2017年04月07日

 長谷工コーポレーションは、この度、グループ会社のフォリス及び協力会社のカイダー・ベースボード工業と共同で、デザイン性・機能性に優れたカーテンレール内蔵の樹脂製カーテンBOX(コーナー型)を開発しました。(意匠登録済)
 当社では、マンションの工事量増大に対応した労務対策や品質確保を図るため、特に躯体工事や内装工事で手間のかかる部位における工業化工法の開発・採用を進めてきました。カーテンレール内蔵の樹脂製カーテンBOXは、高度な施工技術が必要とされるカーテンBOXを工場加工とすることで、品質が安定化するほか、現場労務の省力化を図ることができます。
 すでに直線型のカーテンBOXは45物件に採用されています。新たにコーナー型の開発により様々な部屋の形状やサッシ配置に合わせて対応が可能になりました。今後は当社が首都圏・近畿圏・名古屋圏で設計・施工する分譲マンションを中心に事業主に標準提案してまいります。また、カイダー・ベースボード工業(TEL03-3861-1931 担当:木曽・中村)が一般販売(オープン価格)を行う予定です。

【カーテンレール内蔵の樹脂製カーテンBOXの特徴】
1.品質の安定化

 作業工程が煩雑で高度な施工技術が必要とされる部位に樹脂の押出し成型材による工場加工製品を用いることで、作業者の技量に依らない安定した品質のカーテンBOXを制作することができます。
2.デザイン性・機能性が向上
 カーテンレール内蔵になることで見た目がスッキリしてデザイン性が向上します。また、従来のステンレス製カーテンレールに比べ、カーテンを動かす際の音が静かになります。
3. 労務の省力化
 図面から正確な寸法で工場加工され、カーテンBOX、カーテンレール、サッシ額縁(又は樹脂見切り)が一体となります。手間のかかるカーテンBOXの造作工事やクロス工事(特に下地処理)、レール取付工事が削減できます。
4. 様々な部屋の形状やサッシ配置に対応可能
 これまでにも採用が進んできた直線型に加えてコーナー型が開発されたことにより、様々な部屋の形状やサッシ配置に合わせて対応可能になります。

[左:従来のカーテンレール(アルミ製・曲線部)、右:カーテンレール内蔵の樹脂製カーテンBOX(コーナー型)]
[カーテンレール内蔵の樹脂製カーテンBOX(直線型)]
[カーテンレール内蔵の樹脂製カーテンBOXの部材断面]
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