1981年に建築基準法の大改正がなされ、これ以後に設計された建物の耐震性能は一般的に高いとされています。
現在の設計では震度5程度の地震では、大規模な修復を要する程の損傷が生じないようにし、震度6強程度の地震では、損傷は受けても倒壊せず、人命を守ることを基本としています。
1995年に発生した阪神淡路大震災では、長谷工の設計・施工によるマンションは、一つとして倒壊することはありませんでした。

強度を高め地震への耐性を持たせる
「耐震構造」

建物自体を強くすることにより、地震力への耐力を持たせる工法です。梁や柱などは頑丈につくることにより建物を揺れの力から守ります。

揺れの力を分散、減衰させるのが
「制震構造」

「制震パネル」や「制震ダンパー」などの制震装置で地震エネルギーを分散、減衰させます。

揺れの力を逃がすのが
「免震構造」

建物と地盤を特殊な装置<免震装置>で分離し、建物に伝わる地震力を低減させる工法です。地盤から伝わる揺れの力を抑えるため、地面が揺れていても建物全体の揺れが少なくなる特徴があります。