蕎麦のゆで方 | 長谷工グループ「ブランシエラクラブ」

美味しい蕎麦のゆで方

豊かな香りと、ツルっとしたのどごしが特長の蕎麦。夏は冷たいざる蕎麦、冬は温かいかけ蕎麦と、季節に合わせた食べ方を楽しめるのも魅力ですよね。
今回は、市販の蕎麦を使って、お家で美味しくゆでるコツをご紹介します。

材料（2人分）

手順

大きめの鍋にたっぷり水を入れて沸騰させます。

鍋に蕎麦を散らすように入れて、菜箸でほぐします。

お湯は沸騰状態を保ちましょう。吹きこぼれそうになったら、火力を下げて調整してください。ゆで時間はメーカーによって異なるため、使用する商品に記載されている時間に従ってください。

生蕎麦の場合は、あらかじめ手でほぐした麺を少量ずつ鍋に入れていきます。麺が固まらないように、菜箸で底からかき混ぜてください。
お湯は乾蕎麦と同様、沸騰状態を保ちましょう。ゆで時間は、使用する商品に記載されている時間に従ってください。

蕎麦を上手にゆでるコツは？

とにかくたっぷりの水、大きな鍋でゆでるのがポイント！沸騰した湯の中で対流が起きて、蕎麦が鍋底にくっつかなくなるし、ゆで加減が均等になるんだぜ！
ちなみに、湯が吹きこぼれそうになったら、差し水ではなく火力の強弱で調整しよう！差し水は、対流が中断する原因になってしまうぞ。

ゆで上がったら素早くざるに上げます。

冷水で蕎麦を洗って、ぬめりを取りましょう。
冷たい状態で食べる場合は、氷水で締めるとよりコシが出ます。

水気を切ったら、蕎麦の準備は完了です。

かけつゆ、またはつけつゆと一緒に召し上がってください。

蕎麦湯の飲み方

蕎麦屋に行くと、食後によく出されるのが蕎麦のゆで汁、「蕎麦湯」。蕎麦の栄養が溶け出した蕎麦湯には、ビタミンやタンパク質が含まれています。
もちろん、自宅でゆでた蕎麦のゆで汁も、蕎麦湯としていただくことができますよ。蕎麦湯を美味しく飲むためのポイントをご紹介します。

蕎麦粉の含有量が多い蕎麦を選ぶ

市販の蕎麦だと、蕎麦粉の含有量が30％程度で、半分以上が小麦粉でできているものも少なくありません。当然、蕎麦湯に溶け出す蕎麦の成分は少なくなります。
しっかりと蕎麦の味わいを楽しむには、蕎麦粉が八割、小麦粉が二割の「二八蕎麦」や、蕎麦粉が十割の「十割蕎麦」を選ぶのがおすすめです。
また、乾蕎麦には塩分が含まれていて、ゆで汁は飲用に適していない場合があります。できるだけ生蕎麦にするか、塩分控えめ、または無塩の乾蕎麦を選びましょう。

まずはそのまま、次につゆを加えて楽しむ

まずは蕎麦湯だけで一口含み、蕎麦の香りや風味を楽しみます。そのまま飲み干してもOKですが、残っているつゆを加えると、また違った味わいが楽しめます。ただし、つゆの入れすぎは塩分の過剰摂取につながるので、注意しましょう。

残った生蕎麦の保存方法

自分で打った蕎麦や、購入した生蕎麦が残ったときの保存方法をご紹介します。
生蕎麦は劣化が早いため、常温での保存は難しく、冷蔵保存でもあまり日持ちしません。そのため、冷凍保存がおすすめです！

まず一人前ずつ小分けにして、ラップやビニール袋、キッチンペーパーなどで包みます。
その状態でファスナー付き保存袋に入れ、密封して冷凍してください。
食べるときは解凍せずに、凍った状態のまま熱湯でゆでましょう。麺同士がくっつかず、美味しく食べられます。保存期間の目安は、約1ヵ月です。

簡単に作れるつゆレシピ

蕎麦を十分に味わうには、美味しいつゆが不可欠！簡単に作れるつゆのレシピをご紹介します。

基本のつゆ

つけつゆ（2人分）

手順は、かけつゆと同様です。加えるだし汁の量を300mlにすると、2人分のつけつゆができあがります。

かけつゆ（2人分）

1. 鍋に醤油大さじ2とみりん大さじ2を入れて、火にかけて煮切る。
2. だし汁（かつおだし、かつお昆布だしなど）を500ml加えて、ひと煮立ちさせたら完成！