第3話 ひき肉とブロッコリーのマカロニグラタン
子どもも大好きな「マカロニグラタン」の作り方を動画でご紹介します。マカロニを別ゆでしないで作るので、時間も短く簡単に作ることができます!
第3話 ひき肉とブロッコリーのマカロニグラタン
最近、仕事にもどった私ミエ。家事効率をアップするためにも、パパと一緒に料理教室で勉強中なんだ!そんな中…次の金曜日に社内の送別会に呼ばれているんだけど…パパ、お夕飯大丈夫かな?
送別会、来週の金曜だろ?
お世話になった人なんだし、気にしないで行ってきなよ!
ありがとう!そう言ってくれると助かる~
じゃぁ、コウちゃん…金曜日はパパにご飯作ってもらいなね
パパのカレー!?
そうだよ、パパのカレー美味しいもんね
…ちょ、ちょっと待った!!
パパだって、ハッピーキッチンに通ってるんだから
そろそろカレーは卒業だ!
おぉ~!パパ、頼もしい~
コウちゃん、パパに何作ってほしい?
グラターン!コウちゃんグラタンたべたい!
グ…グラタンか…なんだか急にハードルが高いような…
グラタン、だめ?
大丈夫!パパに任せとけ!
週末に、マユ先生に教えてもらってくるから!
こんにちは、料理教室「ハッピーキッチン」へようこそ。
第3回は、子どもも大好きな「ひき肉とブロッコリーのマカロニグラタン」をご紹介します。マカロニを別ゆでしない簡単レシピなので、ぜひ試してみてくださいね。
ひき肉とブロッコリーのマカロニグラタン
材料(4人分) 調理時間目安:30分
- 豚ひき肉
- 200g
- 塩
- 小さじ1
- こしょう
- 少々
- ナツメグ
- あれば少々
- たまねぎ
- 1/2個(約100g)
- ブロッコリー
- 1株(約200g)
- ミニトマト
- 8個
- バター
- 20g
- 小麦粉(薄力粉)
- 大さじ3
- 牛乳
- 400ml
- 水
- 300ml
- マカロニ
- 100g
- 卵
- 4個
- ピザ用チーズ
- 100g
作り方
- たまねぎはみじん切りにします。
ブロッコリーは小房に分け、茎も皮をのぞいてひと口大に切ります。
ミニトマトは半分に切ります。 - フライパンを中火で熱し、バターを入れて半分ほど溶けたところで
豚ひき肉、塩、こしょう、あればナツメグを加えて炒めます。 - 色が変わってきたら、「1」のたまねぎを加えて炒めます。
しんなりしてきたら、「1」のブロッコリーの茎を加えてさっと炒め、いったん火を止めます。 - 小麦粉を加えて全体にからめるように混ぜ、牛乳を少しずつ加えて混ぜます。
水、マカロニも加えて再び中火にかけます。
マカロニは別ゆでしないで、そのままフライパンにいれます。 - とろみがついてきたら弱火にし、マカロニの表示のゆで時間に合わせて、混ぜながら煮ていきます。
- 表示のゆで時間になったら、「1」のブロッコリーを加え、さらに2分ほど煮て、マカロニとブロッコリーに火が通ったら火を止めます。
- 「1」のミニトマトを加えてざっと混ぜてグラタン皿に入れ、中央をくぼませて卵を割り入れます。卵のまわりにピザ用チーズをのせ、オーブントースターで8~10分ほどこんがりと色づくまで焼きます。
<早ゆでタイプのマカロニの場合>
ゆで時間が短い、早ゆでタイプのマカロニ(表示のゆで時間3~5分)を使用する場合は、水を200mlにします。
ワンポイント
ひき肉を使うことで切る手間が省け、肉が固くなってしまう心配もありません。
顆粒コンソメは使わず、塩・こしょうとチーズだけでも旨味たっぷりのグラタンができます。冬の時期ならば、ブロッコリーの代わりに、旬の小松菜もおすすめ。4cm長さのざく切りにし、工程「3」でブロッコリーの芯と同様にさっと炒めればOKです。
チーズがとろ~りで、ホワイトソースも美味しい!
これならコウちゃんも喜んでくれるはずです!
ホワイトソースってちょっと難しそうなイメージがありますが
炒めた具材に小麦粉をふる方法なら、ダマになりにくく失敗知らず!
火を止めて作業すれば、落ち着いてできるのでオススメですよ♪
う~~ん…これを1人でできるかなぁ
でも、コウちゃんにパパだってできるとこ見せたいし…
グラタンは一度作り方を覚えると
具材を変えるだけで料理の幅が広がりますよ!
そ…そうですよね!
パパの熱意を見せるためにも、アッツアツのグラタン作るぞぉ!
やけどしないように気を付けてくださいね
カレーばかりのパパが、グラタンを作るなんてビックリ!コウちゃんも喜んでて、早速「また食べたーい」だって。家族が喜ぶ顔を見ると、やる気がでてくるな~♪
レシピ制作
森崎 繭香
お菓子・料理研究家/フードコーディネーター
【HP】 http://www.mayucafe.com/
料理教室講師、パティシエを経て、フレンチ、イタリアンの厨房で経験を積み、独立。
書籍、雑誌やWEBへのレシピ提供、テレビ・ラジオ出演など幅広く活動中。カフェやレストランでの経験を軸に、身近な材料を使った自宅でも作りやすいレシピを心がけている。
「野菜たっぷりマリネ、ピクルス、ナムル」(河出書房新社)、「いつものスープでアレンジレシピ60」「小麦粉なしでつくる たっぷりクリームの魅惑のおやつ」(ともに日東書院本社)、「型がなくても作れるデコレーションケーキ」(グラフィック社)など著書多数。