大掃除のコツを伝授!効率的に家の中をきれいにする方法とは?
大掃除のコツは?効率的に家の中をきれいにする方法をくまなくご紹介します。
大掃除を効率よく行なうための準備
大掃除で家の中を隅々まできれいにして、新年を気持ちよく迎えましょう!とはいえ、大掃除は時間も労力もかかります。なんとか時短・簡単に、でもくまなく大掃除をする方法はないものでしょうか?そこで、ここでは限られた時間を効率よく使って大掃除する方法をお伝えします。
計画を立てる
効率のよい大掃除には、まず計画を立てることです。ノートやパソコンを使って、スケジュールとチェックリストを作りましょう。
スケジュールには、大掃除を開始する日と、終了する日を記入します。大掃除する時間は1日3時間から長くても半日としましょう。無理のない計画を立てることが、効率よい大掃除のポイント。併せて、燃えるごみや不燃ごみ、資源ごみなど、ごみ収集の年末最終日を確認しておきましょう。
スケジュールを立てるほかに、チェックリストも作ります。チェックリストは大きく3つ、掃除箇所、掃除道具、洗剤を挙げておくと、滞りなく大掃除を進められます。キッチンやトイレなどの掃除箇所、マイクロファイバークロスやスクイージーなどの掃除道具、重曹やクエン酸、市販のカビ取り剤(塩素系漂白剤)などの洗剤、というように、チェックリストを作ります。チェックリストを作っておくと、大掃除の最中に「あれが足りない」「これが足りない」とならずに、スムーズに作業を進められます。
掃除の順番を決める
計画を立て、チェックリストを作ったら、掃除の順番を決めます。大掃除は汚れが気になる場所を優先して進めましょう。家の中で汚れが気になる場所を順に挙げてみると、まずキッチン、次にトイレ、浴室、洗面所、リビング、各部屋、廊下、窓・網戸となるでしょうか?玄関は最後にするのがおすすめです。ごみを掃き出したり、集めたごみを置いたりするので最後に行なうと、段取りよく大掃除を終えやすいからです。
また、大掃除を進める順番をどこからにしようか迷ったら、玄関を手前と考えて、家の奥から作業していくと、スムーズです。
不要品を事前に処分する
いざ大掃除!とほこりを払い、つけ置き洗いをする前に、不要なものを片付けておきましょう。不要品を片付けておくと大掃除がはかどります。服や本、雑誌、書類などのなかに、不要なものはないでしょうか?今年ばかりか昨年も着ていない服や、ここ数年ページをめくっていない本や雑誌、既に契約終了日が過ぎた書類などは、「不要なもの」として捨てたり、買い取ってもらったりするなど、できるだけ処分しておきます。
また、床がもので散らかっている場合は、掃除を始める前にものを片付けて、掃除をしやすくします。
掃除の担当者を決める
家族や同居人と暮らしている場合は、場所ごとに掃除の担当者を決めておきます。たとえば、玄関に野球用具やスニーカーがあったり、洗面所にメイクグッズがあったりする場合は使用頻度が高い人を担当者にするとスムーズです。大掃除後に「あれどこにあるの?」と聞かれることもなくなります。
また、エアコンの上部や、お風呂場のエプロン(浴槽を保護しているカバー)の取り外しなど、高い所や力が入りそうな作業は、上背や力がある人に任せるなど、家族と分担するのがポイントです。
なお、お風呂場のエプロンを取り外す場合は、家庭で安全に取り外せるかどうか、メーカーの取扱説明書で確認してから作業を行なってください。
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詳しくはこちら汚れをスムーズに落とすコツは?
大掃除は、普段の掃除ではなかなかできない場所や、たまった汚れをきれいにするよい機会です。効率よく大掃除を行なうためには、頑固な汚れをスムーズに落としたいもの。そのため、掃除の方法や洗剤の選び方など、ポイントを押さえておくと効果的です。ここでは、汚れをスムーズに落とすコツをご紹介します。
掃除は高い所から低い所へ
大掃除は「高い所から低い所へ」という原則に従うのがコツです。ほこりは、重力に従って、高い所から低い所に落ちていきます。重力に逆らわず、天井から家具へと順にほこりを払い、最後に床をきれいにします。もし重力に逆らって、床をきれいにしてから天井のほこりを払うと、また床を掃除しなければならず、二度手間となってしまいます。
天井や照明など高い所を掃除するときは、顎を上げて作業するため、顔でほこりを受けてしまいます。ほこりが入らないように、高い所を掃除するときはマスクを着用しましょう。
汚れに合った洗剤を使用する
大掃除では、汚れに合った洗剤を選び、適切に使いましょう。適切な洗剤と方法が、掃除効果を高めます。キッチンの油汚れ、お風呂場の黒カビ、トイレの黄ばみ、窓の手垢と、さまざまな汚れがあります。その汚れはいったいどのような汚れで、どのような洗剤をどのように使えばよいのか、事前の確認をしっかりしておくと、大掃除にかかる時間を大幅に短縮できます。
キッチンの油汚れや窓の手垢といった酸性の汚れには、酸性を中和するアルカリ性洗剤や重曹などが効果的です。お風呂場の水垢やトイレの黄ばみといったアルカリ性の汚れには、アルカリ性を中和する酸性の洗剤やクエン酸、お酢などが効果的です。
汚れのなかでもお風呂場のカビの黒い染みは黒カビの胞子がしっかり根付いているため、市販のカビ取り剤でなければ落ちません。
洗剤をなじませておく
大掃除では、頑固な汚れに洗剤をなじませておく、という工程を加えましょう。その工程の間は、ほかの場所を掃除する時間にすると、タイムロスが少なくなります。たとえば、洗剤をなじませる頑固な汚れとなじませる洗剤には、以下のようなケースがあります。
汚れ具合や洗剤の洗浄力によって異なりますが、洗剤をなじませる時間は、パックなら5分、つけ置きなら30分ぐらいが目安です。なじませる時間をタイマーで計っておくと、より時間を効率的に使えますよ。
大掃除の流れと方法
ここでは、大掃除の流れと方法を、具体的に順を追ってお伝えします。事前に大掃除のシミュレーションをしておくとよいでしょう。
キッチン
■所要時間(置き時間も含む):60分~
■難易度:★★★☆☆
キッチンは、頑固な汚れのオンパレード。キッチンを大掃除の手始めにして、油汚れやほこり、黒こげ、水垢、生ごみ、食べかすなどをきれいにしましょう。
キッチンのなかでも、特にレンジフードや換気扇、ガスコンロは、頑固な汚れが付きやすい所です。頑固な汚れはゆるませて落とすのが鉄則。汚れに合った洗剤をスプレーしたり、キッチンペーパーでパックしたり、高温でつけ置きしたりと、汚れをゆるませている間、食器棚やパントリー、冷蔵庫、電子レンジ、排水口などを掃除しましょう。
トイレ
■所要時間(置き時間も含む):40分~
■難易度:★★★★☆
トイレの大掃除では、普段の掃除ではなかなかできない、トイレタンクの中や手洗い器、便器の内側、タンクにつながる水道管などを掃除します。トイレタンクの中を掃除する場合は、あらかじめ止水栓で水を止め、蓋を開けて、タンク内の水を抜かなければなりません。賃貸物件の場合は、大家さんや管理会社にトイレタンク内の掃除をしてもよいか、確認をしておくと安心です。また、洗剤の使用については、メーカーにより禁止事項が異なるため、取扱説明書を確認するようにしてください。
手洗い器に付着している水垢や便器の内側にこびり付いた尿石は、どちらもアルカリ性の汚れです。これらの汚れは、クエン酸水を使って落としましょう。手洗いがタンク上の場合、さびの原因になるためタンクにクエン酸が入らないような工夫が必要です。
また、同じようにクエン酸水を使うにしても、手洗い器と便器では使い方が違います。手洗い器はクエン酸水をスプレーし、便器の内側はクエン酸水を染み込ませたトイレットペーパーで10分程度パックします。
タンクにつながる水道管に「緑青(ろくしょう)」と呼ばれる青さびが付いている場合は、「重曹2:水1」をよく混ぜて、青さびに付けて数分放置し、乾いた布で拭うときれいになります。
浴室・洗面台
■所要時間(置き時間も含む):20分~
■難易度:★★★☆☆
浴室と洗面台の大掃除は、普段の掃除ではなかなかできない、黒カビを除去しましょう。浴室や洗面台は、黒カビの温床となっている可能性が最も高い場所です。
まず浴室は、天井に黒カビがはびこっている場合、チューブに入ったジェルタイプの塩素系カビ取り剤を使用しましょう。カビの部分にピンポイントでジェルを塗り、30分後にペーパーで拭き取ります。
その後、シャワーで良く流し、水滴を乾拭きして拭き上げます。なお、この掃除は高いところでの掃除になります。バスタブのふちやバスチェアに乗って掃除をする際は、足元に十分注意をして安全を確保しながら掃除するようにしましょう。
カビ取り剤を使う時は、キッチンペーパーも併せて活用!
天井の黒カビを除去する際、避けたいのは、キッチンペーパーを使う手間を惜しんで、天井にカビ取り剤をスプレーすること。顔にかかって、目に入っては大変です。必ず、カビ取り剤を染み込ませたキッチンペーパーを使ってください。また、カビ取り剤を使う場合は、十分に換気をしましょう。バスタブや洗い場、洗面台のパッキン部分に付着した黒カビも同じ要領で、取り扱いに十分注意しながら、市販のカビ取り剤で除去していきます。
浴室・洗面台の水垢はクエン酸水をスプレーし、数分放置してから水拭きをしてきれいに落としていきます。湯垢、ぬめりや赤カビは粉末重曹をクレンザーにしてこすり洗いします。
リビング・部屋・廊下
■所要時間(置き時間も含む):30分~
■難易度:★★☆☆☆
リビングや部屋、廊下の大掃除は、先ほどお伝えした「高い所から低い所へ」を意識しましょう。
天井や照明、エアコン上部など高い所の汚れ、カーテンレールや棚のほこりをハンディワイパー(ハンディモップ)で落とします。壁はフローリングワイパーで乾拭きをしましょう。ドア、廊下の手すりは雑巾で水拭きします。物によっては、手垢が落ちない場合に重曹水を吹き付けると効果的です。スイッチは電化製品なので水は使わず、乾いたクロスにアルコール水をスプレーして拭きましょう。家具も水拭きできますが、木製の場合は乾拭きがよいものもあります。最後に、床に掃除機をかけて、拭き掃除をします。
窓・網戸
■所要時間(置き時間も含む):40分~
■難易度:★☆☆☆☆
窓や網戸は、どの部屋にあるかで大掃除の仕方が変わります。キッチンにある場合は、油汚れが付いてベットリしている可能性が高いです。頑固な油汚れが付いている窓には、まず直接水をスプレーし、水をスクイージーで水切りしてから、重曹水を染み込ませたマイクロファイバークロスで窓ガラスを拭き上げます。
油汚れが付いていない、ほかの部屋の窓は、マイクロファイバークロスで水拭きします。網戸の大掃除は、新聞紙や掃除機を使ってほこりを落とし、重曹水で拭き上げます。
玄関
■所要時間(置き時間も含む):20分~
■難易度:★★☆☆☆
玄関の大掃除では、たたきと靴箱、ドアをきれいにしましょう。たたきは、ほうきや掃除機で土ぼこりを除いた後、人工素材の場合は水をスプレーしてブラシでこすったり、台所用スポンジで頑固な汚れを落としたりしてから、雑巾で水拭きします。一方、天然石の場合はブラシや重曹水などを使わずに、雑巾で水拭きします。天然石にブラシを使うと、床に傷が付いてしまったり、シミになってしまったりするので、注意が必要です。
靴箱は、収納している靴を全て出し、内側を乾いた雑巾にアルコール水をスプレーして拭き上げます。ドアは、まずドアの内側の汚れを化学繊維のはたきで落とし、マイクロファイバークロスか雑巾で水拭きします。内側が終わったら、土ぼこりが付いて汚れがひどいドアの外側の水拭きをします。ほか、ドアノブ、表札、インターフォンという順に、乾いた雑巾にアルコール水をスプレーして拭き上げ、手垢や土ぼこりをきれいにします。
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詳しくはこちら思ったより早く終わったね!こんなに徹底して大掃除したのって、引っ越し以来、初めてかもね。
大掃除、みんなでやると楽しいね!
掃除のコツが分かったから、今年の我が家はピカピカだ。
これで新年が気持ちよく迎えられるニャ。年が明けてもこまめに掃除して、きれいな住まいをキープしてほしいニャ。
ついに大掃除の季節がやってきた。大掃除は時間がかかるからやっぱり面倒くさいな。効率的に大掃除をするコツはないのかな?
スケジュールとチェックリストを作り、掃除の順番を決めておくといいニャ。大掃除前に不要品を片付けておくことも大切だニャ。汚れた場所に洗剤をなじませている間に、ほかの場所を掃除すると効率的だニャ。