布団の正しい洗い方は?自宅の洗濯機で布団を洗う方法を解説!
掛け布団の洗濯の仕方は?洗濯機で洗う方法と、浴槽で手洗いする方法をご紹介します。
■ご注意
布団には、丸洗いできる布団と、できない布団があります。今回ご紹介するのは、自宅で丸洗いできる布団の洗い方です。たとえ自宅で丸洗いできる布団であっても、洗い方を間違えると布団を傷めることがあるため、必ず洗濯表示を確認してください。
布団を洗濯しないとどうなるの?
「そもそも布団は洗えるものなの?」と疑問を抱く方もいることでしょうが、最近は丸洗いできる布団もあり、そうした布団を利用する人も増えています。「布団カバーを洗うだけでは、心もとない」「特に夏は寝ている間に大量に汗をかくから、布団を洗いたい」という方は、既に洗える布団を使用しているかもしれませんね。
布団は、干すことで睡眠中にかいた汗の水分を乾かすことはできますが、布団内部の汚れを落とすことはできません。布団の主な汚れは汗や皮脂、フケなどで、それらをエサとしてダニや雑菌が布団の中で繁殖することもあります。
もしお使いの布団が羽毛布団であっても、丸洗いできるのであれば、洗濯をおすすめします。今回は、「せっかく丸洗いできる布団を利用しているのに、毎日忙しくて、布団の洗濯まで気が回らない」という方に向けて、掛け布団の正しい洗い方について解説します。たとえ丸洗いできる布団でも、間違った洗い方をすると布団の機能を損なうので、注意してくださいね!
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詳しくはこちら洗濯機で洗う
まず、お使いの布団が水洗いできるかどうか、布団のタグに記された洗濯表示をチェックします。水洗いできる布団のなかにも、洗濯機で洗える布団と、手洗いを推奨する布団の2種類があります。ここでは、洗濯機で洗えるマークが付いた布団の洗い方をご紹介します。
まず、洗濯機で洗えるマークを見てみましょう。
洗濯機の大きさと布団のサイズ
洗濯機の大きさや布団の重さによって、洗える布団のサイズも変わってきます。布団は洗濯機の7~8割くらいに収まることが望ましいといわれます。洗濯機に対して大き過ぎる布団を無理やり洗うと、布団を傷めるうえに、洗濯機を故障させることもあるので注意しましょう。
洗濯機の大きさと洗える布団のサイズの目安は以下の通りです。
容量が大きなファミリー向けの洗濯機で10kgタイプの場合は、目安としてダブル・セミダブルの掛け布団1枚を洗えます。また、7kgタイプの洗濯機の場合は、目安としてシングルの掛け布団1枚が洗えます。ただし、メーカーや機種によって洗える布団のサイズや重さの上限も決まっているため、事前に取扱説明書を確認してください。
洗濯機での洗い方
■所要時間:1時間~
■難易度:★★☆☆☆
■洗濯頻度の目安:季節の変わり目(年2回)
STEP1
最初に汚れの多い首周りは予洗いをしましょう。首周りの箇所を濡らして、固形せっけんを塗り、揉み洗いをしておきます。
STEP2
その後、布団を寝具用の大きなサイズの洗濯ネットに入れます。まず、布団を縦方向に3つ折りにして、空気を抜きながらくるくると巻くと、スムーズにネットに入ります。
STEP3
洗濯機に水を張って洗剤を溶かします。先に洗剤を溶かしておくことで、布団にむらなく洗剤が行き渡ります。特に、粉タイプの洗剤を使う場合は事前にしっかり溶かしておきましましょう。
STEP4
布団を洗濯機に入れます。布団が浮き上がらないように、押し込んで布団に水を含ませるようにします。
STEP5
「大物洗い」「毛布洗い」などのモードを選択します。
STEP6
脱水が終わったら、2本の物干し竿の上に、またぐようにして干します。
風通しのよい場所に、1日天日干しして、しっかり乾燥させましょう。表面が乾いても、布団の中に水分が残っていることがあります。
少しでも水分が残っていると、ダニやカビが発生する恐れがありますから、しっかり乾かすことが大切です。
天気のよい日に朝から洗濯を!
1日で乾ききらず、生乾きのまま2日間干してしまうと、雑菌が繁殖しやすくなりますから、必ず天気のよい日に洗濯してくださいね。1日で乾ききらない場合は、コインランドリーに持っていき、布団乾燥機を利用しましょう。
布団洗いは季節の変わり目に年2回行ないます。たとえば、冬の布団をしまう前、夏の布団をしまう前。あるいは、冬用、夏用の布団を使い始める前に洗うことをおすすめします。
また、普段から汗をかいたカバーは頻繁に洗い、布団に汚れをためないことも大事です。
浴槽で洗う
■所要時間:30分~(放置時間を含む)
■難易度:★★☆☆☆
■洗濯頻度の目安:季節の変わり目(年2回)
手洗いのマークが付いた布団は浴槽で手洗いします。
手洗いのマークは以下となります。
STEP1
布団を4つ折りにして浴槽に入れ、シャワーをかけて表面の汚れを予洗いします。前述した通り、汚れのたまりやすい首周りには固形せっけんを塗り、揉み洗いします。
STEP2
浴槽の縁に布団を掛けてから、浴槽にお湯を入れます。お湯は、循環口の下まで入れるようにしましょう。循環口の上までお湯を入れると、汚れた水や洗剤が風呂釜内に入ってしまい、汚れの原因にもなるため、注意してください。
STEP3
お湯に洗剤を入れて、よく混ぜて溶かします。洗剤の量は、表記にある適量を入れてください。
STEP4
万遍なく足で踏み、押し洗いをします。これまで洗ってこなかった布団の場合は、お湯が真っ黒になることがあります。
STEP5
お湯を入れ替えて、足で押し洗いします。2~3回、お湯を入れ替えて、足で押し洗いをすれば、すすぎの完了です。なお、布団を長時間、濡れた状態にしておくと傷みの原因になりますから、短時間で洗うようにしましょう。
STEP6
すすぎが終わって排水したら、足で踏んでできるだけ水気を絞ります。最後に、洗濯機で脱水だけ行ないます。
STEP7
脱水まで終わったら、先に述べたように、物干し竿を使って干し、1日以内に乾かしましょう。
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詳しくはこちら洗濯したら、ニオイが消えた!この布団には洗濯が必要だったんだ〜!
これからも天気のよい日にお布団を洗わなくちゃね!おかげで、今夜は気持ちよく眠れそう♪
丸洗いできる布団は、たまに洗濯してほしいニャ。頻繁に洗うと布団を傷めてしまうから、洗い過ぎには気を付けてニャ!
掛け布団を天日干ししたのに、布団から変なニオイが…。布団って干すだけじゃだめなのかな?
毎日使う布団は汗や皮脂で汚れているし、ダニが潜んでいることもあるから、洗濯をおすすめするニャ!洗濯OKのマークが付いていれば洗濯機で、手洗いのマークが付いている場合は浴槽で手洗いするニャ!