
電気設計
- 長谷工コーポレーション
- エンジニアリング事業部 第2設備設計室
- 理工学研究科 電気電子情報工学専攻
- 2016年入社
- ※掲載記事等の情報は、インタビュー当時のものであり、
その後変更されている場合があります。
入社の動機
人の生活に最も近い電力インフラの設計ができると思い長谷工コーポレーションを選びました。もともと電力インフラの仕事に興味があったのですが、維持・管理業務ではなくモノづくりをしたいという思いが強くありました。その中で長谷工グループの説明会や社員面談にて直接業務内容や仕事の雰囲気を聞き、マンション電気設備の設計業務が自分に合っていると思ったため、入社を決めました。

入社の決め手は暮らしを支えるモノづくりの魅力でした。
現在の仕事
私の仕事はマンションの電気設備の設計業務です。意匠計画に基づいて電力や通信設備の引込み、マンション内の配線ルート、共用部分や各住戸の電灯コンセント等の電気設備の設計を行います。電力や通信設備の引込みにあたり、電力会社や通信会社と協議を行い、引込みルートや必要設備の確認をします。また、消防署とも協議を行い、法令上必要な設備の確認を行います。改良案や問題点があれば、各設計者と打ち合わせて調整します。併せて工事の進捗状況を確認し、現場や協力業者と打ち合わせを行っています。

意匠担当構造担当者と図合わせ会議。
1日のスケジュール
8:30 | メール対応(現場・事業主からの質疑) |
---|---|
10:00 | 上席打ち合わせ(当日の業務内容の確認・相談) |
12:00 | 昼食 |
13:00 | 各設計者と電気設備の納まりについて打ち合わせ |
15:00 | 協力業者と現場納まりについて打ち合わせ |
17:00 | 作図業務 |

入社の決め手は暮らしを支えるモノづくりの魅力でした。

意匠担当構造担当者と図合わせ会議。

照明設備計画の検討。

上司へ照明計画の内容報告。

資格取得に向けた勉強。

一人前の設計士を目指して邁進中です。
仕事の魅力、やりがいは?
設計業務の魅力、やりがいは、人の生活を支える建物が自身の設計通りに出来上がることです。品質の高いマンションを造るために3Dモデルを用いて詳細な納まりを検討した箇所が現場で設計通りに納まっていた時や、意匠担当とデザインの打ち合わせをした照明計画が完成予想CG通りに出来上がっていた時はうれしく感じます。また、自身が設計したマンションに生活の明かりが点いているのを見ると感慨深いものがあります。

照明設備計画の検討。
印象に残っているエピソードは?
マンションに顔認証システムを導入したことです。新たな取り組みだったので、他部署を交えた懸念事項の洗い出し、顔認証メーカーとデモ機を使って動作の確認や、工事区分や設備機器について入念に打ち合わせを行いました。上司やメーカーと何度も相談し、苦労を重ねた分、マンション竣工時に現場で実際の動作を確認し、セキュリティ性を確保しながら利便性を向上させることができたと分かった時には達成感もひとしおでした。

上司へ照明計画の内容報告。
仕事で得たことは?
仕事の優先順位とスケジュール管理を重視するようになりました。自分の業務の後に作業を行う人がいる場合や、電力会社・通信会社・消防との協議など回答に時間が掛かる業務を優先することで効率的に仕事を進められると実感しています。また、上司や同僚とコミュニケーションをとることの大切さを学びました。より効率的な設計や違った考え方を学ぶことができ、自身の成長に繋がっていると感じています。

資格取得に向けた勉強。
今後の目標は?
マンションだけでなく店舗が併設する案件や賃貸の案件など、経験したことのない建物の設計を任されること多くなり、電気設計者としてさらに知識の習得に努めていきます。また、テレワークの普及、自然災害の激甚化、環境配慮などマンション求められる機能も変化しており、入居者や自然環境にとって安心・安全・快適なマンションの実現に向けて積極的に最新技術の情報を収集して設計に活かしていきたいです。

一人前の設計士を目指して邁進中です。


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長谷工タウンプロジェクト
マンションのすべてに携わる長谷工の知恵と技術を集約した次世代の街づくり。総戸数864邸の分譲マンションをはじめ、賃貸マンション、高齢者向け住宅に、商業施設、保育施設をも備えた複合開発です。

プラウドシティ塚口
関西最大級JR「塚口」駅前における、総開発面積約8.4haの大規模再開発。マンション・戸建・商業施設・大型公園等の一体開発で、工場跡地が劇的に大変身。
インドア派の人間のため休日は家にこもっていることがほとんどです。ゲームやネットサーフィンをしたり、月に1回程度友人とオンラインで飲み会をしています。
連休中、まれに大学時代の友人と旅行に行き、温泉やお酒を楽しんだりしています。
気の置けない同僚や友人との飲み会がストレスの解消や気分のリフレッシュ、仕事への活力になっています。