必要?
壁紙の種類には、ビニールクロスをはじめ、珪藻土、土壁、紙、布などさまざまなものがあり、素材によっては使用する洗剤や拭き方に注意が必要です。掃除方法は、どの素材であっても上記でご紹介した消毒用エタノールを使ったカビ取り方法が有効ですが、メーカーの取扱説明書などを確認してから掃除するようにしましょう。また、日々のお手入れでは、アルコール水を使ってカビ予防もセットで行ないましょう。
壁にカビを発生させないために
部屋の壁のカビによる健康へのリスク、掃除方法や注意点を解説してきました。カビの被害が進行し、業者への依頼が必要になるとコストがかかってしまうため、普段からこまめに掃除して発生を防ぎましょう。最後にカビの予防方法をご紹介していきます。
こまめに部屋を掃除する
先ほど解説した通り、カビが発生しやすくなる3つの条件をそれぞれ避けることがポイントです。ほこりなどの汚れを部屋にためないように普段からこまめに掃除し、カビの栄養源を取り除きましょう。
換気をする
定期的に換気をすることで、部屋の温度や湿度を下げ、カビが発生しにくい部屋になります。換気扇や除湿器の利用もおすすめです。
お風呂(浴室)を掃除する
結露によって発生するカビを防ぐためには、お風呂場の徹底的な掃除が不可欠です。お風呂に生じたカビは空気中に漂って家全体に影響を及ぼす恐れがあるからです。室内にできるカビの原因は、お風呂から移動してきたものが大半です。しっかりとお風呂掃除をして湿気を迅速に取り除き、カビの発生を抑えましょう。
結露対策も念入りに
結露対策を徹底するとカビ予防につながります。結露の原因は温度差です。水蒸気を含んだ暖かい空気が急に冷たいものに触れると、空気中の水分が水滴となり、結露が生じます。ヒーターやエアコンを使う冬は特に注意が必要で、対策として「取り除く」「発生しにくい環境をつくる」の2つを行ないましょう。
窓や玄関から壁に水分が伝わってしまい、カビが発生するケースも少なくありません。放置せずにすぐに拭き取るほか、結露シートの活用もおすすめです。
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詳しくはこちら壁のカビが取れてよかった!
ほんとうだね!すごい!
便利な情報も知ることができてよかった!今後は定期的に掃除しようね!
定期的な掃除や換気でカビが生えにくい環境をつくるとよいニャ!
わ~、壁にカビが生えてる!
ほんとだね!いやだなぁ...。
掃除方法が分からなくて困っているんだよね...。
壁に生えたカビを取るには消毒用エタノールが有効だニャ!定期的に掃除して防止することも大切だニャ!