エンターテインメントを追求する6人組音楽グループ・7ORDERの安井謙太郎さんと萩谷慧悟さん。それぞれが暮らすお部屋のこだわりや、理想のマンションについて伺いました。
部屋のレイアウトにこだわりあり!
――お二人は、現在はどんなお部屋で暮らしているんですか?
安井謙太郎さん(以下、安井):僕は全体的に明るいテイストのインテリアで揃えています。白をベースに、ウォールナットの家具で揃えて、ライトも自分好みに付け替えていますね。間接照明をたくさん使って、食事を取る時は明るく、お風呂上がりは照明を落として、リラックスした雰囲気にするように心がけているんです。
あとは観葉植物が好きなので、日当たりと風の通りを重視しています。観葉植物は気分で配置を変えていて、今は旅先で購入した可愛いラグの上にまとめて置いています。

▲安井謙太郎(やすい・けんたろう)さん/7ORDERのリーダーでボーカル担当。2019年、エンターテインメントを追求するグループ「7ORDER(セブンオーダー)」を結成。2024年からは安井さんがCEOを務める株式会社L&L'sを所属母体として活動を開始。2025年1月から3月にかけて日本武道館公演を含むライブツアーを開催 Instagram:@kentaro_dayooon
萩谷慧悟さん(以下、萩谷):僕はアナホリフクロウを飼っていて、フクロウファーストの生活なんですよ。インテリアのコンセプトは、まず「フクロウにとって安全な部屋」。基本的に止まり木につないでいて、僕が在宅の時は放鳥しています。だから雑貨類はなるべく置かないようにしていますね。意外なものが鳥にとっては危険なんです。一時期、インコを飼っていたこともあるんですけど、コートを齧るから大変でした。

▲萩谷慧悟(はぎや・けいご)さん/7ORDERのメンバーでドラム担当。舞台やラジオ、声優など幅広いアーティスト活動を続ける。多趣味で有名で、中2からドラムを続ける他、サバゲーやアニメ・サブカルチャー、スキューバダイビング、ONE PIECEカードゲームなどを嗜む。動物好き Instagram:@keigo_hagiya_official
究極のリラックス方法は、たっぷり湯を張ったお風呂
――それぞれ、ご自宅ではどんな風に過ごしていますか?
安井:基本は寝ていますね。観葉植物に水をあげたり、掃除したりはしますけど、ベッドでのんびりするのが好きなんです。
一番のリラックスタイムはお風呂です。「今日は頑張ったな」という日は、湯量をいつもより多めにして、首まで浸かってお風呂を堪能しています。
萩谷:「ジャッパーン」ってお湯があふれるくらい?
安井:そこまでじゃないけど(笑)。普段は節水を考えて、湯量もやや少なめなんだよね。お湯を張るのが面倒な時もある。
萩谷:分かる。僕は面倒だからシャワーで済ますことが多いな。うちはオール電化で電気の使用量が分かるから、電気代も気になるし。

▲パーティールームのカウンターでおしゃべり
――萩谷さんは電気代を毎月細かくチェックしているんですか?
萩谷:はい。我が家は高い方ですね。フクロウのために室温を保たないといけないので、エアコン代がかさみます。留守中でも、夏は24~25度、冬は20度以上に設定しているんです。
――フクロウとの生活って、想像がつかないのですが、実際はどんな感じなんでしょうか。
萩谷:普段の生活としては、特に変わったことはないです。ただ、フクロウを飼っていると、物件探しで悩むことが多くて……。物件規約に「ペット可」と明記してあっても、犬や猫を想定したケースがほとんどで、猛禽類は飼育出来るかオーナーに聞いてみないと分からないんです。だから、引っ越しには慎重になりますね。結局は、ペットを巡ってトラブルが発生しないかが争点になるみたいです。
衣裳部屋は、一工夫して「見える化」管理
――お二人は自炊するそうですが、キッチンのお気に入りポイントは?
安井:ディスポーザーは便利に使っています。食洗機は備え付けてあっても、あまり使わないです。手洗いじゃないと、どうしても洗った気になれなくて。
萩谷:僕も食洗機はいらない派。でも、ガスコンロには憧れます。今の部屋がIHで、火力に不安を感じるんですよね。
安井:うちはガスコンロなんだけど、コンロ汚れって放っておくと取れにくくなるじゃん? だから、掃除が大変なんだよね。前にメンバーの長妻(怜央)が遊びに来たことがあるんだけど、料理を作った後すぐコンロ掃除をしていたら、「なんで食べる前にいきなり掃除するの?」って引かれたことがある(笑)。
萩谷:彼は自炊しないから、すぐに掃除した方が楽だっていう気持ちが分からないんだろうね。

▲器やグラスにもこだわりがある萩谷さん
安井:あとは食器収納の最適解が未だに分からなくて。いつもうまく使いきれない。
萩谷:分かる。ワイングラスを吊り下げられる収納があるけど、グラスのサイズが合わないんだよね。別の収納は付けられないし、ちょっと困ってる。
――キッチン収納はまだ改善点が多いんですね。お二人とも、ファッションが大好きだと思いますが、衣類の収納はどうしていますか?
安井:ついに衣裳部屋を作りました。畳んで収納するとどんな服を持っているか忘れちゃうから、基本はハンガーにかけて収納しています。やっぱり奥行きのある収納は、何をしまったか忘れるから難しいですね。
萩谷:やっぱり衣裳部屋って必要なんだね。7ORDERとして独立してからは、衣裳を自前で用意することも増えて、服が一気に増えたんですよ。とりあえずまとめて畳んで床に置いていますけど、これからどうしようかな。まだ考え中です。
メンバーとの打ち合わせは、事務所社長・安井さんのマンションで
――他のメンバーが自宅へ来ることもあるんですか?
安井:ありますよ。基本、7ORDERの打ち合わせはうちでやっています。でも、打ち合わせが終わった後もなかなかメンバーが帰らないんです。だから帰って欲しい時は、ソファーに顔を突っ伏して「そろそろ帰って欲しいな」と意思表示をしています(笑)。
萩谷:そうそう。安井の顔が見えなくなったら、「帰って」の合図なんだよね(笑)。
たまに、レコーディングする時にはモロ(諸星翔希)の家へ行くよね。
安井:モロの家には、サックスを練習するための防音ルームがあるんです。あとは、カキ鍋パーティーも開催するよね。モロがカキ好きだから。

▲メンバーが揃うとにぎやかなのだとか
――メンバー同士で、ホームパーティーをすることもあるんですね。
安井:ありますよ。でも、全体的に機会は減ったかな。真田(佑馬)は絶対に部屋に入れてくれないし(笑)。
萩谷:一人暮らしを始めた頃は入れてくれたけどね。
安井:酔っぱらった真田を彼の部屋まで送った時も、玄関前で「大丈夫だから!」「ここで大丈夫!」って起きて、部屋には絶対に入れてくれなかった(笑)。
――メンバーの自宅に集まる時は、どんな手土産を持っていくんですか?
安井:だいたいお酒ですね。それぞれ、いただきもののお酒が家にあるんですよ。
萩谷:普段から自宅でお酒を飲むのは僕くらいで、みんなで集まる時に持ち寄って、おいしくいただいてます。
理想のマンション暮らしは、「フルリノベでオリジナリティを追求」
――最後に、お二人にとっての理想のマンション暮らしは?
萩谷:マンションの醍醐味って、オートロックとか、駐車場やゴミの管理が行き届いているところだと思うんです。戸建てだとゴミを出す日が決まっているから、僕たちのように不規則なスケジュールのお仕事だと住むのが難しくて。マンションだと、一人では管理しきれない部分をフォローしてもらえるので、ありがたいですね。
安井:いつでもゴミが出せるのって本当に助かるよね。自分の階からゴミが捨てられるダストシュートがあったら最高だな。フロア毎にゴミ捨て場がある物件とかね。
――24時間ゴミ出し可能物件は、たしかに便利ですね。安井さんの理想のマンションは?
安井:ヴィンテージマンションに憧れますね。僕は自然が好きだから、窓から緑が見えるような低層マンションだとベスト。フルリノベーションをして住んでみたいです。今の自宅も、本当は壁を抜きたいんですよ。寝室の床も、ホテルっぽいカーペットにしたいんですよね。でも賃貸だと難しいから、上からフロアタイルを張って工夫して楽しんでいます。

▲「コムレジ赤羽」の中庭で
取材・編集:小沢あや(ピース株式会社) 構成:結井ゆき江 撮影:小原聡太
撮影場所協力:長谷工コーポレーション「コムレジ赤羽」
WRITER
編集者。「ピース株式会社」代表。ミュージシャンや企業の発信支援として、オウンドメディアの運営やコンテンツ制作を手掛ける。ポッドキャスト「働く女と◯◯と。」を毎週水曜日に配信中。 X:@hibicoto
おまけのQ&A
- Q.3月15日の日本武道館単独公演への意気込みは?
- A.安井:4年ぶりの日本武道館です。コロナ禍の時には出来なかった、歓声にあふれたステージにしたいです。僕たちにとって記念すべき公演になります。是非お越しください!!
萩谷: 4年前に日本武道館に立ったのは、デビューしたばかりの頃でした。当時はまだ知らないことが多く、純粋に楽しみでしかなかったです。でも今、いろいろなアーティストさんと出会っていろいろな経験をした上で、あの特別なステージに立つことに、前回よりかなり緊張しています。とにかく最高のライブにします!!