2024年09月09日
㈱長谷工コーポレーション(本社:東京都港区、代表取締役社長:池上 一夫、以下「当社」)は、この度、木くず中間処理会社の東京ボード工業㈱(本社:東京都江東区、代表取締役社長:井上 弘之)と連携し、首都圏の建設現場で発生した木くずの回収と、パーティクルボード製品(板状の建築材料)の納入を同時に行う「木くずの資源循環の取組み」を開始いたしました。
本取組みによって運搬の効率化が図られ、車両が排出するCO2を削減することが可能となります。また、回収した木くずのマテリアルリサイクル(※1)によりパーティクルボードへ再生することで、炭素固定を実現します。さらに、マテリアルリサイクルできない木くずは、バイオマス発電所でのサーマルリカバリー(※2)によって建設現場の電力として利用することで、木くずのリサイクル率100%を実現いたします。
(※1) 廃棄物を新たな製品の材料として再利用すること。
(※2) 焼却の際に発生する 熱エネルギー を回収・利用すること。
長谷工グループは、2050 年カーボンニュートラルを目指した取り組みとして、2021年12月16日付で長谷工グループ気候変動対応方針「HASEKO ZERO‐Emission」(※3)を制定しており、今回の取組みは本対応方針に則った対応となります。また長谷工コーポレーションでは気候変動対応への取り組みとして建設現場の使用電力を100%再生可能エネルギー化(※4)をはじめ、電動機材の積極的採用(※5)も進めております。
(※3)https://www.haseko.co.jp/hc/csr/environment/climate.html
(※4)https://www.haseko.co.jp/hc/information/upload_files/20230619_1.pdf
(※5)https://www.haseko.co.jp/hc/information/press/20240607_1.html
長谷工グループでは、SDGs(国連の持続可能な開発目標)の17目標のうち、事業と関わりの深い10項目を特定し、事業を通じて課題解決に向け取り組んでおります。長谷工コーポレーションでは建設現場のCO2削減をはじめ、環境負荷の少ない技術や工程の実現に向けて取り組んでまいります。
会社名 東京ボード工業株式会社
本社住所 東京都江東区新木場2-11-1
新木場リサイクリング工場 東京都江東区新木場2-12-5
佐倉工場 千葉県佐倉市西御門653-16
埼玉工場 (破砕工場) 埼玉県八潮市浮塚100
代表者 井上 弘之
事業内容 産業廃棄物(木くず)及び一般廃棄物(木くず)の中間処理業 木質廃棄物を破砕したチップを原材料として、パーティクルボード(E・V・Aボード)の製造販売 合板販売
従業員数 240名(2024年3月31日現在)
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