お風呂のドアの掃除方法をご紹介!汚れを簡単に落とすには?
お風呂のドアに付く汚れの落とし方をご紹介します。
■ご注意
塩素系漂白剤は酸性のものと混ぜると、有毒な塩素ガスが発生する恐れがあるため、取り扱いには注意してください。正しい知識をもって、洗剤を使い分けることを心がけましょう。忙しくて時間がない方や、自分で行なうのが不安という方はプロの業者に依頼することをおすすめします。
お風呂(浴室)のドアにはどんな汚れの種類がある?
お風呂のドアは、一方は浴室側、もう一方は脱衣所側に面しているため、さまざまな汚れが付きます。まずは、どんな汚れが付きやすいか、汚れの種類を見ていきましょう。
ほこり
ほこりの多くは繊維くずです。お風呂のドアの外側は、脱衣所や洗濯室に面していることが多く、入浴の際に衣類を着脱したり、洗濯物を扱ったりする際に、布製品から出たほこりが舞い上がり、蓄積していきます。たまったほこりは放っておくと頑固な汚れになりやすく、アレルギーや喘息の症状が出るなど人体の健康に悪影響をもたらす可能性があります。ドアの外側は、水で洗い流しにくいこともあって、意外と多くのほこりがたまっています。
水垢
水垢は、シャワー使用後などに水滴が蒸発し、水道水に含まれるカルシウム・マグネシウムなどのミネラルが固まって出る汚れです。長時間放置すると、結晶化して白い汚れとなり、簡単に落ちない厄介なものです。
カビ
ほこりや水垢がたまり、時間がたつとカビになることがあります。また、カビが発生する条件として、湿度70%以上、温度20~30度、栄養分(皮脂やほこりなどの汚れ)があるという3つがあります。お風呂は湿度・温度ともに高く、汚れなどの栄養分も豊富なため、カビが生えやすい場所といえるでしょう。カビには、赤カビと黒カビの2種類があります。ただし、赤カビはピンクや赤っぽい色でぬめりのある酵母菌のことです。
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浴室の壁や天井はカビが生えやすい場所ですが、自分で掃除するのは難しいですよね。頑固なカビだと、自分で掃除をしてもなかなか落ちないことも…。そんな浴室の汚れのお悩み、ハウスクリーニングサービスのご案内も行なっている長谷工にご相談してみませんか?
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詳しくはこちらお風呂のドアに適した洗剤とは?
先に述べたように、お風呂のドアにはさまざまな汚れが付着しています。お風呂のドア掃除に適した洗剤を確認しましょう。
アルコール
アルコールは中性の洗剤で溶解性があり、油汚れを落とすのに有効です。また、除菌効果があったり、揮発性が高くカビ予防にも使えたりと便利です。
クエン酸
クエン酸は、レモンやみかんなどの柑橘系のフルーツに含まれる酸味成分の1種です。このクエン酸は、主に水まわりで効果を発揮します。先にお伝えした水垢のようなアルカリ性の汚れに有効で、アンモニア臭やタバコ臭などのアルカリ性のニオイにも効果的です。
酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)
酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)は、アルカリ性の洗剤で、皮脂汚れのような酸性の汚れに効果を発揮します。また、酸素系漂白剤は、除菌と漂白の効果があるため、カビ掃除にも使えます。
塩素系漂白剤
塩素系漂白剤は、強いアルカリ性で除菌効果が強く、ほかの洗剤を使用しても落ちなかった場合に使われます。皮脂汚れといった酸性の汚れに加え、長く放置してしまった頑固なカビにも有効です。
なお、塩素系漂白剤は、酸性の物質(酸性洗剤など)と混ぜると危険なガスが発生する恐れがあるので、使用する際には注意点をよく確認して使用することを心がけてください。使用する際は、必ずゴム手袋を着用しましょう。
お風呂のドアの掃除方法
これまで、お風呂のドアの主な汚れの原因とそれぞれ適した洗剤をご紹介してきました。ここからは、お風呂のドアの掃除方法について詳しく解説していきます。
なお、お風呂掃除を自分で行なうのが不安という方や、忙しくてなかなか時間がないという方はプロの業者への依頼を検討しましょう。
基本的な掃除方法
■所要時間:10分~
■難易度:★★☆☆☆
■掃除頻度の目安:週に1回
掃除方法には大きく3つの手順があります。
[ 1 ] ドア全体の乾いたほこりを取り除く
[ 2 ] アルコール水を使ってドア全体を拭き掃除する
ほこりを取り除いたら、次はドア全体を掃除していきます。ドア掃除に適しているのは除菌効果があり、カビ予防できるアルコールです。アルコール水スプレーを全体に吹きかけ、マイクロファイバークロスやキッチンペーパーで拭きましょう。
アルコール水は、水110mlに対して、消毒用エタノール90mlを加えて、濃度が35%になるようにして作ります。スプレーボトルはアルコール対応のものを使いましょう。
[ 3 ] ドア枠の下部をクエン酸水で掃除する
アルコール水で掃除しても落ちない水垢汚れは、クエン酸を使って掃除していきます。特にお風呂のドア枠の下部は、水がたまりやすく、掃除がしにくいため水垢がたまりやすい場所です。
掃除の際は、クエン酸水をスプレーボトルに入れ、吹きかけて拭き掃除をします。
クエン酸水は、スプレーボトルに水1カップ(200ml)とクエン酸小さじ1/2を入れ、よく振って混ぜると簡単に作れます。ぜひ、試してみてください。
頑固なカビの落とし方
ほこりや水(水垢)がたまりやすい場所は、カビが発生しやすい場所でもあります。初期段階のカビであれば、重曹粉末でこすることで落とせる場合もありますが、放っておくと取れにくくなります。そのような場合には、酸素系や塩素系の漂白剤を使用します。漂白剤は、カビの程度によって使い分けましょう。
[ 1 ] 酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)でつけ置き
■所要時間:30分~
■難易度:★★★☆☆
■掃除頻度の目安:黒カビを見つけたら
根を張る前の初期のカビを落とすには、酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)がおすすめです。除菌力と漂白力が高く、素材を傷めるリスクが少ない点が特徴です。
手順としては、お湯で溶かした酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)に、カットしたキッチンペーパーを浸した後、カビが生えている場所にぴったり沿わせて覆います。ラップをすると蒸発を防ぐことができ、より効果的です。30分程度つけ置きをしたら、シャワーなどで洗い流しましょう。
[ 2 ] 塩素系漂白剤(ジェルタイプ)でつけ置き
■所要時間:30分~
■難易度:★★★★★
■掃除頻度の目安:黒カビを見つけたら
酸素系漂白剤を使っても落とすことが難しいカビには、ジェルタイプの塩素系漂白剤がおすすめです。ジェルタイプであれば、頑固な汚れにピンポイントで塗れるので、最小限の使用に抑えられます。塗布後、30分が経過したら、ゴム手袋を着用し、キッチンペーパーでよく拭き取りましょう。
お風呂のドアの通気口(ガラリ)を掃除する方法とは!?
ドアのタイプによっては、ドアの下部に通気口(ガラリ)があります。ここは汚れがたまりやすいのに掃除がしにくい場所で、放置しがちです。通気口を掃除するには、クエン酸を使うのがおすすめです。まず通気口(ガラリ)に付着しているほこりを取り除いた後、クエン酸水をスプレーします。この際、キッチンペーパーでクエン酸水パックをすると効果的です。数分置いたら、使い捨ての歯ブラシを使い、通気口の隙間を脱衣所と浴室の両側からこすり洗いをします。仕上げに、水拭きでしっかりと拭き取るようにしましょう。
お風呂のドアに付くカビの予防策
お風呂のドアに付くカビを予防するには、お風呂全体の予防をすることが重要です。
そんな頑固なカビを予防するための方法を解説していきます。
水(水分)を切る
お風呂場の水(水分)は、湿度を上げ、カビが繁殖する原因となります。湿度を抑えるためには、水気を切って乾燥させたり、スクイージーで水分を取り除いたりするのが効果的です。また、お湯を張ったままだと室温が下がりにくくなるため、入浴後は浴槽を空にするようにしましょう。
換気を心がける
水(水分)を切ってもお風呂場の湿気は完全には取り除かれないため、こまめに換気する習慣を付けましょう。またお風呂の換気扇は、付けっぱなしにしておくことをおすすめします。
浮かせる収納にする
シャンプーボトルなどの容器を棚に置きっぱなしにすると、接地面に汚れがたまり、カビが発生しやすくなります。S字フックやクリップ、ラックなどを使った浮かせる収納にすると、カビが繁殖しにくく掃除もしやすくなります。
浴室掃除は長谷工にお任せ!
浴室の壁や天井はカビが生えやすい場所ですが、自分で掃除するのは難しいですよね。頑固なカビだと、自分で掃除をしてもなかなか落ちないことも…。そんな浴室の汚れのお悩み、ハウスクリーニングサービスのご案内も行なっている長谷工にご相談してみませんか?
浴室クリーニング
詳しくはこちらお風呂のドア、ピカピカ~!
ドアまできれいだと気持ちがいいね!
掃除方法も難しくないから、これからはこまめにやりたいね!
お風呂のドア汚れを防ぐには、まめな掃除が一番だニャ。汚れがたまって掃除がおっくうになる前に、先手必勝だニャ!
わ~、お風呂のドアがくすんでいる!
しばらくお風呂のドアを掃除できていないからね...。
ドアのところの汚れは、どうやって掃除すればいいのかな?
お風呂のドアはアルコール水を使って掃除できるニャ!アルコール水なら、除菌もできて一石二鳥だニャ!