魚焼きグリルの正しい掃除方法!きれいに保つ工夫もご紹介
重曹を使った魚焼きグリルの掃除や掃除する際の注意点をご紹介します。
■ご注意
魚焼きグリルの網や受け皿には、コーティングが施されているものが多く、掃除する際にスチールたわしや繊維の粗いものでこすってしまうとコーティングが剥がれてしまう可能性があるので注意しましょう。
魚焼きグリルの汚れの種類は?
手軽に使えて、ほかの料理と平行して魚や肉を焼きたいときに大活躍する魚焼きグリル。しかし、「手入れしなきゃ」と思っても、魚焼きグリルは掃除が少し面倒だと感じ、なかなか手を付けられていない方もいらっしゃるのではないでしょうか?そこで今回は、魚焼きグリルをどのように掃除してよいか分からない方に向けて、掃除方法ときれいに保つための工夫について解説します。
正しい方法で掃除を行なうためには、まずは魚焼きグリルに付きやすい汚れの種類を把握しましょう。主な汚れとしては、以下の2つがあります。
油汚れ
余分な油が網の下に落ちるということがメリットである魚焼きグリルですが、その分、網だけでなく受け皿まで油でベトベトと汚れてしまいがちです。また、油は下に落ちるだけでなく、加熱中に飛び散って庫内やグリル扉にも付着します。しかも、油汚れは時間がたてばたつほど、落ちにくい汚れになります。
焦げ付き
魚や肉などを焼いた際に、網に付着する焦げ付きもグリルが汚れてしまう原因のひとつです。食材によっては、焼き目が付くほうがより美味しく感じる場合がありますよね。しかし、焼き目がしっかり付けば付くほど、その分グリルにも焦げが残ってしまいます。焦げ付きも、油汚れ同様に時間がたつほど頑固で落ちにくくなります。
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詳しくはこちら魚焼きグリルの掃除方法
魚焼きグリルの掃除には重曹がおすすめです。同じアルカリ性の洗剤として、セスキ炭酸ソーダもありますが、魚焼きグリルは食品を扱うものなので、食用にも使われる重曹のほうが適しているといえます。そのため、今回は、重曹を用いた掃除方法をご紹介します。
■所要時間(置き時間も含む):15分~
■難易度:★★☆☆☆
■掃除頻度の目安:使用するたび
重曹を使った掃除方法は次のような手順で行ないます。まずは受け皿や焼き網を引き抜き、シンクに移して掃除をします。
受け皿に小さじ1の重曹を振りかけ、お湯を入れて十分に浸します。焼き網は、お湯に浸しにくいため、受け皿の上に重ねましょう。その後、焼き網の上にキッチンペーパーをのせ、上から重曹を振りかけます。続いて、キッチンペーパーの上からお湯を垂らします。ここで、お湯を垂らすのは、汚れをゆるめることに加え、重曹を溶かすためといった意味があるのです。このようにパックにすることで、頑固な焦げ付き汚れがスポンジで簡単に落ちやすくなりますよ。
細かい部分にはお手入れ棒が大活躍!
グリルの庫内の奥や側面など、取り出せない部分には、お手入れ棒を使いましょう。お手入れ棒の作り方は、次の通りです。菜箸や割り箸などに濃度1%の重曹水を吹きかけキッチンペーパーを巻いて輪ゴムで留めれば完成です。なお、重曹水は40度のお湯200mlに重曹小さじ1/2杯を入れて作ります。
掃除をする際に気を付けたいポイント
魚焼きグリルの掃除をより上手に行なうために、気を付けたいポイントがあります。ここでは、掃除する際に注意したいポイントを見ていきます。
力を入れ過ぎない
落ちにくい汚れは、ついつい力を入れ過ぎてしまう場合もあるかもしれませんね。しかし、商品によっては焼き網や受け皿に、キズや汚れ防止のコーティングが施されているものもあります。頑固な汚れだからといってスチールたわしや、固い歯ブラシなどで力強くこすってしまうとコーティングが剥がれる可能性もあります。ブラシを使用する場合は、必ずお使いのグリルの説明書を確認するようにしましょう。
手袋を使う
基本的に重曹は、弱アルカリ性のため、短時間であれば素手で触っても問題ないとされています。しかし、長時間触る場合や手荒れをしている場合は、念のためゴム手袋やビニール手袋を使用するようにしましょう。
魚焼きグリルをきれいに保つための工夫
魚焼きグリルをきれいな状態で保つ方法は、なんといっても汚れが付いたまま使用せずに、毎回必ず掃除をしてから使うことです。なぜなら、汚れが付いたまま魚焼きグリルを加熱すると、汚れが焦げ付き、落ちにくい汚れになってしまうからです。魚焼きグリルを使用した後は必ず掃除をしましょう。そうすることで長く使い続けることができます。
また、魚焼きグリルの種類によっては、以下のような工夫も実践できるので、参考にしてみてくださいね。
網にアルミホイルを敷く
お使いの魚焼きグリルが片面焼きの場合は、網にアルミホイルを敷くのもきれいに保つための方法のひとつです。アルミホイルを敷くことで、網や受け皿を汚さずに済むうえに、使用後もアルミホイルを捨てるだけなので、掃除の負担を軽減することにもつながりますよ。
ただし、アルミホイルを使用しない場合と比較すると焼き具合や時間に多少の差が出てくるので、調理する際はその点に気を付けるようにしましょう。また、アルミホイルを用いる際は引火に注意する必要があります。たとえば、油の多い食材の場合、たまった油が原因となって火が付く可能性があります。また、魚焼きグリルの種類によっては、アルミホイルの使用について注意書きがされている場合もあるので、アルミホイルを活用する際は、必ず説明書を確認するようにしましょう。
なお、アルミホイルの上にかなり油がたまってしまった場合は、市販の廃油処理剤を使用して処分するとよいですよ。
片栗粉を使う
お使いの魚焼きグリルが片側焼きで受け皿に水を入れるタイプなら、片栗粉を使うのもよいですよ。グリルを使用する前に、受け皿に水300mlと片栗粉大さじ4杯を入れ混ぜます。グリルを使用する際は、水溶き片栗粉を受け皿に入れた状態にします。そうすることで、余分な油が水溶き片栗粉の上に落ちるので、油が直接受け皿に付く心配がありません。使った後は、固まった片栗粉を受け皿からはがすだけなので掃除もラクになりますよ。
なお、固まった片栗粉は、排水口に流さずに、袋に入れて捨てるようにしましょう。排水口に流してしまうと、詰まってしまう可能性があります。
グリルストーンを使う
片栗粉を使う際と同様に、受け皿に水を入れるタイプなら、グリルストーンを使うのもよいでしょう。100円ショップでも手に入るグリルストーンは、油を吸収し、ニオイを抑える効果があります。また石から放射される遠赤外線によって魚をふっくら焼き上げたいときにも重宝します。
ただし、グリルストーンは、繰り返し使うとニオイや汚れの原因になったり、雑菌の繁殖にもつながったりします。また、油を吸収し黒くなると発火する可能性もあります。そのため、2~3回使用したら取り替え、網は使用したら毎回必ず洗うようにしましょう。
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詳しくはこちらわ~!すごい!ピカピカになった!
ちょっとの掃除でこんなにきれいになるんだね~。
ニオイも気にならなくなったから、また安心して使えるね!焼き魚の料理が楽しくなりそう♪
焦げ付きや嫌なニオイを付けないために、日頃からちょっとした工夫をして使うことがおすすめだニャ。魚焼きグリルがきれいになれば、料理の幅がもっと広がりそうだニャ!
うわ~、魚焼きグリルの網が真っ黒だ!
しかも、頑固な汚れと魚のニオイ…。普段使っている中性洗剤できれいになるかな…。
魚焼きグリルの汚れの掃除には重曹がおすすめだニャ。重曹で掃除しても魚のニオイが気になる場合は、クエン酸が有効だニャ!