コロナ禍だから知りたい「在宅ワーク」のセキュリティ対策
新しい生活様式に潜む危険には、できるだけ万全な対策を用意しておきましょう。
コロナ禍だから知りたい「在宅ワーク」のセキュリティ対策
新しい生活様式の中で、一般化しつつある「在宅ワーク」。仕事で使用している端末や、データを家に持ち帰る機会も増えたのではないでしょうか。大きな環境の変化の中で、知らず知らずのうちに、大切な情報を危険にさらしてしまうことも・・・。そこで、在宅ワークのセキュリティ対策について、ALSOKにアドバイスをいただきました。
防犯意識を高めて、仕事部屋を安全に
プロによる情報警備は、建物自体の警備に始まり、パソコン監視、ネットワーク監視など、総合的な対策が行われます。在宅での作業が増える中、ご自身で行う対策も段階的に工夫していきましょう。
仕事の情報を自宅で扱う場合、短時間の外出でも施錠を忘れないこと、心当たりのない訪問者を不用意にマンション内に招き入れないことなど、防犯の基礎を徹底しましょう。
外出時の防犯に手軽で心強いのが「センサー付きカメラ」の設置。お部屋を常時撮影し、外出先などからリアルタイムで映像を確認することができます。防犯面はもちろん、お子さまや高齢者の見守りなど、暮らしの安心にも役立ちます。ご自宅全体の防犯に不安がある場合は、警備のプロに相談することをおすすめします。
パソコン、スマホなどのセキュリティ設定を確認
パソコンやスマホなど、端末のセキュリティ対策も大切です。
企業のセキュリティ管理下にあるパソコンではなく、個人の端末で仕事をする方は特に注意が必要です。仕事とプライベートで端末やアカウントを明確に分け、仕事用の端末はご家族と共有しないようにしましょう。パソコンやデータもパスワードやコピー制御など、情報を守るための各種ロックを忘れずに。
また、セキュリティソフトやOSは常に最新のバージョンにアップデートしておくようにしましょう。
フリーWi-Fiは情報漏洩のリスクに注意
リモートワークにより、外出先からインターネットへ接続する機会も増えてきていますが、暗号化されていない提供元不明のフリーWi-Fi(公衆無線LAN)の利用は、情報漏洩のリスクが高まります。外出先では安全性の確認できないスポットでの無線LANには繋がない、画面を覗き見されるような環境で仕事をしないなどの対策を行いましょう。