2024年06月07日

 ㈱長谷工コーポレーション(本社:東京都港区、代表取締役社長:池上 一夫、以下「当社」)はこの度、協力会社である揚重工事専門会社の千代一工業㈱(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:石川 素近)が保有する、㈱タダノ(本社:香川県高松市、代表取締役社長:氏家 俊明)社製の世界初※1のバッテリー式フル電動ラフテレーンクレーン「EVOLT eGR-250N」(以下「本製品」)を、横浜市内の新築マンション建設現場2か所に採用いたしました。本製品のマンション建設現場への採用は国内初※2となります。

 本製品は、走行と揚重作業が一つの運転席で行えるラフテレーンクレーンとして、世界で初めて吊上げ性能25tクラスのフル電動化を実現した製品で、従来のディーゼルモデルでは1台当たり年間平均で走行時、揚重作業時の計約27t※3(約2,000本のスギが1年間に吸収する量に相当)排出していたCO2がゼロになります。また本製品は5月30日に実施した環境省の現場視察会などいくつかの見学会において製品の稼働状況や設置状況をご覧いただきました。

 当社では、2021 年12月付で制定した長谷工グループ気候変動対応方針「HASEKO ZERO-Emission」※4に則り、建設現場における電動機材の積極的な活用に加え、使用電力の100%再生可能エネルギー化、環境配慮型コンクリート「H-BAコンクリート」の普及などの取り組みを進めております。当社は今後も「都市と人間の最適な生活環境を創造し、社会に貢献する。」という企業理念のもと、事業を通じた課題解決に取り組み、企業価値向上を目指しながら持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

※1~※3...㈱タダノ調べ
※4...https://www.haseko.co.jp/hc/csr/environment/climate.html

 


■長谷工グループにおけるSDGs達成に向けた取り組み  長谷工グループでは、SDGs(国連の持続可能な開発目標)の17目標のうち、事業と関わりの深い10項目を特定し、事業を通じて課題解決に向け取り組んでおります。長谷工コーポレーションでは建設現場のCO2削減をはじめ、環境負荷の少ない技術や工程の実現に向けて取り組んでまいります。

■「EVOLT eGR-25ON」充電・稼働概要

■会社概要
会社名  株式会社タダノ
住 所  香川県高松市新田町甲34番地
代表者  氏家 俊明
事業内容 建設用クレーン、車両搭載型クレーン及び高所作業車等の製造販売
従業員数 単独1,596人、連結4,686人(2023年12月31日現在)
URL    https://www.tadano.co.jp/

会社名  千代一工業株式会社
住 所  神奈川県横浜市金沢区福浦1-15-10
代表者  石川 素近
事業内容 国内・海外各種クレーンによる重量物の揚重運搬据付、建設機械の賃貸、修理販売、技術者派遣
     国内プラント工事、メンテナンス工事
従業員数 100人(2024年1月31日現在)
URL    http://chiyoichi.com/

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