2019年07月17日

  長谷工コーポレーションは、建築を志す若手の人材育成を目的に、学生を対象とした第13回『長谷工 住まいのデザインコンペティション』を実施します。

  本デザインコンペティションは社会貢献活動の一環として2007年から継続して実施しており、毎回、社会課題や世相を反映したテーマを設定し、学生ならではの発想豊かなデザイン提案を全国より募集しています。
  今回のテーマは「多世代、多国籍で生まれ変わる集合住宅」です。現在、国内では少子高齢化などにより、介護や働き方、子育てや教育といったコミュニティの問題が顕在してきています。また、インバウンドの増加や出入国管理法の改正により、外国人が増加し、住まいのあり方も変わろうとしています。そうした多世代、多国籍の人びとの住まいを考えることが住宅産業における喫緊の課題の一つとし、本テーマを掲げました。課題を乗り越え、新しい価値を生み出す集合住宅を提案していただき、1次審査を通過した上位4案による公開の2次審査で最優秀賞を決定します。

(1)第13回 「長谷工住まいのデザインコンペティション」概要

[課題]多世代、多国籍で生まれ変わる集合住宅
[応募資格]2019年12月31日時点で学生であること
  ※大学院、大学、短期大学、高等専門学校、高等学校、専修学校(各種学校)など
  ※複数人で応募する場合は全員上記に該当のこと
[賞金]最優秀賞1点100万円/優秀賞3点各50万円/佳作10点各10万円
[登録・作品提出締切]2019年11月22日(金)必着 ※送付のみ受付、バイク便不可
[登録方法]デザインコンペティションホームページから
[1次審査]2019年12月初旬
[公開2次審査・表彰式]2019年12月21日(土)
[最終結果発表]『新建築』2020年2月号および当コンペティションホームページにて
[主催]㈱長谷工コーポレーション
[後援]㈱新建築社
[審査委員]
《審査委員長》
  隈研吾(東京大学教授)
《審査委員》
  乾久美子(乾久美子建築設計事務所代表・横浜国立大学大学院 Y-GSA教授)
  藤本壮介(藤本壮介建築設計事務所代表)
  池上一夫(長谷工コーポレーション取締役専務執行役員)
《ゲスト審査委員》
  田中元子(グランドレベル代表取締役社長)

  https://www.japan-architect.co.jp/haseko/2019/

(2)第12回 「長谷工住まいのデザインコンペティション」結果

 課  題:「働き方を変える集合住宅」   登録総数:740件 応募総数:169点
【最優秀賞】(1点)
「家に帰る家」水上翔太 門田大希(神奈川大学大学院)
【優秀賞】(3点)
「集築(しゅうちく)倉庫(そうこ)〜公私混同していく環境〜」黒岩祐也 七野太亮 森健佑(大阪芸術大学)
「P+xx論 -微所有する暮らし-」矢加部翔太 成本匠(法政大学大学院)
「散歩者たち」 平井未央(日本女子大学大学院) 殿前莉世(東京藝術大学大学院)福留愛(横浜国立大学大学院)
【佳作】(10点)

[最優秀賞「家に帰る家」]
[表彰式の様子(2019年2月16日・於 東京プリンスホテル)]
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