首都圏　マンション市場動向　2025年2月

2025年03月28日 / 『CRI』2025年4月号掲載

概況

●当月の新規供給戸数は109件1,288戸、前年同月比2.4％減で、4ヵ月連続で前年同月を下回った。地域別では横浜市、さいたま市、千葉市で前年同月を上回ったものの、都内23区山手エリアで同62.5％減（前年同月331戸→124戸）となった。

●初月販売率は69.7％で前年同月比0.2ポイントダウン。地域別ではさいたま市、千葉市で80％を上回った。

●首都圏全体の分譲単価は前月比8.9％アップの1,215千円/㎡、平均面積は同0.6％ダウンの65.37㎡で、平均価格は同8.2％アップの7,943万円。超高層物件の構成比が上昇した影響（前月4％→26％）の影響で分譲単価・平均価格アップとなった。

●2月末の分譲中戸数は6,238戸、前月比で290戸減。完成在庫は3,177戸、同10戸増。前年同月の分譲中戸数（5,744戸）、完成在庫（2,997戸）を上回った。