掃除機がけを効率的に!正しいかけ方とほこりをごっそり取るコツとは?
意外と知らない掃除機の正しいかけ方と、隅々までほこりを取る方法をご紹介します。
掃除機がけのメリットとポイント
簡単にほこりやごみを吸い取ってくれる便利な掃除機ですが、正しいかけ方をご存知でしょうか?実は掃除機には正しいかけ方のコツがあり、場所によって効果的なかけ方が変わってきます。
正しいかけ方をご紹介する前に、まず掃除機がけのメリットとポイントをお伝えしましょう。
メリット
掃除機がけのメリットは、ほこりを手軽に除去できること。ですが、それだけではなく、ダニの繁殖を防げる点も大きなメリットです。カーペットに住み着いた全てのダニは取り除けないものの、掃除機をしっかりかけることで、ダニの餌となる抜け毛やフケ、食べ物のカスなどを取り除くことができます。掃除機は、部屋のほこりを取り除くだけでなく、衛生にも役立つ家電なのです。
ポイント
ほこりは、場所ごとにたまりやすい箇所が異なります。掃除機がけのポイントは、ほこりがたまりやすい場所を知り、場所に適した正しいかけ方をすることです。そうすることで、ほこりやごみをしっかりと取り切ることができます。
フローリングと畳の部屋は、人があまり通らない所にほこりがたまりがちです。たとえば、部屋の角や壁際、または家具の周辺や隙間などです。こういった場所は、掃除機をかけ忘れたり、かけにくかったりするため、自然とほこりが吹きだまっていきます。
- ●カーペットやラグ
- カーペットやラグを敷いている場所は、逆に人が通る所が汚れやすくなります。人の通り道には、皮脂やフケ、髪の毛や小さなごみなどが落ちやすく、カーペットやラグの起毛に絡まったり、奥に入り込んだりしています。正しく掃除機をかけないと、表面のごみを取り除くことはできても、奥に入り込んだほこりを取り除くことはできません。
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詳しくはこちら場所別、掃除機の正しいかけ方
■所要時間:10分~
■難易度:★☆☆☆☆
■掃除頻度の目安:毎日
それでは、場所に適した正しい掃除機のかけ方とはどのようなものでしょうか?ここからは、それぞれの場所ごとに、正しい掃除機のかけ方をご紹介します。
フローリング
まず、掃除機をかける前に、床に置いてあるものは片付けて、掃除機をかけやすい状態にしておきましょう。
フローリングの床は、板と板の間の溝にほこりがたまりやすいため、掃除機を溝に沿って、一方向にかけていくのがポイントです。
舞い上がりやすいほこりは、部屋の隅に吹きだまっていく特性がありますから、部屋の壁際、四隅、家具の隙間などは重点的に掃除機をかけます。その際、掃除機のアタッチメントを先端が細いノズルに付け変えて、しっかりとほこりを取り除くようにしましょう。
ベタつきには掃除機の後に、ワイパーを!
フローリングの床が皮脂や食品などの汚れでベタつく場合は、すぐに拭き掃除をするのではなく、先に掃除機をかけます。掃除機で大きなほこりを取り除いた後、フローリングワイパーをかけて、次に洗剤を含ませたクロスで拭くと、床のベタつきがきれいに取れます。なお、フローリングの素材が「無垢材」の場合は、洗剤を使用すると染みになってしまうことがあるので、乾拭きにとどめるようにしましょう。
カーペット
カーペットやラグの場合は、毛足の合間に細かいほこりや小さなごみが入り込み、ダニが発生しやすい環境になっています。カーペットやラグは、掃除機を一方向にかけただけでは全てを取り除くことはできません。
カーペットやラグをきれいにするポイントは、掃除機を十字にかけることです。まず、縦一方向に掃除機をかけた後、方向を90度変えて、次に横方向にかけます。
丹念に十字に掃除機をかけることで、カーペットやラグなどの長い毛足の間に埋もれたほこりやごみを吸い取ることができます。
畳
畳は、目に沿ってかけていきます。畳の部屋でほこりがたまりやすいのは、畳と畳の間の溝、畳の縁、そして、敷居(障子やふすまをはめ込むレール)です。そうした場所は、細いノズルに付け替えて掃除機をかけます。
トイレ
トイレの床に掃除機をかけると、ヘッドのノズルに菌が付着してしまい不衛生です。そのまま別の部屋を掃除すると、菌を広げてしまうことになります。トイレに掃除機をかけるときは、トイレ専用ノズルを用意して、それを使用するようにしましょう。
トイレ専用ノズルを用意できない場合は、掃除機をかけた後、除菌クリーナーでノズルをきれいに拭いておきましょう。なお、トイレ掃除は、最後に行なうことをおすすめします。トイレ専用ノズルの代わりにトイレットペーパーの芯をノズルにすることもできます。
トイレは専用ノズルで!
トイレットペーパーの芯をノズルにする紹介します。芯の片側を斜めにカットして、反対側には切り込みを入れて掃除機にはめ込み、テープで留めれば、使い捨てノズルの完成です。使い終わったら、袋に入れてごみ箱へ!
効率的に掃除機をかけるコツ
掃除機で効率的にほこりやごみを取り除くには、掃除機の使い方にコツがあります。ここからは、姿勢や速度など、効率的に掃除機をかける5つのコツをご紹介しましょう。
1.力を抜いて背筋を伸ばす
掃除機をかける際の姿勢も、掃除機がけの効率を左右します。掃除機をかける際は、背筋を伸ばして力を抜き、軽く掃除機を持つようにしましょう。そして、吸い付く感覚をキープしながら、前後にスイングします。こうすることで、掃除機がけがラクになります。
腰を曲げ、力を入れて掃除機をかけると、本来の吸引パワーが発揮できなくなり、吸引力が弱まることがあるので注意しましょう。
2.速度は「ゆっくり」
掃除機をかける速度は、使用機種や床材によって異なりますが、「ゆっくり」が基本です。力を入れて素早くかけると、取れるごみの量が少なく、ゆっくりかけると取れるごみの量が多くなります。
3.押すより「引く」
掃除機は、一般的に押したときにヘッドブラシがごみをかき出し、引くときにかき出したごみを吸い上げるようになっています。
まず、掃除機のヘッドを水平にして、床と掃除機を密着させましょう。そして、押すときよりゆっくりと引きます。そうすることで、より多くのごみを取ることができます。
4.アタッチメントを使いこなす
掃除機には、一般的に数種類のアタッチメントが付属しています。仕様の異なるアタッチメントを付け替えることで、家具の隙間やソファーの下など、掃除しにくい場所も掃除できるようになります。
先端が細いノズルになっているアタッチメントは、隙間や棚の後ろ、ソファークッションの間などの狭い場所の掃除に向いています。細いブラシが付いたアタッチメントは、家具の上にたまったほこり、サッシの溝、網戸、エアコンフィルターなどを掃除する際に使用します。
5.掃除機を手入れする
掃除機本体の手入れも怠らないようにしましょう。
ごみがたまったままだと、せっかくの吸引力が激減してしまいます。紙パック式掃除機は、定期的に紙パックを交換するようにしましょう。サイクロン式は、定期的にフィルターやダストボックスのごみを捨て、ほこりが内部に残らないように清掃しておきます。
また、大量のほこりやごみを吸い取るヘッドは、汚れが一番付着しやすいパーツです。ヘッドの掃除も忘れずに行ないましょう。まず、ローラー部分に絡みついた髪の毛を取り除くようにします。そして、定期的にヘッドを、アルコール水を含ませた布でしっかり拭くようにしましょう。アルコール水は、消毒用エタノール90mlに水110mlを加え、アルコールの濃度を35%にして使用します。なお、濃度が高いアルコールを使用すると、プラスチック部分のツヤがなくなる場合があるので注意しましょう。
以上のように掃除機本体をきれいに保つことで、掃除機がけが効率的になり、清潔な住まいをキープできるようになりますよ。
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詳しくはこちらいつもより、床がきれいになった気がする!
部屋の隅っこのほこりも消えてる!
ゆっくり掃除機をかけるだけで、こんなにきれいになるなんて知らなかった!
掃除機をかける時間が無駄にならないね
場所ごとに、掃除機のかけ方を変えることが大事だニャ
かけ方のコツも覚えて、効率よく掃除機をかけて、家を隅々まできれいにしてニャ!
毎日、掃除機をかけているのに、どうしてこんなにほこりが出るんだろう?ほこりが取り切れていないのかな?
掃除機は、力を入れずにゆっくりかけると、ほこりがよく取れるニャ
それに、掃除機は押すときではなく、引くときにほこりを吸引するんだニャ
フローリングやカーペット、畳など、場所ごとにかけ方が変わるから注意してニャ!