トイレのニオイが気になるときの掃除方法とは?ニオイの原因や予防法も併せて解説
トイレのニオイが気になるときの掃除方法をご紹介します。
■ご注意
便座を取り外して掃除をする際は、必ず取扱説明書を確認してください。また、掃除をするときは、電源をオフにしたり、使用できる洗剤かどうか確認するようにしましょう。不安な方はプロの業者に依頼するのがおすすめです。
トイレの気になるニオイの原因とは?
普段からトイレ掃除をしているにもかかわらず、ニオイが気になることはありませんか?これは、目に見えない汚れが残っていたり、掃除が行き届きにくい意外な所からニオイが発生したりしている可能性が考えられます。そして原因によっては、普段の習慣を少し工夫することで改善されることがあります。そこで今回は、トイレ掃除のなかでも気になるニオイに焦点を当てて問題解決の方法をご紹介します。
まずは、トイレのニオイの原因をご紹介します。トイレのニオイの主な原因は以下の2つが挙げられるので、それぞれの原因を把握して改善に役立ててみましょう。
アンモニア臭
立って用を足すことで、便座の裏側や内側、壁や床に尿が飛び散り、各所に付着した汚れからアンモニア臭が発生することがあります。この際、飛び散った細かい飛沫を目視することが難しく、掃除のときに拭ききれていない場合が多いのです。
雑菌臭
水まわりであるトイレでは湿度が保たれているため、雑菌が繁殖しやすい環境といえます。便器のふち裏やトイレタンクの中、便器と床の接合部分、換気扇などで雑菌が発生し、ニオイの原因となっている場合があるため、雑菌による汚れが発生していないか確認してみましょう。
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トイレクリーニング
詳しくはこちらトイレのニオイが気になるときの掃除方法
先述したように、トイレのニオイには複数の原因があります。原因となっているその箇所ごとに掃除方法は異なるため、ここからはそれぞれの掃除方法を紹介していきます。
トイレ掃除をする際には、ゴム手袋を着用して換気をしながら行ないましょう。また、掃除してもニオイが残る場合は、プロの業者にトイレクリーニングを依頼するのもおすすめです。
壁・床
■所要時間(置き時間も含む):15分~
■難易度:★★☆☆☆
■掃除頻度の目安:週に1回
まずはフローリングワイパーでほこりを取り除きます。この際、掃除機を使うと雑菌をまき散らす恐れがあるので掃除機は使わないようにしましょう。
なお、クエン酸水やアルコール水を使用しても問題がないか、掃除の前にあらかじめ壁紙の素材をご確認ください。
便座の裏側
■所要時間(置き時間も含む):15分~
■難易度:★★☆☆☆
■掃除頻度の目安:週に1回
便座の裏側は便器内で跳ね返った汚れがたまりやすく、掃除を怠るとニオイの原因となります。便座の裏側にアルコール水をスプレーしてから、水に浸し固く絞ったぞうきんや除菌クロスなどで汚れを拭き取りましょう。きれいな所から拭いていくと汚れが広がることを防ぐことができます。
なお、温水洗浄便座を使用している場合、便器と便座の間は掃除がしにくく、汚れがたまりニオイが発生することがあります。この部分を掃除する際は、便座を取り外して行ないます。便座の外し方はメーカーによって異なるため、取扱説明書を見て外すようにしましょう。また、電源コードやホースが付いている場合は無理に引っ張らないように注意してください。
家庭にある洗剤を使用してニオイを中和できる!?
クエン酸にはアンモニア臭を軽減できる効果があります。尿ハネは時間がたつと、悪臭の元となるアルカリ性のアンモニアという汚れに変化します。こびりついた尿石汚れもアルカリ性なので、クエン酸が効果的なのです。
先述した通り、クエン酸は、水やぬるま湯に小さじ1/2杯溶かし水溶液にして、スプレーボトルに入れてニオイが気になる場所に吹きかけます。その後ブラシや雑巾を使うと汚れを落としやすくなります。
換気扇
■所要時間(置き時間も含む):3分~
■難易度:★★☆☆☆
■掃除頻度の目安:1か月に1回
トイレの便器や床、壁を掃除していても換気扇の掃除までは気が回らないといった方もいるのではないでしょうか?換気扇のフィルターにほこりが詰まっていると空気を吸い込めず、換気扇としての役割が果たせていない場合があります。また、ほこりがたまるとカビの発生につながり、汚れた状態で換気扇を回すことで空気も汚れてニオイの原因となるのです。
換気扇表面にほこりが付着している場合には、ハンディワイパーで換気扇表面を軽くなでるようにして拭き取ります。この際、換気扇の電源を必ず切り、ほこりやカビを吸い込まないようにマスクを装着しましょう。そしてプロペラを外し、水洗いしてよく乾かします。
また、内部の汚れは掃除機で吸い取り、こびり付いた汚れは歯ブラシでこすると取ることができます。この換気扇を取り外す掃除は、半年に1回程度のペースで十分ですよ。
封水の量にも気を付けよう!
封水とは、便器の中にためられた水のことを言います。長い間家を空け、トイレを長期間流さない場合は、封水から水が蒸発してしまい、ニオイが発生することがあります。また、水を一定量ためておくことには下水管からの悪臭を防ぐ役割があるため、水位が下がることで悪臭の原因となります。さらに、封水が古くなることで、残った排泄物に雑菌が繁殖し汚れやニオイを引き起こし、便器に水垢が発生する場合もあります。
対策としては、なるべく流さない時間が長くならないよう心がけることや、使用後は蓋を閉め、水の蒸発を防ぐことが挙げられます。また、封水に過炭酸ナトリウムを大さじ1入れておくと、雑菌の繁殖を防ぎニオイや汚れの予防になりますよ。
日々のお手入れでトイレのニオイを防ごう
ここまでトイレのニオイが気になるときの対処法をご紹介してきました。こまめに掃除をしていても、掃除が行き届かない箇所に汚れが蓄積し、頑固なニオイの原因となっている場合があります。しかし、日々のちょっとした対策で嫌なニオイの発生を未然に防ぐことも可能です。どのような方法があるのか見ていきましょう。
こまめに掃除する
汚れを放置するとニオイが発生しやすくなります。そのため、汚してしまったらこまめに拭き取ることを習慣付けましょう。有効な手段として、掃除用具やトイレシートを取りやすい場所に置くと汚れたらすぐに掃除ができるのでおすすめです。また、湿度が高い環境ですので、こまめに換気をし、カビの発生を抑制することでニオイの発生も防ぐことにつながります。
用の足し方に気を付ける
トイレを汚さないように、使用法を見直してみましょう。汚れが飛び散るのを防ぐために、男性は座って用を足すことや、流すときは蓋を閉めると効果的です。
消臭剤や芳香剤を置く
消臭剤や芳香剤で手軽に嫌なニオイを軽減できるでしょう。消臭効果だけでなく、香りが付いたタイプや、消臭スプレーなどさまざまな商品があるので便利です。しかし、どれもニオイを抑えるだけで根本的に解決はできません。慢性的なニオイを解消するには、ニオイの原因となっている箇所を掃除するようにしましょう。
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トイレクリーニング
詳しくはこちらわ~!トイレ空間がスッキリ。
少しの掃除でニオイが気にならなくなるね。
嫌なニオイを付けないために、日頃から気を付けてトイレを使うことが大切だニャ。そうすれば、みんなが気持ちよく使えるようになるニャ!
トイレ掃除をしたばかりなのに、ニオイが気になる…。
トイレのニオイの原因はさまざまだから、ニオイの原因に合わせた対処が必要だニャ!普段はあまり掃除しない壁や床にもニオイの原因があるんだニャ。