トイレ掃除の基本とは?黄ばみや黒ずみまできれいにする方法を解説
トイレのニオイや汚れを簡単に落とす方法をご紹介します。
■ご注意
掃除する場所によっては、洗剤の使用が問題ないかなど、メーカーの説明書に目を通したり、管理会社や大家さんに確認をとったりするようにしましょう。 掃除に不安がある方や、自分で掃除する時間が取れない方は、プロの業者に依頼するのがおすすめです。
トイレのニオイや汚れの原因は?
さらに、便器内に残った排泄物の汚れに雑菌が繁殖し、輪ジミ(黒ずみ)が発生することもあります。しかし、日頃からこまめにお手入れをすることで、こうしたニオイや汚れを予防できます。
今回は毎日行ないたい基本的な掃除方法から、頑固な尿石(黄ばみ)や輪ジミ(黒ずみ)の落とし方まで詳しく解説しましょう。
トイレの落ちない汚れは長谷工にお任せ!
家族みんなが毎日使うトイレは、どんなにお掃除してもなかなか落とせない汚れがついてしまいがち…。見えないところに蓄積された汚れやカビも、プロの技術できれいにしませんか?長谷工がご案内するハウスクリーニングでは、気付きにくい壁や床の汚れも一緒に快適空間に仕上げます!ぜひ、お気軽にご相談ください!
トイレクリーニング
詳しくはこちらトイレ掃除にはクエン酸が有効!
トイレでよくあるタイプの汚れはアルカリ性です。そのため、酸性であるクエン酸はアルカリ性の汚れを中和・分解して落としてくれるためトイレ掃除に効果的です。
クエン酸水は、水200mlにクエン酸小さじ1/2を入れて作ります。スプレーボトルに直接水とクエン酸を入れ、よく振り混ぜれば完成です。クエン酸水は2~3週間以内に使い切りましょう。
トイレ掃除の基本のやり方
■所要時間:20分~
■難易度:★★☆☆☆
■掃除頻度の目安:毎日
ここでは、トイレ掃除の正しい手順をご紹介します。掃除が苦手な人も、この手順だけは押さえておきましょう。
備品まわり
まず、乾いたタオルにアルコール水をスプレーし、備品を拭き掃除します。特に、ドアノブやペーパーホルダーなど手の触れる所を拭きましょう。
アルコール水は、水110mlに対して消毒用エタノール90mlを加えて、濃度35%のアルコール水を作ります。アルコール対応のスプレーボトルにまず水を入れてから、エタノールを入れるようにします。キャップを閉めて、スプレーボトルを横に振って全体を混ぜれば完成です。基本的にアルコール水は3か月以内に使い切りましょう。
便器まわり
次に便座を上げ、「便器ふち」→「便座裏」→便座を下ろして、「便座座面」→「蓋裏」、蓋を下ろして、「蓋の上」の順にアルコール水をスプレーします。トイレの拭き掃除は、タオルを水で濡らして固く絞り、きれいな所から拭いていきます。
この際に、「蓋上」→「蓋裏」→「便座座面」→「便座裏」→「便器ふち」の順番で進めることがポイントです。特に便座裏は汚れがたまりやすいので、念入りに拭きます。最後に便器内まで同じタオルでこすり洗いして完了です。便器まわりの掃除で使用したタオルは最後に処分します。タオルの代わりに使い捨てで流せるタイプのトイレクリーナーを利用してもよいでしょう。
壁・床
まず、ハンディーワイパーやフローリングワイパーなどを使って、トイレの壁や床のほこり掃除を行ないます。この際、雑菌をまき散らさないためにも、掃除機の使用は避けてください。
次に、尿はねによる黄ばみやアンモニア臭がないか確認しましょう。特にアンモニア臭が気にならない場合は、アルコール水のスプレーを吹きかけ、拭き上げて完了です。ニオイが気になる場合は天井から壁や床にクエン酸水をスプレーし、5分放置して水拭きします。アルコール水やクエン酸水を使う際は、事前に問題ないか壁紙や床材を確認しましょう。
ニオイの予防にはアルコール水スプレーにアロマをプラス!
消毒用エタノール500mlに対して除菌効果の高いハッカ油を20滴加え、よく振って溶かしてからアルコール水を作ります。トイレのアンモニア臭を防ぎ、掃除後の清涼感をプラスしてくれます。
【トイレ掃除】頑固な尿石(黄ばみ)の落とし方
■所要時間:20分
■難易度:★★☆☆☆
■掃除頻度の目安:尿石ができたら
普段から掃除をしていても、トイレのふち裏は見落としてしまいがちです。ふち裏に尿石がたまり、頑固な汚れになってしまったときの掃除方法をご紹介します。
クエン酸水をスプレーし、トイレットペーパーを貼り付け、さらにクエン酸水をスプレーします。10分後、水を流し、トイレ用ブラシでこすりましょう。トイレブラシで落ちない場合はメラミンスポンジを使うとラクに落ちますよ。
【トイレ掃除】頑固な輪ジミ(黒ずみ)の落とし方
■所要時間:3時間
■難易度:★★☆☆☆
■掃除頻度の目安:輪ジミができたら
便器の水がたまる部分にできた輪ジミには、大さじ1の過炭酸ナトリウムを入れ、トイレットペーパーをかぶせてパックします。3時間程度置いたら水を流しましょう。この部分の汚れは、長時間水が流れていないときに生じます。昼間留守にする1人暮らしの自宅や、出張や旅行で長期間不在にする際にできやすいので注意しましょう。
トイレ掃除で忘れがちな場所
ここでは、日頃の掃除ではつい忘れてしまいがちな場所の掃除方法をご紹介します。
トイレノズル
■所要時間:5分
■難易度:★★☆☆☆
■掃除頻度の目安:週に1回
安全のため、トイレノズルの掃除をする際は必ずトイレの電源を切り、水を止めてから行ないましょう。また、使用する洗剤によっては故障につながる恐れもあるため、トイレメーカーの説明書や蓋裏の注意書きを必ず確認してください。
ノズルの掃除は、やわらかい布を水で濡らして絞り、やさしく拭き取れば完了です。落ちにくい汚れが付着していた場合は、中性洗剤を染み込ませた布で拭き取りましょう。
換気扇
■所要時間:5分
■難易度:★★☆☆☆
■掃除頻度の目安:週に1回
また、換気扇を取り外した掃除は、半年に1度程度のペースで行なうのがおすすめです。
トイレタンク
■所要時間:30分
■難易度:★★☆☆☆
■掃除頻度の目安:3か月に1回
なかなか掃除する機会がないトイレタンクの内部ですが、3か月に1度を目安に手入れするのがおすすめです。ただし、タンク内の部品は傷つけることで故障につながることもあります。事前に、管理会社や大家さんなどへ確認したり、メーカーの説明書に目を通したりするようにしましょう。
トイレタンクの掃除を始める前に準備が必要です。まず止水栓をマイナスドライバーで閉めて、水を止めておきます。その後、一度レバーを引いて水を流し、タンクの水を排出して準備完了です。
タンクの蓋を開けて、スポンジでタンク内側の広い部分をしっかりとこすって洗います。この際、洗剤は使用せず、水のみで洗いましょう。また、パイプや部品などの細かい部分には、柄の長いブラシや使い古しの歯ブラシを使用すると汚れが落ちます。タンクの底に付着した汚れなどの手の届きにくい場所は、柄の長いブラシでこすり洗いすると落ちやすくなるのでおすすめです。
汚れが落ちたら、止水栓を少しゆるめて汚水を流しきります。水を流し終えたら、蓋を元に戻し、止水栓を元の位置に戻せば完了です。
●トイレタンク掃除の注意点はこちら
また、手洗い器にはクエン酸水のスプレーを吹きかけ、マイクロファイバークロスで拭くと効果的です。このとき、クエン酸水がタンクの中に流れ込まないように注意しましょう。
トイレ掃除をラクにするために!
普段からちょっとしたことを意識するだけで、トイレ掃除の手間を省けます。そのひとつが、トイレでは座って用を足す習慣です。これにより尿の飛び散りを防ぎ、トイレの周囲を清潔に保てます。立ったまま用を足すと、1回で数百滴の尿が飛び散るとされているのです。これが汚れや悪臭の原因となり、後々の掃除の手間につながります。
また、トイレには物を置かないようにするのがおすすめです。物を置くことでほこりがたまりやすくなり、その結果、掃除の手間が増えることがあります。また、カレンダーやポスターなどの紙製品は、ニオイを吸着しやすい性質があり、悪臭が付くこともあります。
また、外出する際には、先にご紹介した過炭酸ナトリウムを便器の水に入れておくことも効果的です。これにより、水がたまる部分の除菌や輪ジミの防止、汚れの漂白まで一度に行なうことができるため、トイレがきれいな状態を保てます。
トイレの落ちない汚れは長谷工にお任せ!
家族みんなが毎日使うトイレは、どんなにお掃除してもなかなか落とせない汚れがついてしまいがち…。見えないところに蓄積された汚れやカビも、プロの技術できれいにしませんか?長谷工がご案内するハウスクリーニングでは、気付きにくい壁や床の汚れも一緒に快適空間に仕上げます!ぜひ、お気軽にご相談ください!
トイレクリーニング
詳しくはこちらいつもよりトイレがピカピカだあ!!
アルコールやクエン酸でこんなにきれいになるんだね…びっくり!
スプレーを使うと、トイレ掃除がずいぶんラクになるね。
アルコール水やクエン酸水を活用すると、きれいなトイレがキープできるニャ。
日頃から意識して掃除をしてほしいニャ!
家族みんなが毎日使うトイレって、どんなに掃除をしてもすぐ汚れが目立ってくるなぁ…。
もっと簡単にきれいにする方法ってないの?
日頃の掃除はアルコール水で、しっかり掃除するときは、クエン酸水や過炭酸ナトリウムを使うだけできれいになるんだニャ!