さば缶とじゃがいものトマト煮込み
缶詰を使った時短料理、さば缶とじゃがいものトマト煮込みを動画でご紹介します。
さば缶とじゃがいものトマト煮込み
料理教室に通ってから、健康にも気を使うようになった私、ミエ。この間、テレビで栄養満点で時短にもなるさば缶の特集をやっていたから、さっそく買ってきたんだけど…。
この前、テレビでさば缶が特集されているのを見たんだ~
健康にいいし、時短にもなるから
たくさん買ってきちゃった♪
缶詰は買い置きできるからいいよね!
さばはダイエットでも注目されている食材らしいから、
パパのぷよぷよなお腹も、少しはへこんでくれるかな~
ぷよぷよおなか~
そ、そうだね…
さば缶を使った食事をとらないと!
さば缶、たくさん買ったはいいんだけど、
そのままでしか食べたことがないからな…
どんな料理が作れるんだろう?
確かに、せっかくなら美味しくアレンジして食べたいよね~
じゃあ、マユ先生にとっておきのレシピを教えてもらいに行こう!
こんにちは、料理教室「ハッピーキッチン」へようこそ。
第17回は、さば缶を使った「さば缶とジャガイモのトマト煮込み」。さばとトマトは、実は相性バツグンの組み合わせ。ぜひ、作ってみてくださいね!
さば缶とじゃがいものトマト煮込みのレシピ
材料(4人分)
- さば水煮缶(190g)
- 2缶
- たまねぎ
- 1個
- じゃがいも
- 小3個
- にんにく
- 1かけ分
- 白ワイン
- 大さじ1
- ホールトマト水煮缶(400g)
- 1缶
- ブラックオリーブ(種ぬき)
- 12個
- ローリエ
- 1枚
- オリーブオイル
- 大さじ1
- 塩
- 少々
- 粗びき黒こしょう
- 少々
- パセリ(みじん切り)
- あれば適量
手順
- たまねぎは8等分のくし形切りにします。
- じゃがいもは皮をむき、芽を取り除いたら、ひとくち大に切ります。
- 水を入れたボウルにさらし、水気を切ります。
- にんにくは芯を取り除き、みじん切りにします。
- 鍋にオリーブオイル、にんにくを入れて弱火にかけ、香りが立ってきたら、中火にし、たまねぎを加えて炒めます。
- さらに「3」のじゃがいもを加えて炒め、油が回ったら2缶分のさば缶を加えて混ぜます。
- 白ワインを加えてアルコール分が飛んだら、ホールトマトを加えて混ぜます。
- ブラックオリーブ、ローリエを加えて混ぜたら、蓋をして15分ほど煮ます。※アルコールの匂いが弱まるくらいまで煮ると良いです。
- じゃがいもが柔らかくなったら塩、粗びき黒こしょうで味を整えます。器に盛り、パセリを振ります。
さば缶とじゃがいものトマト煮込みを使ったアレンジレシピ
<2人分>
さば缶とじゃがいものトマト煮込み2人分に、フジッリやペンネなどのショートパスタ120gを加えて絡める。(スパゲッティなら160g程度)
ほかにもある!さば缶×トマトの人気レシピ
さば缶とトマトを使った、手間なし簡単の絶品レシピをお教えしましょう。
はまさば缶とキャベツのトマト鍋
美味しいさば缶の鍋は、具材を入れて煮込むだけ。キャベツ、たまねぎ、パセリなどを食べやすい大きさに切り、さば缶とトマトの水煮缶、固形コンソメと一緒に約20分間コトコト煮ます。塩こしょうで味をととのえたらできあがり。
最後にとろけるチーズを全体的にのせれば、さらに美味しくいただけます。
さば缶とトマトの炊き込みご飯
さば缶、トマトの水煮缶を汁ごと炊飯器に入れ、隠し味にコンソメを少々加えて炊けば、リゾット風味の炊き込みご飯に。トマトの水煮缶の代わりに、生トマトを丸ごと入れてもOK!その場合は、炊き上がったらさばとトマトをしっかりほぐしましょう。
さば缶トマトカレー
さば缶をカレーの具材として使っても美味しいです!
鍋でたまねぎ、じゃがいもなどを炒め、さば缶とトマト缶の汁、水を加えて煮ます。
沸騰したらアクを取り、15分ほど煮込んだらさばの身をほぐして入れ、ひと煮立ちさせます。
火を止めてカレールーを溶かし、とろみが出たらできあがり。
さばがやわらかくて、美味しいですね!
ご飯にもよく合いそうです!
さば缶に、キムチやガリをちょい足ししたら
お酒のおつまみにもなりますよ!
栄養満点のさば缶で、たくさんアレンジしてみてくださいね
手軽で、安くて、健康にもよいさば缶をこれからたくさん活用していこう!
今度、違った缶詰を使ったレシピも教えてもらおうかな~
用語解説
- フジッリとは
- マカロニなどと同じショートパスタの種類の1つ。小さく厚めで、らせん状に渦巻いているのが特徴。
- ペンネとは
- ペン先や筒の形をしたショートパスタの総称。ソースが管の中にまで入るため、濃厚なソースと合わせることが多い。
レシピ制作
森崎 繭香
お菓子・料理研究家/フードコーディネーター
【HP】 http://www.mayucafe.com/
料理教室講師、パティシエを経て、フレンチ、イタリアンの厨房で経験を積み、独立。
書籍、雑誌やWEBへのレシピ提供、テレビ・ラジオ出演など幅広く活動中。カフェやレストランでの経験を軸に、身近な材料を使った自宅でも作りやすいレシピを心がけている。
「野菜たっぷりマリネ、ピクルス、ナムル」(河出書房新社)、「いつものスープでアレンジレシピ60」「小麦粉なしでつくる たっぷりクリームの魅惑のおやつ」(ともに日東書院本社)、「型がなくても作れるデコレーションケーキ」(グラフィック社)など著書多数。