オートロックでも過信は禁物!知っておきたい基本の防犯対策
基本の防犯対策を確認し、セキュリティをいま一度見直してみましょう。
オートロックでも過信は禁物!
知っておきたい基本の防犯対策
ご自宅の防犯において、施錠はその基本となります。例えば、マンションの集合玄関扉を自動で施錠する「オートロック」機能はインターホンと連動している場合が多く、とても便利な設備です。しかしすべての侵入を防げるわけでありません。
いま一度、基本の防犯対策を確認し、ご自宅のセキュリティについて見直してみましょう。
オートロックでは防げない侵入も
マンションにおいて部外者の侵入を防ぐオートロックですが、予防できないケースもあるため油断は禁物です。
例えば、非常階段や駐輪場、停まっている車の荷台からよじのぼるなど、集合玄関以外から侵入される被害。
さらに多いのは、居住者や訪問者がオートロックを通過する際、部外者が一緒に入ってしまう「共連れ」。つまり自身で解錠する事なく、集合玄関から侵入される被害です。
一度侵入した不審者はマンション中を自由に往来できてしまいます。
近年は宅配の増加などで居住者以外がマンションへ出入りすることも増えているので、各自で注意しましょう。
- ◉マンションでの防犯行動
- 居住者以外が集合玄関にいる場合
・電話が来たふりなどでその場を離れ、出入りのタイミングをずらす
・マンションの管理人に相談する
※居住者自身もほかの人の解錠に便乗して入らないようにする
基本は「必ず施錠」
空き巣が多いのは戸建てといわれていますが、マンションでも起こり得ることで、最も多い被害は「無施錠の玄関ドアから」です。短時間の外出でも必ず施錠を。
空き巣が被害者の生活パターンを観察・把握し、不在時を狙って侵入するケースもあります。郵便物のピックアップやゴミ出しなど、敷地内や近隣への移動でも油断せずに鍵をかけましょう。窓の施錠も忘れずに。
年末年始などで長期不在となる際は、特にしっかり確認しましょう。
マンション全体での取り組み
管理組合での取り組みには、防犯カメラの増設や見直しなどが挙げられます。また、外構や敷地内に視線が届かない「死角」ができていないかなどの確認も大切です。
活発なコミュニケーションが抑止力に
顔見知りが多く交流が活発なマンションや地域は、不審者にとって「狙いにくい」とされています。マンションなら居住者同士や管理人へのあいさつなど、ご近所の方とのいつものコミュニケーションが暮らしを守る大きな力となります。
- ◉プロの警備でさらに安心・安全を!
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他者の侵入はもちろん、火災やガス漏れなどの危険を検知し、万が一の際はガードマンが急行します。
マンション全体で警備会社と契約している場合でも、セキュリティをさらに高めるために個人でも契約できる場合があるので、管理会社に確認・相談のうえ導入するのもひとつの方法です。