2024年12月20日

 長谷工グループ(代表企業:㈱長谷工コーポレーション、本社:東京都港区、代表取締役社長:池上 一夫)は、本年12月12日付でTNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース、Task Force on Nature-related Financial Disclosures)のフレームワークに基づく情報開示を実施いたしました。

https://www.haseko.co.jp/hc/csr/environment/biodiversity.html#anc_2

 長谷工グループは、住まいと暮らしの創造企業グループとして、CSRビジョン「大切な暮らしを、もっと、ずっと。」のもと、CSRの目指す姿である「4つのCSR取り組みテーマ※」の実現に向けた取り組みを推進しています。今回開示した情報は、当社グループの主たる事業の中で、事業規模が大きく、自然への影響が大きいと考えられる「建設関連事業」を評価対象とし、生物多様性保全への影響について示したものです。

※住んでいたい空間、働いていたい場所、大切にしたい風景、信頼される組織風土の4つのテーマ

 今後も長谷工グループは、生物多様性への対応を重要な経営課題の一つと捉え、TNFD提言に沿った情報開示を進めるとともに、国の施策や社会の動向を注視し、適切に対応しながら、持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目指してまいります。

■ 長谷工グループにおけるTNFD開示の概要
・長谷工グループの事業のうち、直接操業として「建設関連事業」を、サプライチェーン上流として「セメント」を評価対象として選定。
・上記評価対象について、優先地域や自然への依存・影響の評価を行い、その評価結果を踏まえて、建設業に伴う自然関連のリスク・機会を特定し、リスクについてはその対応策を整理。
・整理した対応策については、今後さらなる具体化や目標設定・進捗管理を行うものとする。

■ ご参考:TNFDについて
TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース、Task Force on Nature-related Financial Disclosures)は、企業や金融機関が、自然資本や生物多様性に関するリスクや機会を適切に評価・開示するためのフレームワークを確立することを目的として設立された国際的な組織です。開示項目は、(1)ガバナンス、(2)戦略、(3)リスクと影響の管理、(4)指標と目標、の4項目です。

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