換気扇を回しているのに…最近お料理のニオイが取り切れない!

SOS!だれか、この悩みを解決して!

目次
住まいスターさん、教えてください!!
大変なことは「プロに任せてすごさを実感」
調理臭のお悩みは換気扇(レンジフード)がカギを握ります。入居時は気にならなかったのに近ごろどうも…という場合は、換気扇についた汚れとニオイが取りきれていない状態です。油汚れやホコリが溜まると換気効率が下がり、お部屋の汚れの原因になってしまうことも…かといってファンの清掃は手間もかかり大仕事。ガンコな油汚れには、みなさん手を焼いていらっしゃるようですね。

お悩みの解決方法はコチラ!
プロの技が光る!換気扇(レンジフード)クリーニング
プロならではの分解清掃で、 手の届かない内部の油汚れもスッキリ落とします。
カバーやファンを外して分解清掃

手ごわいガンコな油汚れはプロにおまかせ。他の場所に汚れや傷がつかないよう養生を行い、専用洗剤での浸け置きやブラシ洗いなどで、しつこい汚れを隅々までクリーニングします。
自分でできるお手入れもあります

油汚れはその日のうちに!
換気扇の外側部分はふだんから小まめに拭いておきましょう。掃除道具には電解質クリーナーとマイクロファイバークロスがおススメです。他にも重曹やセスキ炭酸ソーダを水で溶かしてスプレーして拭いたり、薄めた食器用洗剤で湿らせたクロスで拭いたりしても油汚れは落ちます。いろいろ試してお気に入りを探してみるのもいいでしょう。換気扇フィルターを設置すると、汚れ防止に役立ちます(定期的に交換しましょう)。
レンジフードキレイ術の詳細はこちら
長く使っているなら

換気扇(レンジフード)の寿命はだいたい10年程度。汚れで吸い込みが悪かったり、ちょっと大きな音がしていたら、動かなくなる前に思い切って交換をおススメします。新しいタイプのものは掃除もラクで運転音も静か。さらに省エネ設計になっています。
レンジフードの交換の詳細はこちら
プロによるクリーニングサービスは、使い方にもよりますが、年に1~2度くらいがおススメです、専門の方に隅々までピカピカにしてもらい、ご家庭では小まめに日ごろのお手入れをしましょう。マメな清掃こそキレイの秘訣。油汚れも日々、拭いていると苦労なく落とせますし、ベタつくこともありません。キレイを保てると気分もいいですね。

【換気扇の汚れは広範囲に影響】
換気扇(レンジフード)の吸い込みが悪いと、リビングなど隣接する空間に油や煙が飛散して家具や衣類などが汚れてしまいます。しかも、飛散した油や煙をエアコンが吸い込むと、エアコン内部の汚れや送風時のニオイにつながりますし、エアコン送風によるさらなる油の飛散という悪循環にもつながるんです。
【換気扇の奥のダクトが問題かも】
意外と、盲点なのが換気扇より奥のダクト。とくにマンションではこのダクトが汚れているとどうしても吸い込みが悪くなります。プロにしか清掃できない部分なので、5年に1度程度の清掃を検討しましょう。
換気ダクトの基礎知識
換気扇についての豆知識
かつては団地で魚を焼くたび、家中煙だらけ?
レンジフードのルーツは、大正時代に大きな建物や工場などに設置された「排気扇」。昭和30年代、団地や集合住宅ブームに伴って気密性の高い建物が増え、調理の煙やトイレの臭気がこもるのが大問題になりました。そこで住宅を供給する側が「排気扇」を「換気扇」という名称に替え、一般家庭用の換気設備を標準的に導入し始めたのです。当時は、壁に穴を空けて直接排気する「プロペラファン」で、大卒者初任給と同じぐらいの値段だったというから驚きです。その後、建物の設計自由度を高めるためにも、ダクト式で外壁に面していないところにも付けられる「シロッコファン」のレンジフードが主流に。コンロの上で換気するので油煙を集める効果も高く、キッチンレイアウトも自由自在になりました。

住まいスター
塚田 雅博
長谷工コミュニティ
素敵生活営業部営業課
2008年長谷工コミュニティに入社し、日々お客さまの専有部のお困り事にお応えし、住まいの環境改善のお手伝いをするスペシャリスト。 私生活では、10歳と4歳の2児の子どもの父親。自宅の浴室のミストサウナですごすのもリラックスタイムですが、温泉でリフレッシュするのが休日の定番の楽しみです。