2009年07月31日
長谷工コーポレーションは、マンションの開放廊下やバルコニーに面する外壁にALC(※1)パネルを採用する際に、溶接を一切必要としないオリジナルの「ALC乾式壁無溶接工法」を旭化成建材、旭化成ホームズ、新日軽と共同開発しました。
「ALC乾式壁無溶接工法」は、従来アルミサッシをALC乾式壁に固定するための溶接作業や、アルミサッシとALC乾式壁との空隙を埋めるためのモルタル充填を不要にし、仕上げ工事の施工性と安全性の向上を実現できます。また、玄関ドア・アルミサッシの開口位置の可変性や更新性を高めて、住宅の長期耐用に寄与できる新しい工法です。<特許出願中>
今後、当社で設計・施工する分譲マンションに長期優良住宅の適応技術の1つとして採用提案を行ってまいります。
(※1)ALC・・・Autoclaved Lightweight aerated Concrete (高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリート)
●アルミサッシの取付けやモルタル充填など仕上げ工事の省力化
●組み立て式なので専門工以外でも施工が可能
●溶接作業が不要で安全性が向上
<施工後>
●間取り変更などで開口位置の変更が可能
●修繕・更新が容易になり、メンテナンス性が向上
●無溶接工法のため分別解体、撤去が行いやすく、廃棄物の発生量を抑制
(3)サッシユニット固定用レールにサッシユニットをボルトで固定
(4)ALCパネルを取付け
(5)ALCパネル間の目地とアルミサッシ周りの目地に、シーリング材を充填
(6)アルミサッシをはめ込み、玄関ドアを設置し完成(上:外観、下:内観)
旭化成ホームズ株式会社
新日軽株式会社
「ALC乾式壁無溶接工法」は、従来アルミサッシをALC乾式壁に固定するための溶接作業や、アルミサッシとALC乾式壁との空隙を埋めるためのモルタル充填を不要にし、仕上げ工事の施工性と安全性の向上を実現できます。また、玄関ドア・アルミサッシの開口位置の可変性や更新性を高めて、住宅の長期耐用に寄与できる新しい工法です。<特許出願中>
今後、当社で設計・施工する分譲マンションに長期優良住宅の適応技術の1つとして採用提案を行ってまいります。
(※1)ALC・・・Autoclaved Lightweight aerated Concrete (高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリート)
【「ALC乾式壁無溶接工法」の施工手順】
【「ALC乾式壁無溶接工法」の効果】
<施工中>●アルミサッシの取付けやモルタル充填など仕上げ工事の省力化
●組み立て式なので専門工以外でも施工が可能
●溶接作業が不要で安全性が向上
<施工後>
●間取り変更などで開口位置の変更が可能
●修繕・更新が容易になり、メンテナンス性が向上
●無溶接工法のため分別解体、撤去が行いやすく、廃棄物の発生量を抑制
【「ALC乾式壁無溶接工法」の施工風景(写真)】
(1)アルミサッシ(AW)枠・玄関ドア(SD)枠を一体化したサッシユニットを工場で製作し、現場に搬入
(2)開口部の上下にサッシユニット固定用レールを設置
(6)アルミサッシをはめ込み、玄関ドアを設置し完成(上:外観、下:内観)
【共同開発会社】(五十音順)
旭化成建材株式会社旭化成ホームズ株式会社
新日軽株式会社
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