冷蔵庫を掃除する!普段の掃除方法と念入りな掃除方法をご紹介
冷蔵庫の掃除方法は?普段行なう掃除方法や念入りに行なう掃除方法をご紹介します。
冷蔵庫の掃除方法
冷蔵庫は、私たちの食生活を支える大切なものです。しかし、その冷蔵庫の中は、野菜の泥が付いたり、調味料が液だれしたりと、汚れやすい場所でもあります。汚れをそのままにしておくと、雑菌やカビ、ニオイなどが発生する原因になりやすく、保存中の食品に悪影響を及ぼしてしまうこともあります。
清潔な冷蔵庫を保つためには、普段からこまめな掃除を行なうことが大切です。今回は、普段の簡単な掃除と併せて、汚れが目立つときに行ないたい念入りな掃除の仕方もご紹介します。
普段の掃除
■所要時間:5分~
■難易度:★☆☆☆☆
■掃除頻度の目安:気付いたとき、または食材の少ない日
まずは、気軽にできる普段の掃除方法を見ていきましょう。
冷蔵庫を掃除する際は、食材が少ないタイミングをおすすめします。冷蔵庫内の食材を移動させる手間を省くためです。
また、掃除中は冷蔵庫のスイッチをオフにするため、その間に生鮮食品が傷んでしまう恐れもあります。室温や食品によっては、クーラーボックスを活用しましょう。
このとき、傷んだ食材や野菜の切れ端、期限切れの調味料などがあれば先に捨てておき、なるべく冷蔵庫内の食材が少ない状態で掃除できるようにしておきましょう。
まずは、マイクロファイバークロスを水に濡らして絞り、液だれのある箇所を拭いていきます。その際に、アルコール除菌剤をスプレーして拭くと除菌をすることもできます。ただし、アルコール除菌剤を使用する際は、冷蔵庫の取扱説明書で使用可能かどうかを確認するようにしましょう。
念入りな掃除
■所要時間:30分~
■難易度:★★★★☆
■掃除頻度の目安:2ヵ月に1回
普段の掃除に加えて、念入りな掃除も定期的に行ないましょう。細かい部分の汚れを落とせるほか、節電にもつながりますよ。
- [ 1 ] 電源を抜く
- 掃除中は扉を開けっぱなしにするため、節電対策として最初に電源プラグを抜き、冷蔵庫内を空にしておくようにしましょう。普段の掃除方法と同様に、生鮮食品はクーラーボックスに入れ、不要な食材があればできる限り捨てるようにします。
- [ 2 ] パーツを洗う
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次に、冷蔵庫の各パーツを洗います。冷蔵庫には卵ラックや野菜室のケース、製氷機の給水タンク、製氷機の浄水フィルター、トレイなど取り外せるパーツがあります。
取り外せるパーツは全て取り外し、キッチン用洗剤とスポンジで洗いましょう。洗った後は、水気を拭いてよく乾かします。
- [ 3 ] 冷蔵庫内を拭く
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冷蔵庫内を掃除する際は、基本的にマイクロファイバークロスで、ぬるま湯と重曹を使うか、水拭きで掃除をします。この際に、ドアを含めた隅々まで拭くようにしましょう。なお、重曹の濃度が濃かったり、混ぜ方が不十分だったりすると、拭き跡が残ってしまうことがあるため、使用する重曹の使い方をよく確認しましょう。
また、拭き掃除に使用するマイクロファイバークロスは、新しいものにします。汚れたもの、使い古したものには雑菌が繁殖している恐れがあるためです。雑菌を冷蔵庫内に広げてしまわないよう、マイクロファイバークロスは必ず新しいものを選びましょう。
- [ 4 ] 外側と上部を掃除する
-
水で濡らし固く絞ったマイクロファイバークロスで外側と上部を拭いていきます。上部は特に、ほこりや油汚れなどが付きやすい箇所です。冷蔵庫の上部の油汚れがひどい場合は、換気扇がうまく機能していない場合もあるので、冷蔵庫の掃除と並行して換気扇をチェックすることをおすすめします。
冷蔵庫の細かい部分であるドアノブやパッキン部分も徹底的に拭き上げましょう。ドアノブは、手垢がたまりやすく、黒ずみやカビの原因になります。また、パッキン部分もカビが生えやすいため注意しましょう。黒ずみやカビがある場合は、アルコール水を使用して拭き掃除します。
さらに、冷蔵庫の側面も忘れず拭いていきましょう。
- [ 5 ] 背面を掃除する
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余裕がある場合は、冷蔵庫を動かして背面も掃除するとよいでしょう。冷蔵庫の裏に汚れがたまると、放熱効率が悪くなり、必要以上に電力を使う場合があります。冷蔵庫を移動する際は、滑り止めのついた軍手を着用し、上にのせたものが落ちてこないように移動してから冷蔵庫を動かすようにします。
ついでに、冷蔵庫下の床、壁も掃除を行なうようにしましょう。冷蔵庫下の掃除は1年に2回行なうのが理想的な頻度です。食材が傷みにくい真冬と、その半年後の梅雨の時期に行なうのがよいでしょう。梅雨の時期に掃除をすることで、雑菌の繁殖予防にもつながります。
冷蔵庫下の掃除は、ハンガーストッキングを活用!
冷蔵庫の下を掃除する際は、「ハンガーストッキング」を活用するとよいですよ!ハンガーストッキングを使えば、冷蔵庫を動かさずに、掃除機や手が入りにくい隙間を簡単に掃除できます。ハンガーストッキングは、針金のハンガー中央部分を下に伸ばし、楕円形に変形させて、ストッキングをかぶせます。ストッキングがピンと張るように、テープで固定すれば完成です。
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詳しくはこちら冷蔵庫をきれいに保つコツ
冷蔵庫は、普段からきれいに使うように心がけると掃除がラクになります。汚れを残さないコツを押さえて、清潔な冷蔵庫をキープしましょう!
食材を入れ過ぎない
冷蔵庫には食材を入れ過ぎないようにしましょう。食材を入れ過ぎると、食材の傷みに気付けなかったり、冷蔵庫内の汚れに気付きにくくなることがあります。
食材の傷みに気付かないまま放置しておくと、食材が腐敗し、その影響で、冷蔵庫内が汚れてしまうこともあります。
また、食材を詰め込み過ぎると、冷却効果が薄れて、冷蔵庫内の温度が上がるため、電気代に影響する可能性もあります。
食材を保存するときは、冷蔵庫内の奥が見えるような量と並べ方を心がけるようにしましょう。汚れや食材の変化にも気付きやすくなりますし、掃除もしやすいので清潔な環境が保ちやすいといえます。
食品は保存袋に
肉や魚を保存する際は、保存袋に入れるか、真空パックにして保存しましょう。肉や魚からは、ドリップと呼ばれる赤い液体が出ることがあります。
ドリップには、肉や魚の水分やタンパク質などの成分が含まれており、冷蔵庫が汚れる原因になるため、あらかじめ保存袋に入れておくと冷蔵庫が汚れるのを防げます。
また、野菜は紙袋に入れて保存するとよいでしょう。野菜の泥や汚れが冷蔵庫に付きにくくなり、掃除の手間が省けますよ。
拭き掃除をこまめにする
食材のかすや野菜の泥といった冷蔵庫内の汚れを見つけたら、なるべくその場ですぐ拭くようにしましょう。汚れを放置すると固まってこびり付き、拭き取りにくくなってしまいます。また、ニオイの原因にもなるので、近くにマイクロファイバークロスを置き、すぐ掃除する習慣を付けることをおすすめします。
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詳しくはこちら冷蔵庫の中がピカピカになってる~
おお、スッキリしてる!嫌なニオイがなくなったね
きれいな冷蔵庫って気持ちいいね!掃除のついでに食品も整理しました♪
冷蔵庫は家族みんなの食を支える大切な場所だから、いつも清潔にキープしてほしいニャ!
うっ、冷蔵庫の中がにおう~。食材を外に出すのが面倒で掃除をサボっていたせいかな…?
冷蔵庫は、掃除しないと悪臭や雑菌が繁殖してしまうニャ。普段は、汚れに気付いたらその都度マイクロファイバークロスで水拭きをする。念入りに掃除するときは食材を出し、パーツを外して洗剤で洗い、冷蔵庫内を拭き掃除するニャ。