2005年07月06日
長谷工コーポレーションが設計・施工する、関西で初めて非常用飲料水供給システム「ＷＥＬＬ ＵＰ」を採用したマンション『ロイヤルアーク甲子園 フローレス』（総戸数４５１戸、所在地：西宮市甲子園九番町１５８番1、事業主：栄泉不動産株式会社）が本年（２００５年）９月より販売開始となります。（２００５年4月着工）『ロイヤルアーク甲子園 フローレス』では、万が一の大地震に備えて、様々な防災設備を採用することで、災害が発生した際、住まわれる方をサポートし、安心を提供します。
今後、当社の設計・施工マンションにおいては、これら防災設備の採用をマンション事業主に対し積極的に提案してまいります。
■非常用飲料水供給システム（１セット）※参考写真１
１９９５年の阪神淡路大震災で問題になったように、非常時における水の確保については、平時から考えておく必要があります。『ロイヤルアーク甲子園 フローレス』では、敷地内の受水槽又は近くの河川から取水し、安全な飲料水に生成して、スピーディーに供給するシステム（商品名「ＷＥＬＬ ＵＰ」）を関西のマンションとしては初めて導入・設置します。
「ＷＥＬＬ ＵＰ」の供給能力は２４時間１５トンで、これは被災時に約４８００人が一日に必要とする飲料水の総量にあたります。また動力源は発電機を使用しているため、万一電気の供給が途絶えても運転に支障はありません。
■下水道直結トイレ用マンホール（２箇所）・組み立て式簡易トイレ＋テント（２セット）※参考写真２
災害時に専用マンホールのフタをはずして、組み立て式簡易トイレを設置するだけで利用できる仕組みになっています。地震での断水で水洗トイレが使えないという悩みを解決しました。
■ベンチ兼用炊き出しかまど（3箇所）※参考イメージ３
敷地の西北コーナーの提供公園（西宮市）に１箇所、敷地内フローレスガーデンに２箇所、非常時には炊き出しかまどになるベンチを設置しています。腰掛け板をはずすだけで、かまどとして利用できます。
■防災備蓄庫（1箇所）
クリーンスタッフルーム内に防災備蓄庫を設置。救助用工具や医療用品、生活用品など、非常時に必要とする緊急用具を準備しています。
■防火水槽（２箇所）
敷地内に、約１００ｔの貯水が可能な防火水槽を２箇所に用意しました。万一火災が発生した場合、消火活動用として素早く活用できます。
【『ロイヤルアーク甲子園フローレス』物件概要】
所在地：西宮市甲子園九番町１５８番1（地番）
交 通：阪神電気鉄道「甲子園」駅徒歩１３分、「鳴尾」駅徒歩１１分
敷地面積：１８,７２２.２６m2
構造・規模：鉄筋コンクリート造地上１５階
総戸数：住戸４５１戸
駐車場：４５８台
販売日程：２００５年９月分譲予定
専有面積：６６.００m2～１１５．９７m2（3ＬＤＫ～4ＬＤＫ＋サンルーム）
完成予定日：２００６年１０月下旬
売 主：栄泉不動産(株)
設 計：(株)長谷工コーポレーション 大阪エンジニアリング事業部
施 工：(株)長谷工コーポレーション
【参考写真１ 非常用飲料水供給システム】
【参考写真２ 組み立て式簡易トイレ＋テント】
【 参考イメージ３ ベンチ兼用炊き出しかまど※参考イメージ 】
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