
あなたの備えは大丈夫?
防災のプロに学ぶ「地震対策」最新情報

日々の忙しさに紛れて、ついつい後回しになりがちな「地震対策」。
ですが「天災は忘れたころにやってくる」といわれています。各地で地震が頻発している今こそ、本腰を入れて防災対策をしてみませんか。
今回は防災アドバイザーとして活躍中の髙荷智也さんに「マンションの地震対策」についてお聞きしてみました!「なるほど!」と思える「マンションならでは」の対策ポイントや工夫が満載ですので、ぜひご覧ください。


髙荷さんによると「古い一軒家などと違い、耐震対策がされているマンションは倒壊の可能性は低いです。発生時は身を低くして(転倒を防ぐため)揺れが収まるのを待つのが基本」とのこと。家具の転倒の恐れがない場所で揺れをやり過ごしましょう。


いま暮らアンケートによると、何と4割の人が「対策している部屋はない」とのこと。家具転倒をはじめ強い地震によって自宅にあるものが人にぶつかってくるという危険性についても考えておく必要があります。倒れるものやぶつかるものが何もない「安全ゾーン(廊下など)」を作っておきましょう。


マンションの場合、揺れよりも怖いのは「地震後の火災」。住居が密接している分、火災が生じるとマンション全体が危険にさらされてしまいます。初期消火を万全にするため、ぜひ消火器の用意を。キッチンの出入口付近やリビングなど「火にまかれず、とっさに取り出しやすい所」に置いておくとよいそうです。


地震を乗り越えたとして、次に始まるのは避難生活です。
みなさんに「自宅の防災用品や備蓄品で何日くらい生活できると思いますか?」とお聞きしたところ、上記の結果に。大半の人が「数日間くらいは大丈夫そう」と認識していることが分かりました。


アンケートで用意している備蓄品についてお伺いしたところ、「食料・飲料水」と「電池・懐中電灯」をほとんどの人が選択。「備蓄トイレ」と「カセットコンロ・ボンベ」は半数にとどまりました。
ほかには「災害時は電子決済できなさそうなので現金」や「ペット用品」などのお答えも目立ちました。

特にトイレは生活レベルの維持には必須。「備蓄トイレ」はビニールに入れた凝固剤を自宅のトイレにセットするもの。使用後は燃えるゴミとして捨てることができます。地震直後はすぐに捨てられないこともあるので、匂いを防ぐ「脱臭袋」などもあるとよいですね!マンションの場合、「停電=断水」となるので、水や食料と同じ期間分の備蓄トイレも用意しておきましょう。
長谷工では各種災害用トイレをお得にご提供。この機会にぜひお試しください。

いま暮らアンケートで「お住まいのマンションの構造」についてお聞きしたところ、「知らない」と答えた人が4割という結果に…。マンションはさまざまな耐震構造を研究して造られています。もちろん、長谷工のマンションでも各種の免震、制震技術を駆使して建物の安全を確保しています。
耐震や免震技術についての取り組みを紹介している「長谷工技術研究所」のページをこの機会にぜひのぞいてみてくださいね。









アンケート概要
- 回答期間:
- 2025年1月8日(水)~1月15日(水)
- 回答者数:
- 計5,859名
- 対象者 :
- 長谷工IDをお持ちで、現在マンションにお住まいで、「自身の防災対策(地震)」に関心がある方