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知っていれば役立つ!護身術講座Part2
危険な状況ごとの対処法を学びましょう。
知っていれば役立つ!護身術講座Part2
身を守るため「警戒心をもつ」ことと、とっさに「身体が動く」よう備えておく大原則は、Part1でお伝えしたとおり。今回は危険な状況ごとにその対処法を学びます。
夜道を歩いて帰る
ひとりで歩く場合はなるべく明るい所を選び、非常時に駆け込めるコンビニなどの場所をあらかじめ確認しておきましょう。
もし、後ろから近づく気配がしたら、立ち止まり、先に行かせて顔を見るふりをします。
防犯ブザーは、すぐ使えるよう手に持って歩くのがベター。また、気が動転しているときは、助けを呼ぶ大声が出にくいもの。普段からカラオケボックスなどで、大声を出す練習をしておくといいですね。
電車の中での痴漢対策
まずは寄せつけない工夫を
近づいても大丈夫そうな人を痴漢は物色しています。
「視線の死角となるドア付近の隅には立たない」「英字新聞などを小道具に持つ」など、スキのない近寄りがたい雰囲気を演出しましょう。
小道具を使ったプチ技
大技は無理でも、身近な小物で攻撃するのも護身術のひとつ。
満員電車で後ろから体の一部をさわられた場合、そのままの体勢で、痴漢の手をボールペンなどのペン先で思い切り突く。またはピンやクリップの先で手の甲を攻撃。痴漢が痛みでひるんだスキに体を離します。
ペンやピンは取り出しやすいところに準備しておくといいでしょう。また携帯電話も、角の部分を手の甲にグリグリ押しつけて、相手を攻撃する小道具として活用できます。
背後からの抱きつきから逃れる技
体を持ち上げられないように重心を下げ、相手の下半身にダメージを与えて素早くその場を離れることがとても大切になります。
①いきなり抱きつかれても冷静に。
相手の組んだ手を両手でしっかり押さえホールド。(押さえると技がかけやすくなる。)
![①いきなり抱きつかれても冷静に。相手の組んだ手を両手でしっかり押さえホールド。(押さえると技がかけやすくなる。)|知っていれば役立つ!護身術講座Part2](/branchera/lib/img/magazine/alsok/50/alsok50__img01.png)
![①いきなり抱きつかれても冷静に。相手の組んだ手を両手でしっかり押さえホールド。(押さえると技がかけやすくなる。)|知っていれば役立つ!護身術講座Part2](/branchera/lib/img/magazine/alsok/50/alsok50__img01-sp.png)
②手をつかんだまま、相手の足の甲をかかとで思い切り踏みつける。
![②手をつかんだまま、相手の足の甲をかかとで思い切り踏みつける。|知っていれば役立つ!護身術講座Part2](/branchera/lib/img/magazine/alsok/50/alsok50__img02.png)
![②手をつかんだまま、相手の足の甲をかかとで思い切り踏みつける。|知っていれば役立つ!護身術講座Part2](/branchera/lib/img/magazine/alsok/50/alsok50__img02-sp.png)
③(相手は腰を引くので)腰を時計回りに捻るとともに相手の股間を手のひらで攻撃。
![③(相手は腰を引くので)腰を時計回りに捻るとともに相手の股間を手のひらで攻撃。|知っていれば役立つ!護身術講座Part2](/branchera/lib/img/magazine/alsok/50/alsok50__img03.png)
![③(相手は腰を引くので)腰を時計回りに捻るとともに相手の股間を手のひらで攻撃。|知っていれば役立つ!護身術講座Part2](/branchera/lib/img/magazine/alsok/50/alsok50__img03-sp.png)
④相手がひるんだスキに、腕を振りほどき素早く逃げる。
![④相手がひるんだスキに、腕を振りほどき素早く逃げる。|知っていれば役立つ!護身術講座Part2](/branchera/lib/img/magazine/alsok/50/alsok50__img04.png)
![④相手がひるんだスキに、腕を振りほどき素早く逃げる。|知っていれば役立つ!護身術講座Part2](/branchera/lib/img/magazine/alsok/50/alsok50__img04-sp.png)
心構えをしておくことと、技を覚えておくことで、万が一の時に冷静に対処できます。