2018年08月01日
長谷工グループは、安全・安心、快適な住まいと暮らしの実現に向け、集合住宅に関わる"ICT活用とオープンイノベーションの推進"を本格化します。
国内外の産業においてAI、センサー、通信、ロボットなどICT関連技術が進歩・進化しており、長谷工グループにおいても労働者不足や労務費と材料費の上昇、お客様ニーズの多様化(少人数世帯化、高齢化)、環境問題の深刻化等の環境認識のもと、集合住宅の設計・施工における生産性向上や入居者の生活の質向上にむけたICT活用を推進しています。これまで、長谷工版BIM (※1)の普及への取り組みや、建設作業所の測量・管理・検査におけるドローン活用やAR・MR技術を用いた検査などについての実証を進めてきました。
今後は、センサーネットワークの構築、AIやロボットの活用、クラウドサービスアプリケーションの開発などICT活用を本格化すると共に、「住まい情報と暮らし情報のプラットフォーム」の構築に向け、各種メーカーやベンチャー企業、大学や研究機関と幅広く連携をとり、オープンイノベーションを推進してまいります。
(※1)BIMの特徴である連動性・可視性・一元性に加え、長谷工グループの設計・施工のノウハウを組み込むことで設計品質と生産効率を向上
【「住まい情報と暮らし情報のプラットフォーム」の構築と活用イメージ】
・建築生産プロセスでの情報高度化利用
・ICTマンション商品企画の推進
・労働者不足を補う新たなマンション管理手法の確立と技術の導入
・データに裏付けられた保守・修繕の最適化
・子供・高齢者が安全に暮らせるセキュリティシステム、見守りシステム
【これまでの取り組み】
■ICT活用
・環境センサーの設置とデータ収集
・環境センサー+生体センサーの検証
・地震センサーの検証
■オープンイノベーションによる協業成果
・BIM図面施工時活用ビューワー
・BIM活用VRリフォーム販売ツール
・建設施工・検査でのドローン活用・AR活用
・ロボットアプリケーション
※ソフトバンクロボティックスのPepperを活用し、当社が独自に実施
- PDFファイルをご覧いただくためには、
Adobe Readerが必要です。