エンターテインメントを追求する6人組音楽グループ・7ORDER。今回は安井謙太郎さんと萩谷慧悟さんと一緒に、共用施設やシェアサービスが充実している共創型レジデンス「コムレジ赤羽」を見学。担当スタッフに案内してもらいながら「もしメンバーと同じマンションに住んだら?」を想像していただきました。
自室から共有部へ。自然と交流を促す空間作り
――撮影場所の「コムレジ赤羽」は、「学生棟」「社会人棟」「一般賃貸棟」の住人が交流できる共創型レジデンスなんです。「メンバーと一緒に暮らしたら」を想像しながら見学してみてください。まずは、交流の場となる「ツドイ ラウンジ」から見ていきましょう。
安井謙太郎さん(以下、安井):明るくて楽しそうなエリアですね。本がたくさん置いてあっておもしろそうです。
――丸善の選書サービス「BooQ」を導入しているんです。「入居者同士を本でつなげる」をコンセプトに、約1000冊が並んでいます。
萩谷慧悟さん(以下、萩谷):共用部には広いキッチンもあるんですね。僕はワインが好きだから、「いつも飲んでるやつがいるな」って、入居者のみなさんからすぐ認知されそう(笑)。ボードゲームもあって、たくさん遊べそうですね。
安井:卓球もある! せっかくだから、ちょっとだけ遊んでもいいですか?
――どうぞどうぞ! 「コムレジ赤羽」はアイロン、掃除機などの日用品の他、BBQやゴルフセット、キャンプグッズなどのレンタルも行っています。敷地内にはカーシェアも設置されています。
安井:なんでもシェアするのって、今どきの考え方で素敵ですね。ゴルフクラブが借りられるなら、入居者メンバーで部活もできそう。
萩谷:ゴルフクラブは買い集めるだけでも大変だから、趣味が多い人にはうれしいかも。あと車が借りられるのは助かるよね。最近の車って車体が大きいから、立体駐車場のパレットに乗らないこともあって、駐車場選びも難しくなってきているんですよ。平置き駐車場は空きが出るのを待たないといけないし。カーシェアだと、そういうことを気にしなくていいのが助かりますね。
安井:自分たちで会社をやっているので、仕事でも車をよく使うし、マンション内にカーシェアがあるならありがたいね。

▲安井謙太郎(やすい・けんたろう)さん/7ORDERのリーダーでボーカル担当。2019年、エンターテインメントを追求するグループ「7ORDER(セブンオーダー)」を結成。2024年からは安井さんがCEOを務める株式会社L&L'sを所属母体として活動を開始。2025年5月には6年ぶりとなる舞台公演「【舞台】7ORDER 〜BOY meets GIRL〜」を開催する Instagram:@kentaro_dayooon

▲萩谷慧悟(はぎや・けいご)さん/7ORDERのメンバーでドラム担当。舞台やラジオ、声優など幅広いアーティスト活動を続ける。多趣味で有名で、中2からドラムを続ける他、サバゲーやアニメ・サブカルチャー、スキューバダイビング、ONE PIECEカードゲームなどを嗜む。動物好き Instagram:@keigo_hagiya_official
二人が気に入った共有部は「カフェテリア」と「フィットネス スタジオ」
――館内は顔認証で扉が開くので、私が先に通りますね。次は「リラックス食堂」のあるカフェテリアを見学しに行きましょう。
安井:顔認証⁉ めちゃくちゃハイテクじゃないですか。
――居住登録をしている方のお顔を、カメラで判別しているんです。両手がふさがっていても扉が開くので便利ですよ。

▲最先端の顔認証に驚く二人
――ここがカフェテリアです。「リラックス食堂」では平日のみ22時まで管理栄養士が考えた定食やお酒、ちょっとしたおつまみが楽しめます。
萩谷:スーパーより遅い時間まで営業してくれるのってありがたいですね。仕事をしていると、「今日もコンビニ飯か」って落ち込む時があるから。
安井:この食堂は、社会人や一般入居者も入れるんですか?
――もちろんです。
安井:最高ですね。ここで出会った人と友達になれそう。しかも定食は700円で、生ビールが550円⁉ 「ちょい飲みセット」まである!
萩谷:お酒を飲むと片付けが面倒だから、食器を下げたらそのまま自室へ戻れるのはありがたいですね。カフェテリアの雰囲気も、広々していて開放的で過ごしやすい。
安井:家とホテルの中間みたいな雰囲気だよね。座席も、友達とランチができるソファ席と、一人でのんびり座れるカウンター席がある。いいなぁ。

▲カフェテリアで一息
――交流イベントもあるので、自然と知り合いが増えますよ。次はワーキングスペースをご紹介しますね。

▲多様な働き方をサポートするワーキングスペース
安井:リモートワークにめちゃくちゃ最適ですね。個室があるとオンライン会議に困らなさそう。しかもコピー機まで設置されてる! コンビニまで行かなくていいのは楽ですね。
――平日は利用する方が多いですよ。次は、「フィットネス スタジオ」を見てみましょう。
萩谷:マシーンが揃っていますね。フリーウェイトまである! スケジュールが忙しくてなかなかジムへ行けないからありがたいな。これでパーソナルトレーナーがいてくれたら、言うことなしですね。
――残念ながらパーソナルトレーナーはいないんですよ。

▲撮影中、本気のトレーニングを始める萩谷さん
安井:もしかしたら、パーソナルトレーナーがここに住んでるかもよ。仲良くなれたらいいね。
あ、体の成分分析ができるInBody(インボディ)も置いてある。ジムによっては有料なんですよね。やってみてもいいですか?
――どうぞどうぞ。
安井:(計測中)僕の体、健康だって。良かった(笑)。ジムのマシーンはどれもテレビ付きだし、タブレットなども置けそうで素敵だね。
萩谷:腹筋マシーンもあるよ?
安井:腹筋やっとくか! ……ちょっと待って。ウェイトがめちゃくちゃ重たい設定になってる! このマンションに、とんでもないマッチョが住んでるんじゃないですか!? しかもちょっと椅子が温かい(笑)。さっきまで居たんだ!

▲安井さんにトレーニングのアドバイスをする萩谷さん
社会人棟は「一人暮らしを始めた人にピッタリ」
――住居エリアもご紹介しますね。ここは社会人棟で、各階にキッチンや冷蔵庫の設置されたシェアリビングが作られています。
萩谷:料理で部屋に匂いが付くのを気にする人もいるから、良さそうですね。
安井:お皿もシェアして使えるんだ。
萩谷:料理がうまい人は人気者になれそう。「あいつが帰ってきた! そろそろ美味しい料理が食べられるぞ!」って。
安井:前に住んでいたマンションで、同じフロアに友達が住んでいたことがあるんだけど、すごく楽しかったよ。出来上がった料理を分けたり、一緒に映画を観たりして。
萩谷:そういう暮らし、憧れるね。しかもテレビ台にはNintendo Switchが置いてある!
――設備として配置されています。
安井:Nintendo Switchが設備なの⁉ 初めて聞きました。
――住居スペースは大型家具が備え付けになっていて、シャワーユニットかユニットバスタイプが選択できるんですよ。

▲全タイプ家具&家電付き
萩谷:ゼロから上京する人にはうってつけだね。一人暮らしを始めるのって寂しいし、辛いこともあるけど、ここなら交流が深められそう。都心だけじゃなくて、地方にもほしいくらい。
安井:ホテル暮らしに憧れる人にもピッタリだと思うよ。
メンバーと暮らすなら「プライベート重視で」
安井:社会人棟では、同僚が同じフロアに住むこともあるんですか?
――さまざまな企業の方との交流が促進されるように、可能な限り同じフロアにならないよう配慮しています。
安井:最高ですね。僕たち7ORDERのメンバーも常に仕事で一緒だから、プライベートは自分の時間を大切にしたいんですよ。
――そうするとメンバーで「コムレジ赤羽」に住むとしたら、フロアは別の部屋がいいですか?
萩谷:そうですね。仲はいいけど、プライベートは必要かも。
安井:ツアーに行った時も、3ヵ所目までは一緒にご飯へ行くんですよね。でもそれ以降は、みんな何も言わずに散るんです(笑)。またある程度したら集まる。なぜか一人になりたいタイミングが同じなんですよ。

▲みんな仲良しだけど一人時間は大切だそう
――「コムレジ赤羽」で印象的だった共有部はどこでしたか?
安井:個人的にはカフェテリアとか「ツドイ ラウンジ」とか、採光が大きく取られていてガラス張りの作りなのがすごくいいなと思いました。中庭は外からの視線を気にせず過ごせるからリラックスできそう。
萩谷:一人で過ごす空間と、シェアする空間のメリハリがしっかりしていたね。僕は防音がしっかりした「サウンドルーム」が気になりました。そこでバンド練習ができそうだし。
安井:ドラムがあったら最高だよね。ドラマーはみんな防音対策が大変だから。
萩谷:そうなんだよね。1階の角部屋に住むか、諦めて音楽スタジオに通うしかないから。

▲楽器の練習やカラオケ、映画鑑賞など、さまざまなシーンで利用できるサウンドルーム
「将来、どんなマンションで暮らしたい?」

▲共有部のカウンターで
――活躍の場を広げている7ORDERとして、「将来はこんなマンションに住みたい」という夢はありますか?
萩谷:僕はアナホリフクロウを飼っているから、猛禽類などのエキゾチックアニマルが飼えるマンションだとうれしいです。
安井:場所はどの辺りがいい?
萩谷:町田とか、北千住かな。あの辺りって珍しい動物を扱うペットショップが多いから。
安井:栄えてるけど都心すぎないし、いい場所だよね。
萩谷:それで、趣味ごとに部屋がほしいね。僕は趣味が多いから、サバゲーの部屋には壁にモデルガンがかかっていたり、マリンルームはダイビングショップみたいに写真や機材が置かれていたり。フクロウの部屋には、止まり木があるとか。シアタールームもほしいよね。
安井:実現するには、6LDKくらいないとね。僕は自宅とは別にアトリエスペースを構えたいです。会社を立ち上げた時に、マンションの一室を撮影部屋にしたこともあるんですけど。メンバーで集まれる防音室とか、ミーティングスペースもアトリエにほしいですね。

▲5月には7ORDERとして6年ぶりの舞台公演を控えているそう
[前編はこちら]
7ORDER・安井謙太郎と萩谷慧悟の、自宅へのこだわりとリアルマンションライフ
取材・編集:小沢あや(ピース株式会社) 構成:結井ゆき江 撮影:小原聡太
撮影場所協力:長谷工コーポレーション「コムレジ赤羽」
WRITER
編集者。「ピース株式会社」代表。ミュージシャンや企業の発信支援として、オウンドメディアの運営やコンテンツ制作を手掛ける。ポッドキャスト「働く女と◯◯と。」を毎週水曜日に配信中。 X:@hibicoto
おまけのQ&A
- Q.5月23日から開催される「【舞台】7ORDER 〜BOY meets GIRL〜」への意気込みは?
- A.安井:7ORDERとしては約6年ぶりの舞台です。これまでの道のり、そして今僕らが伝えたいことなど、舞台という形だからこそ伝えられるメッセージがあるのではないか?そんな気持ちで舞台をつくります。表現することに拘ってきた僕たちの作品を、是非劇場で体感してください。 萩谷:6年ぶりの、メンバー揃っての舞台作品です。「7ORDER」という名前は、前回の舞台を通して世の中に発信されました。原点に戻り、メンバーとお芝居をするというこの機会は、今後の活動の中でもなかなかない特別なものになるかと思います。阿部顕嵐と共に6人でお届けする作品を、お見逃しなく!