
意匠設計
- 長谷工コーポレーション
- エンジニアリング事業部
- 人間総合科学研究科 芸術専攻
- 2011年入社
- ※掲載記事等の情報は、インタビュー当時のものであり、
その後変更されている場合があります。
入社の動機
大学、大学院ともに意匠系の研究室に所属しており、はじめから設計職に就きたいという思いがありました。ゼネコンであれば設計・施工一貫が基本のため、様々なスキルや広い視野が身につくと考えました。長谷工グループを知ったきっかけは学生コンペです。業界研究していく中でマンションに特化した企業だと知り、元々集合住宅に興味があったこともあってこの会社で働きたいと思いました。入社の決め手は、OB訪問の際に聞いた、若いうちから大きな仕事を任せてもらえる点です。

若手から大きな仕事を任されます。
現在の仕事
マンション設計における意匠設計が私の仕事です。建物全体の形態から各住戸プラン、外観デザイン、共用部のプランニング・デザイン、外構計画・デザインまで、ほぼ全ての内容を担当しています。これらが全て関係し合いながらプロジェクトが進んでいくため、プランやデザインの提案力だけでなく、行政との折衝やプロジェクトメンバーの取りまとめなど、多岐にわたる業務を同時に行えるスキルが求められます。

構造、設備の設計担当者と図合わせ会議。
1日のスケジュール
8:30 | 室内会議(担当物件の進捗報告) |
---|---|
10:00 | 事業主との打ち合わせ(プラン検討) |
12:00 | 昼食 |
13:00 | 社内にてプロジェクトメンバーと打ち合わせ(共用部について) |
15:00 | 建設部門との社内コスト会議 |
17:00 | 実施図面チェック・修正 |
19:00 | 事業主へのプレゼン資料の検討・作成 |

若手から大きな仕事を任されます。

構造、設備の設計担当者と図合わせ会議。

模型を使い、収まりの確認。

上司へプロジェクトの進捗状況報告。

CAD図面と手元図面の照合。

意匠設計がプロジェクトの取りまとめ役です。
仕事の魅力、やりがいは?
自分が携わったマンションが竣工を迎えた時に最もやりがいを感じます。特に設計時点で苦労した箇所が上手く納まっていたり、現場と多くの検討を重ねて決めたディテールで狙った通りの見せ方ができている時は嬉しく思います。その一方で設計者としてあらゆる場面において意見を求められるのですが、果たしてそれが正解なのか悩むことが多くあり、一貫した考え方を持つことが課題だと日々感じています。

模型を使い、収まりの確認。
印象に残っているエピソードは?
3年目の夏、入社して最初に携わった案件が竣工した時です。小さい規模のマンションでしたが、上司からのアドバイスや現場の協力を仰ぎ、右往左往しながらもなんとかやり遂げることができました。検討が足りず、納得のいかない納まりになっていたことなど反省点もありましたが、自分が引いた線が実際に形になっていたことに感動したものです。

上司へプロジェクトの進捗状況報告。
仕事で得たことは?
入社7年目にして、合計2,000戸超という多くの物件を担当できたことは非常に価値のある経験だと思っています。意匠設計者としてプロジェクトを推進しつつ、自分のやりたいことを実現させるためには、隅々まで目を行きわたらせる広い視野を持ち、常に自らの意思、意見を分かり易く伝えていくことが重要です。そのような経験を経て、責任感を持って最後まで仕事をやり遂げるという意識が芽生え、自らの成長を感じました。

CAD図面と手元図面の照合。
今後の目標は?
プロジェクトリーダーとして皆を引っ張っていける、頼りになる意匠設計者になることです。全ての作品を隅から隅まで納得の行く作り込みをして、ゆくゆくは会社を代表するような大規模なプロジェクトにチームリーダーとして取り組み、成功させたいです。更に先の将来では、マンションだけに留まらず、様々な用途の建築を設計し、評価されたいと思っています。

意匠設計がプロジェクトの取りまとめ役です。


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長谷工タウンプロジェクト
マンションのすべてに携わる長谷工の知恵と技術を集約した次世代の街づくり。総戸数864邸の分譲マンションをはじめ、賃貸マンション、高齢者向け住宅に、商業施設、保育施設をも備えた複合開発です。

プラウドシティ塚口
関西最大級JR「塚口」駅前における、総開発面積約8.4haの大規模再開発。マンション・戸建・商業施設・大型公園等の一体開発で、工場跡地が劇的に大変身。
休日はフットサルやスノーボードなど体を動かしてリフレッシュしたり、キャンプをして自然の中で過ごしたりしています。一方、様々な展覧会や建築を見たりして知見を広げるよう工夫しています。