お料理レシピ・基本

じゃがいものゆで方とゆで時間。皮付きや皮なしそれぞれのコツを解説!

更新日 2025年05月14日

お料理の基本をご紹介するミニレッスンへようこそ。 今回は、「じゃがいものゆで方」です。さまざまな料理に使われるじゃがいもですが、正しい方法でゆでるとより美味しく食べることができます。今回は基本のじゃがいものゆで方と、人気のレシピをご紹介します。

わ~!じゃがいも、い~っぱい!

おばあちゃんからたくさんじゃがいもが送られてきたんだ。ポテトサラダにじゃがバターに…。
コウちゃんの好きなメニューがたくさん作れるね~♪

お、うまそうなじゃがいもだな!
そうだ、ミエ!じゃがいもを美味しく食べたいなら、基本のゆで方をおさらいしてみないか?

フラッキー、大丈夫よ。じゃがいもなら私だって、ちゃんとゆでられるよ!
とりあえず火が通ればOKでしょ?

甘いな~!じゃがいもはゆで方次第でグンと美味しくなるんだ!
じゃがいもが美味しくなる、ゆで方のコツを教えてやるぜ!

目次

フラッキーのHow To

じゃがいものゆで方!皮付きは沸騰後弱めの中火で20分~25分

肉じゃが、カレーコロッケなど、定番メニューに欠かせない野菜・じゃがいも。じゃがいものゆで方には、丸ごとゆでてから皮をむく方法と、先に皮をむき、切ってからゆでる方法があります。

より美味しく食べたい場合は、皮付きでゆでるのがおすすめです。皮付きでゆでると、水っぽさが抑えられて、よりホクホクした食感を楽しめます。短時間で調理したい場合は、皮をむいて、切ってからゆでましょう。短い時間で火が通るので、時短になりますよ。今回の記事では、両方のゆで方をご紹介します!まずは、皮付きのゆで方を見ていきましょう。

じゃがいもはきれいに水洗いして、芽を取っておきます。

ゆでたじゃがいもは、皮をむくのが意外と難しいものです。うまくむけないのは、しっかりゆでていないことが理由なので、中まで火が通ってやわらかくなるのを確認しましょう。中まで火が通ったじゃがいもは、ゆで上がりにキッチンペーパーで包み込み、表面をこするようにすると皮がスルッとむけます。

また、ゆでる前に、じゃがいもの表面に浅い切れ目を入れておくと、皮がむきやすくなります。切れ目は、じゃがいもの真ん中をぐるっと一周するように入れるのがおすすめです。切り込みを入れたところから皮が少しめくれあがるので、指でむく場合は皮をつまむきっかけにしやすいでしょう。

鍋にじゃがいもと、水をかぶる程度入れて、中火で熱します。
中火で熱して沸騰したら、弱めの中火にして20分~25分程度加熱しましょう。

じゃがいもを水からゆでることで、全体の温度がゆっくりと上がっていくため、中心と表面の加熱ムラによる煮崩れが防げます。

竹串を刺してスッと通るようになったら、ゆで上がりです。

ざるにあげて、キッチンペーパーに包んだ状態で皮をむきます。

完成!

じゃがいものゆで時間!皮なしなら沸騰後弱めの中火で10分

次は、皮なしのゆで方をご紹介していきます。

じゃがいもは皮をむいて、好みの大きさにカットしておきます。

5分程度水にさらしておきます。

鍋にじゃがいもと水をかぶる程度入れて、中火で熱します。
中火で熱して沸騰したら、弱めの中火にして10分程度加熱しましょう。

竹串を刺してスッと通るようになったら、ゆで上がりです。

お湯を捨てて、再び中火にかけて鍋を揺すり、水分を飛ばします。

切ってからゆでたじゃがいもは、皮ごとゆでたときに比べて水っぽくなってしまいます。しっかり水分を飛ばしたいときは、お湯を捨てた後さらに加熱して、粉ふきいもの状態にするのがおすすめです。

完成!

じゃがいものゆで方は水から?お湯から?煮崩れしないコツとその訳

じゃがいもを水からゆでる理由はご存じですか?その理由はズバリ、煮崩れを防ぐためです。沸騰したお湯からゆでると、中心がちょうどよいやわらかさになるころには、外側がゆで過ぎの状態になってしまいます。じゃがいもを煮崩れさせないコツは、均一に火を通すために水からゆでることにあります。

【じゃがいものゆで方】電子レンジで簡単時短

「皮付きのじゃがいもをとにかく時短で調理したい!」というときは、電子レンジで加熱する方法がおすすめです。少ない個数であれば、電子レンジを使って短時間で加熱することができます。

まず、皮付きのじゃがいもをラップで包み、600Wに設定した電子レンジで3分~4分程度加熱します。2個加熱する際は、5~6分程度加熱しましょう。加熱後はやけどに注意して、粗熱が取れてから皮をむいてください。キッチンペーパーに包んだ状態だとスルッと皮がむけます。大量のじゃがいもを加熱したい場合は、電子レンジだと余計に時間がかかってしまう可能性があるので、鍋でゆでる方法がおすすめです。

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新じゃが(小いも)のゆで時間は皮付きで10分~15分

新じゃがいもとは春に収穫されたばかりのものをいい、通常のじゃがいもより小ぶりで皮が薄く、水分を多く含んでいるのが特徴です。料理にもよりますが、皮が薄いため皮付きで美味しく食べることができます。手順は通常のじゃがいもを皮付きの状態でゆでるときと変わりませんが、小ぶりな分、ゆで時間が短くなります。沸騰後、弱めの中火で10分~15分程度ゆで、竹串が刺されば完成です。

ゆでたじゃがいもを使った人気レシピ

じゃがいもが美味しくゆで上がったら、さっそく人気のレシピを作ってみましょう。小さな子どもから大人までが夢中になる、じゃがいも料理のレシピをご紹介します。

ポテトサラダ

ゆでたじゃがいもをボウルに入れ、軽くつぶします。マヨネーズ、、粗びきこしょうで味付けすれば、シンプルなポテトサラダのできあがり。お好みでハムやきゅうりにんじんを入れるのもおすすめです。お弁当や、もう一品おかずが欲しいときに最適なメニューですよ。

ポテトフライ

あらかじめじゃがいもをゆでておけば、ポテトフライを作るのも簡単です。まず、皮付きのまま丸ごと水からゆでます。竹串がスッと通るくらいになったら、しっかりと水気を切り、粗熱を取ってくし形切りにします。180度の油でこんがり色づくまで揚げたら、ホクホクのポテトフライの完成です。

じゃがバター

バターの塩気がやみつきになるじゃがバターは、お酒のおつまみにもぴったり。ホクホクした食感がポイントなので、じゃがいもは皮付きでゆでましょう。表面を十字に切って、塩とバター、お好みでパセリをかけてください。チーズや明太子をかけるアレンジもおすすめです。

「じゃがいものゆで方」に関するよくある質問

じゃがいものゆで方に関するよくある質問をご紹介します。

じゃがいものゆで時間は何分ですか?

皮付きで丸ごとゆでる場合は弱めの中火で20分~25分、皮をむいてカットする場合は弱めの中火で10分が目安です。竹串を刺してスッと通るようになったら、ゆで上がりの合図です。

電子レンジを使ったときのゆで時間は何分ですか?

皮付きのじゃがいも1個の加熱時間は、ラップで包んで600Wで3分~4分です。

じゃがいもをゆでる際に塩は必要ですか?

絶対に必要というわけではありません。ただし、塩を入れるとじゃがいもの煮崩れを防ぎ、甘みを引き立てることができます。

皮付きのじゃがいもをゆでる際、芽はいつ取りますか?

ゆでる前に取りましょう。じゃがいもに含まれる天然毒素、ソラニンは加熱しても分解されないので注意が必要です。

じゃがいもをゆでるときの水の量は?

しっかりとじゃがいも全体が水につかるようにしましょう。水の量が少ないと、熱がじゃがいもに均等に伝わらない恐れがあります。

じゃがいものゆで時間を短くするためには?

皮をむいて、小さく切ればゆで時間を短縮することができます。じゃがいも1個、1cm位の角切りの場合、鍋なら3分程度、電子レンジなら2分程度で中まで火が通ります。

なぜじゃがいもは水からゆでるの?

煮崩れを防ぐためです。じゃがいもの細胞と細胞の接着剤の役割を持つペクチンは熱に弱く、この働きを保つために水からゆでて、やわらかくなり過ぎるという状況を防ぎます。

じゃがばたー、おいもがほくほくして、おいしいねー♪

ポテトサラダも箸が止まらないよ!

じゃがいもって、本当にゆで方次第で美味しさが変わるのね。フラッキー、ありがとう!

じゃがいもはいろいろな料理に使う食材だからな。美味しくゆでられれば、料理のレベルもアップするぜ!

本当ね♪じゃがいものゆで方もマスターしたし、今度はホクホクのコロッケに挑戦しようっと!

森崎 繭香

監 修

森崎 繭香

お菓子・料理研究家/フードコーディネーター
【HP】 http://www.mayucafe.com/

料理教室講師、パティシエを経て、フレンチ、イタリアンの厨房で経験を積み、独立。 書籍、雑誌やWEBへのレシピ提供、テレビ・ラジオ出演など幅広く活動中。カフェやレストランでの経験を軸に、身近な材料を使った自宅でも作りやすいレシピを心がけている。 「野菜たっぷりマリネ、ピクルス、ナムル」(河出書房新社)、「いつものスープでアレンジレシピ60」「小麦粉なしでつくる たっぷりクリームの魅惑のおやつ」(ともに日東書院本社)、「型がなくても作れるデコレーションケーキ」(グラフィック社)など著書多数。

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