冷凍庫の霜取りはどうやる？簡単な掃除方法をご紹介！-長谷工の会員サービス「ブランシエラクラブ」

冷凍庫の霜取りはどうやる？簡単な掃除方法をご紹介！

冷凍庫の霜を取る方法をご紹介します。

冷凍庫の中に雪ができているよ！なんでかな？

本当だね。もしかしたらドアがちゃんと閉まっていなかったのかな？

冷凍庫の霜はどうやって取ったらいいんだろう？

ぬるま湯で温めたタオルを使って拭き取るだけで取り除けるニャ！

• 冷凍庫に霜が発生する原因
• 冷凍庫の霜取り
• 冷凍庫の霜取りでやってはいけない注意点
• 冷凍庫に霜が付くのを予防するには？

冷凍庫に霜が発生する原因

冷凍庫の霜の主な原因は、冷凍庫内外の温度差による結露です。冷凍庫内で結露が起きると、その水滴が凍って霜になります。冷凍庫に霜が発生する原因は主に以下の通りです。

・冷風出口の詰まり
・半開きにした状態
・ドアのパッキンの劣化
・ドアの開け閉めが多い

そのほかにも、長年使用している冷凍庫は劣化により性能が低下してしまい霜ができやすくなる可能性もあります。霜取りを行なわずにそのまま放置しておくと、単に収納スペースが圧迫されるだけでなく、冷凍庫がうまく開閉できなくなったり、電気代が余分にかかったりするため掃除が必要です。

冷凍庫の霜取り

■所要時間：30分～
■難易度：★☆☆☆☆
■掃除頻度の目安：霜ができたら

電源を抜いて掃除すると、冷凍庫以外の冷蔵庫部分も温度が上がります。そのため、冷蔵庫や冷凍庫（冷凍室）の中身を全て出さなければならず、大がかりな作業になってしまいます。今回は、電源を抜かずにできるお手入れ方法をご紹介しましょう。

まずは、冷凍庫の中身をクーラーボックスに移動させます。

冷凍庫本体に付着した霜は、40度程度の湯で温めたタオルで拭き取るだけです。引き出しは浴室に持っていき、シャワー（ぬるま湯）をかけて霜を溶かします。

引き出しをしまう前には完全に乾かすようにしましょう。乾かさないと、水滴が再び霜の原因になります。

また、しまう前のひと工夫として、アルコール水で冷凍庫内や引き出しを拭き取ると、除菌ができて食品の油汚れも取れるためおすすめです。

最後に冷凍庫の温度が下がったことを確認してから、クーラーボックスの中身を戻します。

頑固な霜をヘラで剥がし取る！

冷凍庫に付いた頑固な霜はプラスチック製やシリコン製のヘラで取り除きます。冷凍庫に霜取り用のヘラが付いていることもあるため、事前に確認してから行ないましょう。

冷凍庫の霜取りでやってはいけない注意点

誤った掃除方法は冷凍庫の故障につながるため、注意が必要です。ここでは、冷凍庫の霜取りの際に避けるべき方法をご紹介します。

ドライヤーを使用する

ドライヤーを使用して温風をあてると簡単に霜が溶けそうですが、熱が1か所に集中すするため、冷凍庫が変形する恐れがありますので、避けましょう。また、冷凍庫内の温度が急激に変化することで故障につながる可能性もあります。

熱湯を使用する

ドライヤーと同様に熱湯を使用することも、急激な温度の変化により冷凍庫が変形する可能性があります。また、冷凍庫内に熱湯の水滴が残ると霜の悪化につながります。さらに、掃除中はやけどの恐れもあるため、タオルで拭き取る際も40度程度のぬるま湯を使用しましょう。

かたい道具を使用する

アイスピックやドライバーなど先の尖った道具や、かたい金属の道具で霜を取ると、冷凍庫を傷付けてしまいます。霜を削り取る際は、プラスチック製やシリコン製のヘラを使用しましょう。

霜取りスプレーを使用する

ホームセンターなどで売られている霜取りスプレーは、一般的に車用であることがほとんどです。冷凍庫に使用して、人に害のある成分が食材に付着してしまうと危険ですので使用を避けましょう。

冷凍庫に霜が付くのを予防するには？

冷凍庫の霜はそのままにしておくと、分厚くなったり広がったりしてしまいます。普段冷凍庫を使用する際に少し気を付けるだけで霜を予防できます。

食材の管理方法に気を付ける

食材を冷凍庫に詰め込み過ぎないようにすることが大切です。冷凍庫内に食材を詰め込み過ぎていると冷気が行きわたらず、霜ができやすくなります。また、食材を探すのに時間がかかってしまい、その間に冷凍庫内の温度が上がってしまいます。さらに、食材が詰まり過ぎていると、気付かぬうちに半ドアになってしまうこともあります。冷凍庫内は適度に余裕を持って食材を収納するようにしましょう。

また、熱い食材をそのまま入れないようにすることもポイントです。先にお伝えしたように、熱いまま食材を入れてしまうと冷凍庫内の温度が急激に上がり、結露が発生して霜になってしまいます。食材はある程度冷ましてから冷凍庫に入れるようにしましょう。

ドアを何度も開閉しない

冷凍庫は扉を開けるたびに庫内の温度が上がり、それが霜の原因となります。特に、開けっ放しにすることや何度もドアを開けるのは避けましょう。

また、冷凍庫のドアパッキンが破損していると、隙間から外気が入り込み、霜が付きやすくなります。ドアパッキンが劣化してきたら、自分でパーツを用意して修理するか、プロに修理を依頼することをおすすめします。