長谷工コーポレーション
第一事業部 営業2部
部長 後藤 史晴
長谷工が他のゼネコンと大きく違うのは、グループで土地の持ち込みからマンションの設計・施工・販売・管理・リフォーム・賃貸・仲介・介護まで行っていること。〈土地の持ち込み営業〉という独自のビジネスモデルを行っているということです。〈土地の持ち込み営業〉とは長谷工の不動産部員が土地情報を仕入れ、その用地に適したマンションの事業計画と収支を添えて事業主様に提案するというもの。採用されれば、設計と工事を受注するというビジネススタイルです。長谷工にはこれまで多くの事業主様とお取引をして60万戸を超える分譲マンションの施工実績があり、これは日本一です。だからこそ、マンションを熟知しているのです。グループ会社には販売会社と管理会社もあり、居住者のニーズも把握できる立場なので、次のマンションプランにも反映してゆけます。つまり、マンションのすべてを知る長谷工だからマンションを進化させることができるのです。北区王子5丁目プロジェクトは、その強みを最大限に活かし、グループの総合力で挑んだ長谷工のフラッグシップともいえるプロジェクトです。
三井不動産レジデンシャル・近鉄不動産・大和ハウス工業・三菱地所レジデンスという、業界を代表する事業主様4社と進めた分譲マンション「ザ・ガーデンズ東京王子」は、大変嬉しいことに多くのお客様にご検討いただき、多くのお申し込みをいただきました。マンションの供給過多がいわれる時代に大勢の方に興味を持っていただけたのは、都心への利便性の高さと分譲・賃貸・シニア向け住宅・商業施設に加えて保育園や学童保育施設などの複合開発でもあったから。そして何より、マンションのクオリティをご評価していただいた証だと思います。
分譲マンションの設計においては長谷工が提案する次世代マンション『Be-Next(ビーネクスト)』シリーズを採用しています。重要な将来変えることができない構造などの基本性能にこだわり、大きなサッシからの開放感ある眺望や通風を可能にするなど、より住みよい形でご提案できるもので、多くのお客様にご好評を得ていると聞いております。
今回のプロジェクトでは分譲マンション・賃貸マンション・シニア向け住宅・商業施設・保育園・学童施設の複合開発とすることで、多世代の交流が育まれる街づくりを目指しました。そして、地域活性化に寄与する狙いから近隣住民の駅までの近道となる横断道路を設けたり、「北区景観100選」に選ばれる桜並木をより良い状態で保存したり、街が近隣住宅の防災機能を担うなどの計画を盛り込んでいます。これらを機に多様な人々との交流が生まれ、地域に受け入れられることで地域社会の貢献にもつながってゆくことを期待しています。そしてそれが、ひいてはマンションの価値向上にもつながると考えています。
約300mにわたる敷地内遊歩道「サクラプロムナード」完成予想図
王子5丁目プロジェクトを考え・つくり・守っている、長谷工のプロフェッショナル集団をご紹介します。
ハイグレードな暮らしを、長谷工が全面的にバックアップしていく。
社会や地域とつながりのある介護付有料老人ホームで生きがい支援を目指す。
最高級クオリティの設備・サービスと街並みで創出する“賃貸の新スタイル”。
グループ力を結集し挑んだ街づくりへの、想いやバックストーリーをご紹介します。