マンションに再び、
安全・安心・快適を
取り戻すために。

マンション再生営業

  • 長谷工コーポレーション
  • 都市開発部門 マンション再生事業部
  • 法学部法律学科卒
  • 2016年入社
  • ※掲載記事等の情報は、インタビュー当時のものであり、
    その後変更されている場合があります。

入社の動機

両親の仕事の関係で、私は何度か見知らぬ土地への引越しを経験しました。自分の居場所となる「住まい」が快適であること、安心できる場所であることは、人が生活していく上で大切であることを実感し、「住」に関わる仕事がしたいと考えていました。長谷工グループを知ったきっかけはCMです。これまで60万戸以上のマンションを供給してきたという実績があり、多くの人に良質なマンションを提供し続けてきたという点に魅力を感じました。建設業は男性中心の職場だと思っていましたが、就活中はリクルーターとして女性の先輩社員がとても親切にしてくださり、当社では多くの女性が活躍していることが入社の決め手となりました。

CMで長谷工グループを知りました。

現在の仕事

築35年を超えたマンションは、様々な課題を抱えています。建物・設備の老朽化、修繕費用の増大、耐震性能の不足……。住民の方は、「修繕」をし続けるべきか、「建替え」をすべきかという悩みに直面します。私たちマンション再生事業部の仕事は、住みなれた愛着あるマンションでの暮らしを安全・安心・快適に過ごしていくために「どうすればいいか?」を住民の方と一緒に考え、最善の解決策を提案することです。日々の業務としては、住民の方に対する勉強会開催や、建替え収支の作成・検証、図面(プラン)の説明、個別面談といった対応を行っています。マンションに関わる全ての機能がグループ内に整っているため、建替え事業においては設計・施工のゼネコンとしての役割だけではなくデベロッパーとしても参画し、事業協力者として事業推進と合意形成のサポートをしています。

マンション再生セミナーでの司会進行。

1日のスケジュール

9:00 再生可能なマンション探し、物件選定会議
10:00 建替えを推進するマンションの周辺環境調査及び訪問
12:00 昼食
14:00 マンションの居住者(管理組合理事長など)訪問、説明
16:00 担当する管理組合向けの再生提案書を作成

CMで長谷工グループを知りました。

マンション再生セミナーでの司会進行。

上席から担当エリアについてのアドバイス。

チーフへ物件の進捗状況報告。

就業時間後に資格試験の勉強。

活躍している女性社員の先輩が目標です。

仕事の魅力、やりがいは?

自分の担当するマンションの再生事業を成就できた瞬間がやりがいを感じる瞬間だと思うのですが、マンションには様々な年代、様々なライフスタイル、様々な家族構成の方がいますから、意見も様々で、再生方針はすぐには決まりません。また、区分所有法やマンション建替法といった法規制も絡んでくるので、マンションの再生事業は難易度が高く、事業期間が長いことが特徴です。実際、建替えをしたマンションは全国でわずか2件ほどしかありません。
そのため、入社2年目の私はまだ事業の成就を経験していません。日々の業務は住民の方との対話や、プレゼン資料の作成など、地道に積み重ねていくものも多く、知識面においても、高いレベルが求められます。しかし、「住んでいる人の不安」を取り除き、「再び安全・安心・快適な暮らしを取り戻す」ために、難しい案件に取り組んでいるのだと思うと、とてもやりがいを感じますし、常に新しい知識を吸収するので新鮮な気持ちで業務に取り組むことができています。

上席から担当エリアについてのアドバイス。

印象に残っているエピソードは?

マンションの建替えをする時には、住民の4/5以上の同意を「建替え決議」で得なければならないと法律で定められており、投票形式で票を数えます。先輩の担当しているマンションの建替え決議に同行した際の開票の瞬間はとても緊張感があり印象に残っています。そのマンションではわずかに票が足りず、建替えは否決されてしまったのですが、先輩には、失敗することもあるけれど再度丁寧な説明や面談を重ねて再交渉していくことも必要だと言われ、諦めない粘り強い社風を感じました。今まさに再チャレンジに向け先輩と共に奮闘しているところです。

チーフへ物件の進捗状況報告。

仕事で得たことは?

話を「聞く」ことの大切さと難しさを学びました。普段は先輩や上司に同行することが多いですが、だんだん一人で行動することも増えてきました。営業先では、自分が伝えたいことを一方的に話し、なんとなくできた気になっていたのですが、社内に戻ってくると、相手から聞けていないことがたくさんあることに気が付きました。マンション再生事業部は、高齢の方とお話する機会も多い部署です。まずは、じっくりお話を伺い、求められていることは何か考え、信頼関係を築くということを心がけています。

就業時間後に資格試験の勉強。

今後の目標は?

マンション再生の営業活動をしていると、自分の部署の担当とは異なる、管理や賃貸などの相談を受けることがあります。質問を受けても、知識不足で答えられず悔しい思いをしました。まだまだ未熟ですが、マンションに関わる全ての機能がグル―プに揃っている当社の強みを活かして、住民の方の悩みを解決できる社員、そして、自分の部署での利益はもちろん、グループ貢献という形で会社に利益を生むことのできる社員になりたいと思っています。

活躍している女性社員の先輩が目標です。

private shot

皆さんの休日、ちょっと見せてください!

社会人になってからゴルフを始めました。最初は始めるか迷ったのですが、練習して少しずつ上達していくのが楽しくすっかりはまってしまいました。ゴルフの話をきっかけに打ち解けてもらえることもあって、始めて良かったと思っています。

就活生の皆さんへ

会社選びでは、仕事内容以外のことも大事だと思います。説明会に参加するだけでなく、実際に働く社員の方から話を聞く機会を大切にしてみてください。私の場合は、リクルーターの先輩にお会いして、当社が育休や産休を利用している社員が多いことを聞き、安心して入社を決めることができました。実際に働いてみて、女性が働きやすい職場だと感じていますし、風通しの良い、何でも挑戦させてくれる雰囲気があると思います。社会人はそんなにつらいことばかりじゃない。世界が広がって、楽しいこともたくさんあります。恐れずに挑戦してみてください。

営業