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寝室の結露、気になりませんか?
冬を迎えて本格的に寒くなると、寝室のエアコン暖房を入れて眠りにつきたくなりますよね。でも、気になるのが結露。窓に付く水滴を見て不快な気持ちになったことはありませんか?結露はカビの原因にもなりますから健康面でも心配です。そこで、みなさんに寝室の結露でお困りのことや、どのような対策をされているのかなどを伺ってみました。
暖房をつける冬。家の中でも特に寝室は換気量の不足しやすい部屋なので、高湿度な環境になりやすく、結露発生のリスクが高まります。では、寝室内で特に結露が気になるのはどの場所なのでしょうか?みなさんに尋ねたところ、「窓枠」を挙げた人が85%と圧倒的多数。次いで「クローゼット(押し入れ)」6%、「壁紙」3%でした。
確かに窓ガラスがびっしょりと濡れているのを見ると憂鬱になりますよね。結露は空気中に含まれている水蒸気が冷やされて、水に変化する現象です。外気温が低い冬、外に面した窓は冷たくなっています。その冷たい窓に暖かい寝室の空気が触れることで窓の内側に結露が起こるというわけです。
冬になると朝起きたときの窓の結露にため息が漏れて、毎日水滴を拭くのにウンザリ…。そのブルーな気持ち、よく分かります!なぜ結露が起こると困るのか、みなさんに結露が嫌だと感じる理由を聞いてみました。
結果は「カビ・シミの原因になるから」が88%とダントツの1位でした。実際、結露を放っておくと窓サッシやカーテンにカビが生える原因になります。カビは見た目が汚いだけでなく、アレルギーなど健康を害する要因にもなるので気を付けたいですよね。
次いで「掃除が面倒」36%、「見た目が不快」34%、「窓枠が傷む」33%と続き、結露拭きの手間や住宅への被害を気にしている人も少なくないことが分かりました。
みなさんがどんな結露対策を行なっているのかも気になるところです。対策方法を尋ねてみると、最多は「拭き取る」で50%、次いで「換気する」が47%とほぼ同率でした。とりあえず手軽にできる対策をしている人が多いことが読み取れます。一方で、「何も対策していない」という人が17%にも上り、結露を放置している家庭が意外にも多いのにちょっと驚きました。
続いて「除湿機を使う」が14%、「結露防止フィルムを窓に貼る」が11%。さらに「インナーサッシを付ける」6%、「エコカラット(調湿壁材)を貼る」3%と、積極的に効果的な結露防止対策をしている家庭も少数ながらありました。
外気と室内の温度差を解消するためには窓辺の結露対策が欠かせません。本気で結露を防止したいなら、リフォームでインナーサッシを設置して窓の断熱性を高めることをおすすめします。調湿機能を持つ壁材「エコカラット」を貼るのもかなり効果的。結露の原因となる湿気対策ができるだけでなく、脱臭効果や有害物質の吸着作用もありますし、インテリアのアクセントにもなって素敵です。
みなさんは現在の結露対策にどんな不満を持っているのか、嫌なところを聞いてみました。トップ3は「作業が面倒」45%、「水が垂れる」43%、「頻繁に行なう必要がある」40%という結果に。また、「あまり効果がない」と嘆く人も22%に上りました。
なるほどナットクの回答です。毎日、水滴を見るたびにタオルやワイパーで拭き取り作業を繰り返すのは無限ループのようなもの。報われない努力が続くと徒労感を覚えますよね。結露を放っておくわけにもいかず、仕方なく拭き掃除をしているものの、手間がかかる割に効果が実感できず、嫌気が差している人が多いようです。
結露を防ぐには就寝時のエアコン暖房の温度にも気を配りたいところです。そこで、みなさんに冬場の睡眠時の設定温度を尋ねてみました。すると、48%、つまり約半数の人はエアコン暖房を使っていないことが判明しました。一方、エアコン暖房を使用している人は、「21〜23℃」の設定が22%と最多。次いで「24〜26℃」が20%。「18〜20℃」と低めの人も9%に上りました。
冬場は室温が上がるほど外との気温差が生じ、結露が発生しやすくなるので、室内を暖めすぎるのは禁物です。環境省が快適に省エネするための暖房時の室温として推奨している20℃をひとつの目安にして、室温を必要以上に上げすぎないようにしましょう。
結露しないか心配な人、結露を何とか解消したい人はご注目。みなさんに結露対策の成功談、失敗談を聞いてみました。笑顔あり、涙あり!体験者が語るリアルな声をぜひこれからの結露対策の参考にしてくださいね。
アンケート概要
- 回答期間:
- 2023年10月25日(水)~11月1日(水)
- 回答者数:
- 計2,955名
- 対象者 :
- 長谷工IDをお持ちで、寝室の結露が気になる方、結露の対策を考えている方