2024年12月03日
株式会社長谷工コーポレーション(本社:東京都港区、代表取締役社長:池上 一夫、以下、長谷工)は、自社で運営する賃貸マンションプロジェクト「サステナブランシェ本行徳」におけるGREENリノベーションの取り組みが、「令和6年度 気候変動アクション環境大臣表彰」(先進導入・積極実践部門(緩和分野))を受賞しました。表彰式は12月2日に東京都内で開催され、長谷工からは常務執行役員の若林 徹が出席し、表彰状の授与を受けました。
環境省では、平成10年度(1998年度)から、地球温暖化対策推進の一環として「地球温暖化防止活動環境大臣表彰」を行っていましたが、令和2年度(2020年度)より、「気候変動アクション環境大臣表彰」として実施しています。この表彰は、気候変動対策の推進に顕著な功績のあった個人・団体をたたえるものです。
「サステナブランシェ本行徳」は、既存マンションの価値向上と、新たな住まい価値創造を目的とし、国内で初めて※1既存企業社宅を賃貸マンションに全面改修し建物運用時のCO2排出量実質ゼロを実現したプロジェクトです。「GREENリノベーション」として、オール電化改修と非化石証書(再エネ指定)の導入、さらに屋根・外壁・バルコニー手摺への太陽光発電設備の設置や、純水素燃料電池の採用、余剰電力のセントラルエコキュート活用といった取り組みを実践し、マンションの非化石エネルギー活用の可能性を追及しています。なお、改修による強化外皮基準(UA値)およびZEH-M Oriented相当の一次エネルギー消費量とすることでBELS認証を取得しました。併せて「レジデンス ラボ」として、一部住戸を実験住宅に設定し、再エネ利用、省エネ、快適性など、様々な視点からライフスタイル のデータを取得しています。
当社グループは、「都市と人間の最適な生活環境の創造」に向けて、地球温暖化の防止に貢献するための取り組みを進めており、今後も、脱炭素や建物の長寿命化に資する研究開発に活かしてまいります。
※ 2022年6月13日時点 ㈱ESP総研調べ(調査期間:2022年5月23日~6月6日、調査方法:「集合住宅またはマンション」「再生可能エネルギー」「リノベーションまたは改修」のキーワードによる公開情報検索および多面的な市場調査による)
■気候変動アクション環境大臣表彰
https://www.env.go.jp/earth/ondanka/min_action_award/about.html
プロジェクトホームページ:https://www.haseko.co.jp/sustainabranche/
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