ポーチドエッグの作り方。人気レシピをご紹介!
簡単にできるポーチドエッグの作り方を動画でご紹介します。
ポーチドエッグの作り方。人気レシピをご紹介!
「うちのご飯は世界イチ」の番外編、お料理の基本をご紹介するミニレッスンへようこそ。
第57回は「ポーチドエッグの作り方」です。忙しい朝でも短時間でできるポーチドエッグの作り方をご紹介します。
まま~!あさごはんは~?
はーい、ちょっと待ってね!
…簡単に用意できるからラクなんだけど、
そろそろ目玉焼きと食パンの組み合わせにも飽きちゃったなあ…
とはいえ、今日も同じメニューなんだけどね~
何いってるんだミエ!
簡単・おしゃれ・朝ごはんにぴったり!
の3拍子揃った料理があるのを知らないのか⁉
ええー⁉そんな料理があるの?
フラッキー、詳しく教えて!
プルプルトロトロの卵が食べられる、ポーチドエッグだ!
そのままでも美味しいし、
パンにのせてカフェのモーニング風にもできちゃう優れものだぜ!
それじゃあさっそく作り方を叩き込んでいくぞ~!
ポーチドエッグとは?温泉卵との違い
ポーチドエッグは、卵白が半凝固、卵黄が半熟になるように調理した卵料理で、アメリカでよく食べられています。日本の温泉卵に似ていますが、温泉卵はポーチドエッグとは逆で、卵白が半熟、卵黄が半凝固の状態です。
ポーチドエッグの作り方
ポーチドエッグは卵の中身をお湯の中に割り入れて火を通すので、ゆで卵などに比べて調理時間が短く、忙しい朝にぴったり!簡単にポーチドエッグを作れる調理方法をご紹介します。
材料
- 卵
- 1個
- 水
- 600ml
- 酢
- 大さじ2
手順
- 鍋に水を入れ、沸騰させます。卵は事前に小さな容器に割り入れておきます。
- 渦の中心に、卵を静かに落とします。やさしく入れるのがポイントです。白身は自然に固まりますが、うまくまとまらない場合は、箸を使って、黄身に被せるようにしてまとめましょう。
- 2~3分ほどゆでたら、網じゃくしで卵をそっとすくい上げます。
- 水を入れたボウルに卵を入れて、酢を取ったら、キッチンペーパーなどにのせて水気を切ります。
酢を入れるのはなぜ?
酢にはタンパク質を固める性質があるんだ。卵の成分はタンパク質だから、酢が入ったお湯に卵を入れると、表面が固まって、崩れにくくなる。だからきれいにまとまったポーチドエッグを作るには、お湯に酢を入れるのが効果的ってわけ!
ちなみに、ただのお湯に卵を入れると、表面が固まる前に白身が流れてしまうから、形が崩れちゃうぜ。酢の入れ忘れに注意!
ポーチドエッグの人気レシピ
野菜に添えたり、パンにのせたりするだけで、おしゃれ&豪華に仕上がるポーチドエッグ。簡単にできるアレンジレシピをご紹介します!
ほうれん草サラダ
ほうれん草は洗って水気を切ります。ほうれん草の上にカリカリに炒めたベーコン、チーズを散らし、ポーチドエッグをのせたら、粒マスタード、ワインビネガー、塩こしょう、オリーブオイルを混ぜたドレッシングと和えてできあがりです。
アスパラ添え
アスパラガスは根元をピーラーでむき、ラップに包んで電子レンジで加熱しておきます。
アスパラガスの上にポーチドエッグを乗せて、粉チーズを振りかけます。仕上げにオリーブオイルを回しかけ、塩こしょうをまぶしましょう。生ハムを添えるのもおすすめ!
エッグベネディクト
まずマフィンを2つに割ってトースターで焼きます。
その間に、オランデーズソースを作ります。卵黄にレモンを混ぜ、溶かしたバターを加えて、塩こしょうで味付けします。
焼いたマフィンに生ハム(もしくは焼いたベーコン)、アボカド、ポーチドエッグを乗せ、オランデーズソースをかけて完成です。
じゃーん!
ポーチドエッグを使って、エッグベネディクトを作ってみたよ~!
わぁ~!たまご、とろとろ~~♪
ママどうしたの!?朝からすごいねえ
なんだかおしゃれなカフェに来たみたい!
なかなか美味しそうにできたな!
ポーチドエッグは朝ごはんだけじゃなくて、
ビーフシチューやカレーに添えるのもおすすめだぜ!
よーし、試してみよう!
これ一品でお料理のレパートリーが広がりそう♪
■関連記事
●卵料理の簡単レシピ7選!朝食やお弁当におすすめ♪
●基本のふわとろオムレツの作り方
●卵を片手で割る方法を動画で解説!
監修
森崎 繭香
お菓子・料理研究家/フードコーディネーター
【HP】 http://www.mayucafe.com/
料理教室講師、パティシエを経て、フレンチ、イタリアンの厨房で経験を積み、独立。
書籍、雑誌やWEBへのレシピ提供、テレビ・ラジオ出演など幅広く活動中。カフェやレストランでの経験を軸に、身近な材料を使った自宅でも作りやすいレシピを心がけている。
「野菜たっぷりマリネ、ピクルス、ナムル」(河出書房新社)、「いつものスープでアレンジレシピ60」「小麦粉なしでつくる たっぷりクリームの魅惑のおやつ」(ともに日東書院本社)、「型がなくても作れるデコレーションケーキ」(グラフィック社)など著書多数。