マンションライフの安全・安心を守る
マンションライフの安全・安心のためには、万全なセキュリティシステムと同時に、ご近所とのつながりを見直すことも必要です。
マンションライフの安全・安心を守る
日々の生活には、大小様々なトラブルに遭遇するリスクが潜んでいます。より安心で快適な毎日を過ごすために、私たちはどのようなセキュリティ意識を持てばいいのでしょうか。
老朽化した機器の誤作動に注意
ALSOKはマンションの監視システムと連携し、マンションの共用部・専有部に関する異常通報を受け、現場での駆けつけ初期対応を行なっています。※マンションによって監視システム・対応は異なります。
通報で最も多いのが誤報です。中でも住宅用警報器が老朽化して誤作動し、異常がないのに緊急通報されるケースが増えています。老朽化した機器は管理組合で検討し、早めに交換などの対応をしましょう。
また調理でフランベをしていたり、警報器の近くで殺虫剤を噴霧した場合に、異常を感知して通報されてしまう例もあります。誤作動ではありませんが、気を付けていただきたいのが、夜中のたばこによるボヤ。寝たばこなどにはくれぐれも注意が必要です。
最新の防犯カメラでセキュリティの向上
設備機器の老朽化には共用部でも対策が必要です。たとえば防犯カメラ。玄関やエントランスホールに設置された防犯カメラは、犯罪抑止効果が非常に高いツールですが、過去に設置されたものは性能が低く、効果も限定的な場合があります。画質が飛躍的に向上した新しいカメラへの交換がおすすめです。
また、エレベーターの前にモニターを設置することで、エレベーター内にいる人を事前に確認でき、防犯上からも不用意な乗り合わせを避けることができます。
設備機器の更新が、セキュリティのレベルアップにもつながります。
人とのつながりが抑止力に
一方、専有部でも不正侵入や盗難などは常に心配です。最近では、最上階にお住まいの方が、家を空けたほんの15分の間に、防犯カメラを避けるようにして住居に侵入され、盗難被害に遭ったという事例があります。
急速に巧妙化する犯罪に対しては、機械監視に加えて「人の目」というバリアも大切です。犯罪者が近寄り難いと感じるように、お互いに声をかけ合うようなご近所のつながりを、今一度見直しましょう。
機器はどんどん進化していますが、やはり最後は「人の力」が大切です。ALSOKではマンション監視システムや管理組合、居住者のみなさまと一緒に犯罪抑止の意識を高め合いながら、より効果的なマンションセキュリティを実現したいと、日々努力を重ねています。