2019年10月25日
長谷工ライブネットは、首都圏(※)沿線・駅別の賃料相場を分析し、「首都圏賃貸マンション賃料相場マップ2019年版(THE RENT MARKET RATE)」(以下、「首都圏賃料相場マップ」)を完成させました。
「首都圏賃料相場マップ」は、当社が首都圏で管理している約4.5万戸の賃貸マンションの成約データ他、当社が信頼できると判断した情報に基づく2018年1~12月の賃貸募集データ約37万件を基に、当社独自の分析調査によりまとめたものです。(対象:93沿線、延べ1,066駅)主要都市の賃料相場を的確に把握する事で、オーナー様に機会損失のない健全な資産運用をして頂き、取引法人様にとっては社員寮・社宅の選定における指標としてご活用頂くことを目的にしています。
今回の調査結果をみると、単身者タイプ(面積25㎡換算)のエリア別の平均賃料相場では、旧東京都庁(現東京国際フォーラム)を中心とする5㎞圏では南西エリアの港区が12万円台で最も高く、次いで千代田区・中央区・新宿区が11万円台の賃料水準となっています。10㎞・20㎞・30㎞圏においても、南西エリアの賃料水準の高さが窺えました。
また、単身者タイプの賃料相場ランキングを見ると、東京23区では「赤坂見附」・「永田町」・「表参道」駅が151,000円で1位。他のエリアでは、東京都下が「吉祥寺」駅(101,000円)、神奈川県が「元町・中華街」駅(100,000円)、埼玉県が「浦和」・「大宮」・「和光市」駅(77,000円)、千葉県が「新浦安」駅(88,000円)でそれぞれ1位という結果でした。
今後、首都圏・近畿圏・東海圏の三大都市圏に続き、地方中核都市にも注目し、お客様の資産有効活用と健全な資産運用に貢献してまいります。
(※)首都圏...東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県
■首都圏賃貸マンション賃料相場マップ2019年版
■首都圏エリア別賃料相場概観(30㎞圏)
単身者タイプ (面積25㎡換算)
・単身者タイプの市区別の平均賃料を距離圏別で見ると、5㎞圏では南西エリアの港区が12万円台で最も高く、次いで千代田区・中央区・新宿区の11万円台の賃料水準、その他は10万円台となっています。
・10㎞圏では、渋谷区が12万円台、品川区・目黒区が10万円台で5㎞圏同様に南西エリアの水準が高く、その他エリアは10万円未満の賃料水準となっていました。
・20㎞圏では、南西エリアの世田谷区・大田区・川崎市中原区が9万円台の賃料水準。北西エリアは練馬区・板橋区・北区が9万円未満の水準だが、JR中央線沿線エリアの杉並区・武蔵野市は9万円台で南西エリアと同水準となっています。東エリアは浦安市が8万円台、足立区・葛飾区・江戸川区・市川市が7万円台、その他は7万円未満の賃料水準となっています。
・30㎞圏では、大半が8万円未満を占めるが、横浜市西区は9万円台、横浜市神奈川区・中区・港北区は8万円台となっており、横浜市北部を中心とした南西エリアの賃料水準の高さが窺えました。
■単身者世帯(面積25㎡換算)賃料相場ランキング(上位20駅)
※同率順位がある場合も連番で順位付け
※駅名が異なっても、同一改札内及び改札間の距離が原則200m以内の乗換可能な隣接駅は、同一の値としています。
※駅名が同一でも、鉄道会社が異なり改札間の距離が原則200mを超える駅は異なる値としています。
※2人世帯・ファミリータイプについても賃料相場ランキングの調査済。
【首都圏賃料相場マップ概要】
首都圏の主要路線を網羅したマップで、賃料相場を俯瞰して把握することができます。
大判サイズで見易さを重視しています。
■サイズ
A1(594×841㎜)※折りたたみ時はA4サイズ
■賃料査定について
本賃料査定は、当社管理物件他、当社が信頼できると判断した情報に基づく2018年1~12月の賃貸募集データ約37万件を基に、当社独自の分析調査により算出したものです。間取りタイプを、下記の3つに分類し、それぞれのタイプに基準面積を設定したうえで、駅別に査定を行っております。
■凡例 ●基本査定価格(単位:千円)
※徒歩10分以内、築20年以内(築1年未満の新築除く)の賃貸マンション(RC・SRC造等)を査定対象としています。
※郊外及びモノレールの駅は、原則として賃料査定を行っておりません。
※東京、有楽町、大手町、霞ヶ関、日比谷、二重橋前、国会議事堂前、桜田門、竹橋はオフィス街と判断し賃料査定を行っていません。
※査定対象駅であっても、データが極めて少なく分析調査が困難と判断した駅は、賃料査定を行っておりません。
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