洗面台の黒ずみの掃除方法は?汚れの原因も併せて解説 洗面台の黒ずみの掃除方法は?汚れの原因も併せて解説

洗面台の黒ずみの掃除方法は?汚れの原因も併せて解説

洗面台にこびりつく、黒ずみの落とし方を解説します。


question

洗面台、こんなに汚かったっけ…?

入居してきたときはピカピカだったのにな…。

answer

洗面台の黒ずみは重曹粉末で掃除できるニャ!きらりと一緒にピカピカの洗面台を取り戻すニャ!

■ご注意
洗面台の材質や汚れの種類によっては使用できない洗剤もあるため、事前に確認するようにしてください。また、洗面台まわりの掃除に不安がある方はプロの業者に依頼することをおすすめします。

洗面台の黒ずみの原因とは?

洗面台

洗面台が黒ずんでしまう主な原因は以下の3つです。

・垢
・皮脂
・せっけんカス

これらの汚れが栄養源となり、雑菌が繁殖します(黒カビを含む)。

黒ずみは時間とともに洗面台の変色を招くほか、放置することで黒カビに発展することがあります。

そこで今回は、黒ずみが付きやすい「ゴムパッキン(コーキング)」と「蛇口まわり」の掃除方法を解説していきます。

水垢汚れもプロにお任せ!

毎日の歯磨きや手洗いうがいに使う洗面台は、意外に汚れが付きやすく、掃除がしづらい箇所ですよね。長年の蓄積した汚れは、自分で掃除するのもなかなか大変です。そんな時には、プロによるハウスクリーニングを試してみては?長谷工がご案内する洗面化粧台クリーニングでは、プロの技術を駆使して、すみずみまできれいに仕上げます。

洗面化粧台クリーニング

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黒ずみの掃除方法:ゴムパッキン(コーキング)

■所要時間(置き時間も含む):5分~
■難易度:★★☆☆☆
■掃除頻度の目安:黒ずみが気になったら

洗面台との間のゴムパッキンが黒ずんでいる場合、主な原因は黒カビです。水を流して掃除すると床まで濡れてしまうので、拭き掃除で黒ずみを解消しましょう。

ゴムパッキンの黒ずみ掃除

まず、水滴が床へ落ちないようにゴムパッキンの端をコットンやキッチンペーパーでせき止めます。次に、濡らしたクロスで水拭きをし、ほこりや取れる汚れを丁寧に拭き取ります。その後、少量の重曹粉末をふりかけ、クロスで重曹を拭き取るようにします。黒カビに効果があるとされる塩素系漂白剤はゴムパッキンを劣化させる恐れがあるため、使用を避けましょう。

ゴムパッキンのカビ予防するには、アルコール水での定期的な拭き掃除がおすすめです。アルコール水は、水110mlに対し、アルコール(消毒用エタノール)90mlを加えて作ります。

黒ずみの掃除方法:蛇口まわり

■所要時間(置き時間も含む):10分~
■難易度:★★★☆☆
■掃除頻度の目安:黒ずみが気になったら

蛇口まわりが黒ずむ原因は、主に水垢です。水垢はもともと白い汚れですが、皮脂やハンドソープなどの洗剤が付着し、雑菌が繁殖することで黒ずんでしまいます。また、蛇口まわりは水がたまりやすい場所なので、水滴を放置すると水垢に黒カビが発生しやすくなります。しかし、黒ずみの原因である水垢を落とせば、カビも効果的に取り除くことができます。定期的なお手入れで、蛇口まわりを清潔に保ちましょう。

蛇口まわりの黒ずみの原因となる水垢には、酸性の洗剤であるクエン酸の使用がおすすめです。クエン酸が水垢の主な成分であるアルカリ性を中和することで、汚れが落ちやすくなります。

掃除の際には、クエン酸水を使用しましょう。水200mlに対してクエン酸小さじ1/2(濃度1%)の割合でクエン酸水を調合し、市販のスプレーボトルに入れます。こうすると、汚れに対してクエン酸水を均一にかけやすくなります。

蛇口まわりの黒ずみ掃除

掃除手順は次の通りです。まず、蛇口の根元にクエン酸水スプレーを吹きかけます。その上からキッチンペーパーを巻きつけ、上からもう一度スプレーを吹きかけます。5分程度放置した後、キッチンペーパーを取り除き、スポンジでこすり洗いしましょう。こうすると、蛇口まわりの黒ずみを効果的に除去できます。

また、日頃から歯ブラシを使って蛇口まわりの汚れを落としておくと、黒ずみの予防につながるのでおすすめです。

お掃除のミカタ 洗面ボウルはクロスできれいにしよう!

洗面ボウルは
クロスできれいにしよう!

洗面ボウルの陶器は凹凸が少ないことに加え、浴室のように湿度の高い場所ではないため、黒ずみは発生しにくい場所です。むしろ、黒ずみというより、ピカピカだったはずの場所に汚れが付き、くすみが生じやすいことがあります。このようなくすみは、汚れを放置したまま水滴が蒸発することで起こります。

洗面ボウルをきれいに保つためには、使用後にクロスでこすり洗いし、水滴をしっかり拭き取ることが大切です。メラミンスポンジは頑固な汚れを落とす際には便利ですが、陶器に傷を付けてしまう恐れがあるので、洗面ボウルの清掃にはクロスを使うようにしましょう。

洗面台をきれいに保つには?

洗面台の黒ずみは落ちにくい汚れで、一度発生すると取り除くのが大変ですが、ちょっとした習慣で予防できます。その習慣とは、「洗面台の使用後は水滴と汚れを拭き取ること」です。毎回使用後に乾拭きをし、水滴をしっかり拭き取ることで、黒ずみの原因となる雑菌の繁殖や水垢の発生を防ぐことができます。

洗面所に乾拭き用の雑巾やマイクロファイバークロスなどを置いて、掃除しやすい環境を整えることもおすすめです。また、を開けたり、換気扇を回したりして、なるべく風通しをよくすることも心がけましょう。

水垢汚れもプロにお任せ!

毎日の歯磨きや手洗いうがいに使う洗面台は、意外に汚れが付きやすく、掃除がしづらい箇所ですよね。長年の蓄積した汚れは、自分で掃除するのもなかなか大変です。そんな時には、プロによるハウスクリーニングを試してみては?長谷工がご案内する洗面化粧台クリーニングでは、プロの技術を駆使して、すみずみまできれいに仕上げます。

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洗面台ってこんなにきれいだったんだね!

引っ越してきたときみたい!

洗面台の掃除はこまめに行なうのがポイントニャ!「使用後は拭き取る」を徹底しようニャ!

監修 本橋 ひろえ ナチュラルクリーニング講師

本橋 ひろえ

北里大学卒業後、化学薬品会社で合成洗剤の製造を経験。2006年より、東京を中心にナチュラルクリーニング講座を開催。子どもやペットがいる家庭でも安心してできる、環境や肌にやさしいクリーニング方法を伝えている。テレビ、ラジオ出演や雑誌の取材協力など、メディアでも活躍。「ナチュラルお掃除大全」「やることの「見える化」で掃除をラクにする方法」(ともに主婦の友社)、「家じゅうピカピカ!ラクチン大そうじ虎の巻 ナチュラル洗剤で安楽早」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など、著書多数。