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基本の味噌汁の作り方

美味しい味噌汁の作り方を動画でご紹介します。

  基本の味噌汁の作り方

「うちのご飯は世界イチ」の番外編、お料理の基本をご紹介するミニレッスンへようこそ。
第39回は「味噌汁の作り方」です。美味しい味噌汁の作り方をご紹介します。


マユ先生、聞いてくださいよ~
味噌汁を作るとなぜか、毎回味が違って
薄かったり、濃かったりしちゃうんです…

味噌汁は、特に今の季節、体が温まるのでいいですよね!
せっかくなので、味噌汁の作り方をおさらいしてみましょう!

ぜひ、お願いします!
味噌汁って、今まで何となく作っていて
具材の分量や火加減を、気にしたことがないんですよね

味噌汁の作り方を教えてもらう機会って、なかなかないですよね
しっかりと基本をおさえて、美味しい味噌汁を作りましょう

マユ先生のHow to

味噌汁

材料(2人分)

絹ごし豆腐
1/3丁(100g)
油揚げ
1/2枚(15g)
長ねぎ
1/2本(50g)
だし(かつお昆布だし煮干だしなどお好みのだし)
2カップ(400ml)
味噌
大さじ2

手順

マユ先生のHow To 「基本の味噌汁の作り方」豆腐は2cm角に切ります。
豆腐は2cm角に切ります。
マユ先生のHow To「基本の味噌汁の作り方」長ねぎは1cm幅の小口切りにします。
長ねぎは1cm幅の小口切りにします。
マユ先生のHow To「基本の味噌汁の作り方」油揚げは短冊切りにします。	※油揚げは必要に応じて油抜きをします。油抜きの方法は、600Wに設定した電子レンジで20~30秒加熱し、キッチンペーパーで油揚げを挟み、余分な油を拭き取ります。
油揚げは短冊切りにします。
※油揚げは必要に応じて油抜きをします。油抜きの方法は、600Wに設定した電子レンジで20~30秒加熱し、キッチンペーパーで油揚げを挟み、余分な油を拭き取ります。
マユ先生のHow To「基本の味噌汁の作り方」鍋にだしを入れて中火にかけ、沸騰させます。
鍋にだしを入れて中火にかけ、沸騰させます。

マユ先生のチェック

だしに顆粒だしを使う場合

「忙しくて、だしを取る時間がない…」というときは、顆粒だしでもOK。顆粒だしは、水を沸騰させてから鍋に入れましょう。また、沸騰した湯に粉末のかつお節や煮干粉を直接入れれば、そのまま味わい深いだしになります。カルシウムも取れるので、栄養面でも理想的ですね。

野菜や乾物、魚介、肉類などの具材からもだしが取れるので、いろいろな組み合わせを試してみてくださいね。

マユ先生のHow To「基本の味噌汁の作り方」豆腐、長ねぎ、油揚げを入れます。火の通りにくい食材(大根、じゃがいもなど)の場合は、長めに加熱してかたさを確かめます。きのこ類や、わかめ、あさり、海老などの魚介類は、食材を入れた後に一度煮立たせましょう。
豆腐、長ねぎ、油揚げを入れます。
火の通りにくい食材(大根、じゃがいもなど)の場合は、長めに加熱してかたさを確かめます。きのこ類や、わかめ、あさり、海老などの魚介類は、食材を入れた後に一度煮立たせましょう。
マユ先生のHow To「基本の味噌汁の作り方」ひと煮立ちしたら火を弱め、味噌を溶き入れて、火を止めます。
ひと煮立ちしたら火を弱め、味噌を溶き入れて、火を止めます。

味噌の種類とおすすめ食材

体によい発酵食品として、古くから重宝される味噌。よく使われる「赤味噌」「白味噌」「合わせ味噌」は、どれも「麦」「米」「豆」からできているという点は同じですが、それぞれ風味が異なります。各種の特徴と、おすすめの具材をご紹介します!

赤味噌(濃食味噌)

スッキリとしたキレのある味噌。個性の強い食材でも、風味が負けない。
[おすすめの食材]なめこ、あさり、しじみ、わかめ、海鮮(あら)、肉類など

白味噌(淡色味噌)

まろやかな甘みとコクのある味噌。甘みのある食材にマッチする。
[おすすめの食材]大根、いも類、玉ねぎ、カボチャ、えのきなど

合わせ味噌(原材料を2種類以上調合したもの)

赤、白、両方のよさを合わせた味噌。基本的にどんな具材にも合う。
[おすすめの食材]豆腐、卵、麩、納豆、なす、根菜、青菜類など

おすすめ味噌汁アレンジレシピ

基本の味噌汁に少し手を加えるだけで、いつもと違った風味を楽しむことができます。簡単にできるアレンジで、美味しくて栄養たっぷりの味噌汁を作りましょう!

まろやか豆乳味噌汁

マユ先生のHow To「基本の味噌汁の作り方」まろやか豆乳味噌汁

基本の味噌汁を作り、仕上げに豆乳をプラス。豆乳は沸騰させると分離してしまうので、入れたあとは弱火で温める程度にします。

<相性のよい食材>
キャベツ、かぼちゃ、しめじ、長ねぎ、温泉卵、生姜、鶏団子、豚肉

冷や汁風味噌汁

マユ先生のHow To「基本の味噌汁の作り方」冷や汁風味噌汁

味噌を少量のお湯で溶きのばしたら、冷水で薄めて氷を浮かべます。暑い夏にピッタリの味噌汁です。輪切りにしたきゅうりと、薬味をたっぷり加えて召し上がれ。

<相性のよい食材>
きゅうり、豆腐、ごま、青しそ、みょうが、小ねぎ、オクラ、生姜

バター味噌汁

マユ先生のHow To「基本の味噌汁の作り方」バター味噌汁

基本の味噌汁に、バターひとかけを加えます。豆乳や牛乳をプラスすると、よりまろやかになり、味噌の味が引き立ちますよ。

<相性のよい食材>
鮭、コーン、じゃがいもブロッコリー、しめじ、キャベツ

ピリ辛チゲ風味噌汁

鍋に適量のごま油と豆板醤を入れて加熱します。香りが立ったら出汁でのばして、基本の味噌汁と同じように調理したらできあがりです。海老の殻やあさり缶を汁ごと加えると、手軽で風味豊かなだしになります。お好みでごま油やラー油を加えても美味しいですよ。

<相性のよい食材>
海老やあさりなどの魚介類、白菜、ニラ、長ねぎ、豆腐、

洋風味噌汁

マユ先生のHow To「基本の味噌汁の作り方」洋風味噌汁

和風だしの代わりにコンソメを使って、洋風だしベースに。食材をオリーブオイルでサッと炒めてから作ると、コクが出ます。どの味噌を使ってもよいのですが、白味噌で作るとよりやさしい味わいになります。

<相性のよい食材>
じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、ブロッコリー、プチトマト、ベーコン

だしがしっかり効いていて、今までより味噌の風味もよくなりました
これからは、具材を入れるタイミングや火加減に注意して作りたいと思います

調味料や具材を変えるだけで、さまざまなアレンジができますよ♪
季節によって旬の食材を取り入れると、脱マンネリ!です
味噌の量は「だし1カップに対して味噌大さじ1」を目安にしてくださいね

それなら毎日変わらない味で、美味しくできそうです!

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監修 森崎 繭香 お菓子・料理研究家/フードコーディネーター
【HP】 http://www.mayucafe.com/

森崎 繭香

料理教室講師、パティシエを経て、フレンチ、イタリアンの厨房で経験を積み、独立。
書籍、雑誌やWEBへのレシピ提供、テレビ・ラジオ出演など幅広く活動中。カフェやレストランでの経験を軸に、身近な材料を使った自宅でも作りやすいレシピを心がけている。
「野菜たっぷりマリネ、ピクルス、ナムル」(河出書房新社)、「いつものスープでアレンジレシピ60」「小麦粉なしでつくる たっぷりクリームの魅惑のおやつ」(ともに日東書院本社)、「型がなくても作れるデコレーションケーキ」(グラフィック社)など著書多数。

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